カルトヴィタルUPDATE:ステイタスが「子ども待ち」になった。
先日、L'Assurance Maladieに出産予定日2か月前になったら提出する書類を提出してきました。手続き方法に一抹の疑わしさがあったもので、ちゃんとできるんだろうかと不安に思っていましたが、無事にセキュリテソシアルのステイタス(状態)に「J’attends un enfant(子ども待ち)」が追加されました。
これで出産時の費用はセキュ負担(のはず)。
カード情報も更新したので、これで産院での支払い時にカルトヴィタルを出せば、数千ユーロの費用は保険適用となります。
私たちの選んだ産院は私立の病院なので、別途600ユーロが必要になりますが、おそらくこれはミュチュエル(夫の会社で入ってる互助保険)の方である程度カバーされるはず。ともかく、全額自腹になる事態は回避できて本当に良かった。
※2017年11月追記;出産手当はCAF(家族手当金庫)から支給されます。ちゃんと満額923.08ユーロが受け取れました。
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妊娠月数に応じて受けられるサービス色々。
セキュリテソシアルの個人ページ(ameli.fr)で、妊娠月数に応じて保険で受けられる検査などが確認できます。
麻酔医との面談や、出産準備講習、血液検査など。
歯科検査もあるー。今のうちに行っておきたいな。これは夫と相談。
絶対押してはいけないボタンがあります!
昨日やらかして顔面蒼白になったんですが。
この「J’attends un enfant(子ども待ち)」のページの下に<DÉSACTIVER LE SERVICE>というボタンがさらっと設置してあるんですよ。
私、よくわからずこれをポチったところ「OUI」と「ANNULER」っていうボタンがさらに表示されました。で、あんまりよく読まずに「OUI」を押したところ、「J’attends un enfant(子ども待ち)」のページが消滅したんですよ。
そう、これ「サービスをキャンセルします」というボタン。
妊娠関係の補助が、受けられなくなる!出産費用自腹?!
履歴から再接続しようとしても「ページはありません」の表示。もう半泣きになりながら夫に「やっちまったかも」メッセージ。
しかし、夫もよくわからないということで、ひとまず帰宅したら対策を考えようということになりました。
なんだかんだで一夜明けて、サイトに再ログインしたところ、「J’attends un enfant(子ども待ち)」復活しとった!
理由は不明だけど、とにかく安心した。
夫からは、今後「DÉSACTIVER」と書いてあるものについては一度相談するようにと釘をさされました。
いや、ほんとごもっとも。あー怖かった。
だいたいにおいて書類優先のくせに、ウェブでキャンセルできるみたいな仕様、やめてほしい( ;∀;)
小切手を換金しよう。
フランスで銀行口座を開設すると、カードと一緒に小切手帳を発行してもらいます。
使い方はググると出てきます(乱暴ですいません)。ちなみに金額欄を数字ではなく文字で書かなくてはいけないというところで、今の私はお手上げでございます。
逆に、小切手を受け取ったら換金しないと自分の口座にお金は入りません。なので、受け取ったらいそいそと銀行に持っていきます。
小切手換金って、フランスに来て初めてやりました。日本では仕事以外(仕事でもほとんど)小切手にはお目にかかったことがありません。ましてや換金なんてしたことない。
でも、医者にかかった時、セキュリテソシアルでカバーされない部分をミュチュエル(互助保険)で補った場合、保険会社から小切手が送られてくるのです。恐らく銀行振替の手続きをしていれば指定口座に振り込んでくれるはずなのですが、夫の手が回っていない模様。
それはそれとして、これも一つの経験なので、私は楽しんでやっております。
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小切手を換金しよう。
私たち夫婦はCAISSE D'EPARGNEに口座を持っているので、換金の際は窓口に持っていきます。
- 換金したい小切手 ※裏面に小切手の宛名の人の署名
- 銀行口座番号
- 換金用の申請用紙(複写式)
申請書(上写真)に、換金したい小切手の発行銀行名(Banque)、金額(Montant)、換金日(Date du Dépôt)、銀行口座番号(No. Compte)、合計金額(TOTAL)を書き込みます。
何回かやって学習したのは、申請用紙(上写真)に予め必要事項を書き込んで持って行けば、小切手と一緒に窓口の人に手渡して申請書の本人控え分を受け取って終わりなので、あまり時間がかかりません。
2017/12/9追記:窓口の人に渡さなくても、①小切手の裏に振込先口座番号を記入し、②署名して、③換金用申請用紙と一緒に銀行の出入口付近(内部または外部)にあるポストに投函してもOKです。申請用紙と小切手は封筒に入れるかクリップで留めておくといいでしょう。
ATMの近くに用紙が置いてあったりするので、何枚か持っておくようにしています。
営業時間中、早めに持っていけば即日、閉店ギリギリに持ち込んでも翌日には振り込まれています。
銀行は月曜休業だけど、平日17時まで、土曜午前中も開いてます。
フランスの銀行が日本より良いと思うのは、CAISSE D'EPARGNEの場合ですが、月曜日を除く平日は8時半〜17時まで(※12時〜13時半までは昼休み)、土曜日も8時半〜12時まで窓口が開いているというところ。
私は今、時間に融通のきく専業主婦ですが、働いてる人には土曜日も営業してるって、かなり大事だと思う。私だって、何か複雑な手続きが必要な場合は、夫に付き添ってもらわないといけないだろうし、週末やってるのは助かります。
さて、明日もいそいそ換金に行ってこよう。
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学校始まらなかった…。
昨日、一抹の不安をブログに書いていたのですが。
予感的中。
学校、始まりませんでした。
時間どおりに行き、事務局の人が来るのをまって、レベル確認テストを受けた日に渡されたスケジュール表を見せながら聞いてみたんですが、
「まだ開講スケジュールが確定していない。決まったら電話かSMSする」とのことでした。
じゃあ、あのスケジュール表は何を意図して作ったんだ。一体何だったんだ。
通常であれば「これがフランス」と腹も立たないんですが、個人的事由により、今このタイミングを逃すと、およそ一ヶ月後には怒涛の出産・育児がスタートしてしまう予定なので、恐らく学校どころではなくなるものと推測。それだけに、すごく惜しい。
おそらく夫に電話連絡が入ると思われるので、時期を改めて(例えば半年後とか)受講することは可能か、もしくは1ヶ月集中ではなくもっとゆったりしたスケジュールの講座が無いかを聞いてもらうことにしました。
というか、この感じだと12月中の開講はないんじゃないかなー。クリスマス休暇も始まるし。
あー、残念。
後日談
結局、育児が若干落ち着いた一年後にA2に再チャレンジすることにしました。
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学校始まる、のかな?
先日の案内に基づくならば、いよいよ明日からDELF A2受験向けの授業が始まる、はずなのですが、説明会から後、学校からは何の音沙汰もないので、少々「ほんとかな?」という気がしないでもない前日の夕方でございます。
実はDILF A1の結果の通知もまだ手元に届いていないし…。
今回の講座は、かなりスケジュールがタイトに組まれておりまして、全100時間(週28〜30時間)をクリスマス休暇直前の12/22までに完了させるというもの。
そのため、木曜日の17時から19時までの補修枠に加え(木曜は午前午後とも授業あり)、土曜日の午前中も授業が入っており、仕事をしながら受講するというのは到底無理がある設定になっています。小さい子供がいる人にも、少々難しいです。実際、説明会にきていた人も「そんなにベビーシッターを頼めない」と申し入れをしていました。
これが年末という時期的な理由によるものなのか、無料で受講できる代わりに融通が効かない制度なのかは、ちょっと分かりかねます。その内確認してみよう。
とはいえ、自分の事情に立ち返れば、今絶好のチャンス。もう一ヶ月遅かったら、出産して子育てが始まり、とても無理だったと思う。
そんなわけで、お腹の子には「まだだよー、年明けまで待つんだぞー」と毎日話しかけております。
さて、ニースの比較的中心部に学校が位置し、授業開始は8時半であるため、日本を出て以来、久し振りに「通勤・通学ラッシュ」的時間帯にトラムを利用して登校することになります。秋まで通っていた学校は徒歩圏内だったので関係なかったのだけど。
東京都心で10数年電車通勤(京浜東北線・山手線・西武池袋線・有楽町線とか)していた身としては、トラムの混み具合なんて、むしろ「週末の昼間ですか?」程度のものなのですが、乗降客が多く、しかも皆さんいずれもゆったりした動作であるため、トラムの発着もとってものんびり(東京にくらべれば)。
そして私は今、徒歩スピードが亀。やろうと思えば小走りできるけど、さすがに。
というわけで、その分時間に余裕をみて家をでなければ。
起きれるのかしら…。
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ビザ(滞在許可証)初めての更新準備始めました。
今日は一人でニース県庁に行ってきました。
本来の目的は、日本の運転免許証をフランスの免許証に切り換える手続きをするためだったのですが、「Permi de Conduire(運転免許に関する窓口)」に延々50分くらい並んだ後、ようやくPré-Accueil(手続きをしてくれる窓口の前段階の窓口)に用意してきた書類を見せたところ「これは申請書に書いてある住所に郵便で送ればいいのよ」と言われて終了しました。
必要書類が揃っているかどうかの確認すらまともにしてもらえず撤収。もういい、郵送して不足があればその時はその時。これはミッションコンプリートしたら別途まとめることにしよう。
で、県庁の受付終了時間(11時半)までまだ20分くらいあったので、滞在許可証更新手続きの書類について聞いて帰ることができました。
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滞在許可証(1回目)更新に必要なものリスト
以下は、フランス人の配偶者として滞在許可証を更新する場合に必要なものリスト(※2016年11月時点のニースの場合)です。
更新手続きはビザの期限最終日の2ヶ月前から可能。予約は不要で、ニース県庁(Accueil no.3)に以下のものを持参するように、とのこと。コピーと原本と配偶者を持っていきましょう。
1)申請書(Demande de titre de sejour)(黄色いA3用紙サイズ)
2)添付書類
- 滞在許可証(visa de long séjour)
- パスポート:有効期限内・基本のページ部分
- 出生証明書(un extrait d'acte de naissance avec filiation ou une copie intègrale de naissance):戸籍謄本と大使館作成の仏語翻訳。発行日から6か月以内のものを用意しました。以前マルセイユに取りに行ったものを再利用。
- 居住証明書(3ヶ月以内のもの)(justificatif de domicile detant de moins de 3 mois):水光熱費の請求書、賃貸契約書など
- 顔写真3枚(3 photographies d'identité):35mm×45mmサイズ 県庁内に機械があります。5ユーロでした。街中やFNACなどに置いてあるより安いかも。
- 移民局(OFII)発行の証明書(justificatif d'acquittement de la taxe sur le titre de sèjour et du droit de timbre):印紙を提出した後にパスポートに貼ってもらったシール。
- 移民局(OFII)召喚時に受領した健康診断証明書
〈配偶者ビザの更新の場合〉
- 正規にフランスに入国したことの証明(justificatif de l'entrée régulièr en France):パスポートの入国時のスタンプなど。※任意の証明資料を出すよう書いてあります。
- フランスにおける婚姻証明書(justifificatif du mariage en France):結婚証明書のコピー
- 配偶者のIDカード:夫のフランス国籍を証明するもの(nationalité française du conjoint)原本とコピー。6ヶ月以内のもの。
- 6ヶ月間フランスで共同生活していることの証明(communauté de vie de 6 mois en France):賃貸契約書、EDF(電気代)領収書、銀行口座証明など。私は夫の銀行口座を共同使用しているのでそれを準備(relevé d'identité bancaire)。
3)フランス人配偶者(私の場合は夫)
なんかおかしい・・・。
県庁の人が、私のように配偶者(夫)がフランス人という場合に必要なものとしてチェックいれてくれた必要書類は上記の通りなんだけど、これみるとどこにも出てこないのが
- 家族手帳
- 移民局(OFII)指定の市民講座受講修了証
- 移民局(OFII)指定の語学学校の受講修了証やDILF受験の証明書
などなど。特に1と3、本当にいらないのかって感じ。1の家族手帳は、婚姻証明書に該当するのかもしれないけど、これは夫にも要確認。でももしそうなら端的にそう書いておいて欲しいところ。
とはいえ、収穫はあった。
今日行ってみて分かったことは、ビザの更新手続きに予約は不要・配偶者は一緒に行かないとだめ(本当に一緒に暮らしてるか確認するためらしい)。そしてとにかくひたすら並ぶ・待つ!ということだな。
とりあえず月〜金曜日の朝9時から11時半までに入館していれば、その時間を過ぎても対応はしてもらえそう。でも時間に余裕をもって行った方がよさそうです。
ちなみに、一昨日ナビアプリを信じてバスに乗って向かったところ、なぜか目的地から3キロ以上離れたバス停で下車することになり11時半までに県庁にたどり着けない(諦めて引き返した)、という失態を犯したのですが、今日県庁で何気無く壁の張り紙を見ていたら、その日(一昨日)は「技術的な理由」により全館お休み、という一瞬我が目を疑った張り紙がしてありました。なので、県庁のくせに平日に臨時休館ということも有り得るという点もお含みおきください。
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カルトヴィタルUPDATE:フランスで出産手当を申請しました(多分)
出産予定日まであと43日。
L'Assurance Maladieから「出産予定の二ヶ月前になったら申請してね」と通知されていた出産手当申請のための手続きをしました。
といっても、L'Assurance Maladieから送られてきた妊娠届のコピーと送付状をCPAM(L'Assurance Maladieの事務所)に提出するだけ。郵送またはCPAMに直接行って入口横に置いてあったアクリルボックスに放り込んでも良し。
対応してくれた職員の人に「これだけ???」と二回も確認してしまいました。なお、先月に別件で行ったときにも同じことを尋ねて、同じ回答をされているんですよね。
提出後2週間ほどすれば、セキュリテソシアルのシステムが変更登録され、私の区分が「naissance(出産)」になり、カルトヴィタル(健康保険証)を使用した際に、その区分に応じた保障がされる(らしい)。
そして、出産後の病院での精算時にカルトヴィタルを出せばお金は取られない=出産費用は国負担となるそうです。
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カルトヴィタルのアップデートを忘れずに。
ところで、フランス人なのに夫もあまりよく分かっていなかった、カルトヴィタルについてやっておかねばならない手続きとして「カードのアップデート(mise à jour)」というのがあります。
これは、最寄のCPAM(L'Assurance Maladieの事務所)もしくはアップデートに対応している医院・薬局などに出向き、専用機械を使ってカルトヴィタルの情報を更新するという作業です。
たとえば、かかりつけ医を変えた等、登録情報が変わった場合に必要です。
書面で届出たら、変更手続き完了の有無がL'Assurance Maladieのウェブサイトの自分のアカウントページから確認できますが、システム上の変更登録完了と手元にあるカルトヴィタルのICチップ内の情報更新は別の処理になっています。(なんかこういう二度手間、あと一歩!なところがフランスなんだよなあ。)
そのため、何か変更があった場合は、カルトヴィタルを専用端末に差し込んでアップデートする必要があります。
カードに最新情報が反映されていないと、使用の際に支障をきたす場合も無きにしもあらず、とのこと。私は、かかりつけ医の情報が反映されていなくて、検診の時に質問を受けて少し困りました。
いつ行っても長蛇の列ができているCPAMですが、アップデート自体は端末機が空いていればすぐに手続きできます。長々と並ぶ必要はありません。
実は未だに半信半疑。
本当にL'Assurance Maladieから送られてきた書類を、ただL'Assurance Maladieに送り返すだけで、出産手当を申請したことになるのか。
実は未だに半信半疑です。
フランスで4人出産した義母(といっても最後は25年以上前だけど)に聞いても「この手続きは知らないわー」と言われたので、CPAM職員の言う通りにするしかないんですが。
ちなみに、夫いわく、この手続きを怠ると出産にかかる費用(約4000ユーロ)は自腹になるんですって!こわ。
カードのアップデート前に生まれちゃったらどうなるんだろう。こわー。
※2017年11月追記;
出産手当はCAF(家族手当金庫)から支給されます。ちゃんと満額923.08ユーロが受け取れました!!
何度も案内しちゃいますが、現在の私のバイブルです。フランスで出産を考えている人にも強い味方。
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アリ・ウォン(Ali Wong )BABY COBRA 最高だ。
Netflixのサムネイルを見て「お腹のサイズが今の自分と同じくらい」っていうだけの親近感でもって視聴したら、めちゃくちゃ面白かったアリ・ウォンの1時間番組。
コメディなので好みは分かれるところだと思いますが、一回見た後あまりに面白かったため夫にも見せたら、腹を抱えて笑っていたので幸い夫婦のツボは近かった模様。
これ動画タイトルは英語だと「BABY COBRA」なのに日本版だと「アリ・ウォンのオメデタ人生」なんだよね。そのままでよかったと思うのにな。
以下の動画、日本語字幕はないのですが、割とシンプルな英語なので、けっこう分かりやすいです(Netflix配信では日本語字幕あります)。暇なときにぜひ。
ちなみに、本編は結構な割合で下ネタです。
他にも配信されてるスタンダップコメディアン(イライザ・シュレンガーとかジョン・ムレイニー)の動画も見てみたけど半分くらいでやめてしまった。
動画内の観客はゲラゲラ笑ってるのに、こっちは全然おもしろさが分からない。やはり、やっぱりアジア系同士というところが合うのかなぁ。
2018年新作登場。
続けてみると、一層おもしろい。
Lang-8(無料)始めました。
独学ってモチベーション維持に限界がある(私の場合)。
語学学校、DILF試験が終わって一ヶ月。
生まれ来る我が子は日仏のバイリンガル(夫が英語もできるので出来ればトリリンガル)に育てたいという野望は有りつつも、子供とフランス語ゼロというわけにもいかないだろうし、フランスで暮らす以上フランス語は避けて通れない。いずれ仕事もしたいし。
思いがけず、OFIIから追加100時間の無料講座受講の機会がもらえることになったけど、それはそれ。
Duolingoはお気に入りで、相変わらずコツコツやっているけど、語学は使ってナンボ。
私のフランス語会話って、今のところ家族との会話がほとんど。ちなみに平日は義父母と一緒に昼食をとるのですが、その時は基本的にすべてフランス語で話すよう義父から申し渡されており(義母がフランス語しかわからないから)、食事しながら無我夢中で話題をひねり出しております。
でも家族は優しいから、私の支離滅裂なフランス語でも一生懸命話そうとしてたら、解読してくれちゃうんですよね。特に義母は超優しい。やばい。(※夫は超厳しくて、発音全部直される。これはこれで大変)
Lang-8(無料)を始めました。
ブログをコツコツ書いてるこのエネルギーを、多少なりともフランス語を書く時間に振り分ければいいんじゃないかと思っているところで知ったのが「Lang-8」。
続きを読むフランス移民局(OFII)からDELF A2受験向け100時間無料語学コースの案内がきました。
先月初旬に受験したDILF A1の合否通知がまだ届いていないのでそわそわしています(11/14には出ているはず)。
ところが今週、DILFを受けた事務所から夫の携帯に連絡があり、「引き続き語学のレッスンを受けることに興味がある?あるなら、説明会をするので来てください」とのことなので行ってまいりました。
たしかに受験会場は語学学校もかねている事務所のように見受けられたので、「授業料が安いなら受講したいなー」くらいの気持ちで。
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移民局(OFII)主催のDELF A2受験向けコースの案内でした。
Parcours linguistique OFII niveau A2
1ヶ月で100時間(週28時間〜30時間)、火・水の午後、金の午前を除き、平日は3時間半〜7時間の授業。なんと土曜日の午前中も授業あり(フランスなのに!)
時期的に「クリスマス休暇前には終わらせるで!」という意欲満々の短期集中という感じで、かなりハードスケジュールです。
なお、授業料は無料。
こちらは、まさかOFII主催の語学講座とは思わず行っていたので、「質問ある?」って聞かれて、真っ先に「いくら払うんですか?」と聞いたのですが、無料…。
フランス国籍取得を目指すならDELF B1合格が必須なのですが、A2をパスすれば、B1受験クラスもある模様。これも無料。
授業受けてる間に臨月入っちゃうけど、無料だしA2だしということで、受講しようと思います。
本日は、DELF A1〜A2レベルのレベルチェックテストを受けて終了。
移民向けの語学修得義務のルールがめまぐるしく変わっている模様。
私より1ヶ月遅れで今月DILFを受験した語学学校の時の友人にも、きっと同様の案内があるだろうと思い、上記の情報をシェアすべくやり取りしていたところ、びっくり情報を聞いた。
私がOFIIに行った2016年5月時点では、滞在許可証更新のために必須とされていたのが語学学校修了+DILF A1合格(受験料は国負担)という条件。
これが7月以降にOFII召喚を受けた人は、語学学校修了+DELF A1合格(DILFよりちょっと難しい)に条件が変わっていたのです。しかも受験料は自己負担。
ところが。
なんとこの9月下旬にOFII指定語学学校に入学した人(恐らくOFII召喚は8月か9月以降)によると、DILFはおろかDELFの受験・合格義務すらなくなり「語学学校修了証書を得ればOK」というルールに改訂されたとのこと。マジか。
聞いた話なので、正確なところは確認中(OFIIのサイトみてもよくわからない)なのですが、とりあえず書いちゃう。
という訳で、移民で語学試験合格が必要になるのは、フランス国籍取得を希望する場合のみで、DELF B1合格が条件です(これは私が最初に聞いていた説明から変更なし)。
正直、OFII指定の語学学校の修了証書を得ることは、それほど難しいことではなく「指示された授業時間を消化しさえすれば貰える」といっても過言ではありません。移民は絶え間無くどんどん入学してくるので、学校側はどんどん卒業させますから。
移民にお金(税金)をかけない方向へ政策転換?
DILF/DELFの合格を条件からなくしたことで、滞在許可証更新が楽になるかと言われれば、決してそうではないだろうなぁと思います。むしろ逆。
フランス語がままなければ、この国で就職(して納税、もしくは何らかの形でフランスに貢献)することは極めて困難です。
義務だから語学学校に来るけど真面目にフランス語を習得する気はない(=まともに貢献する気がない)移民を、税金で手厚くするサポートする必要はないはず。
「無駄に税金を使いたくないから語学学校修了証書を取れば良いことにするけど、滞在許可証更新したいなら、自己責任で一定レベルのフランス語習得してね(さもないと更新不可)」っていうことじゃないかなぁ、と推察。
一定要件さえ整えば、無職の移民にさえ何らかの手当を支給してくれちゃう制度のある国。でもこれだけ多くの移民を抱え、世界中で移民が問題になっているこのご時世に、滞在許可更新が容易になる方向でルールが改訂されることは有り得ないと思われます。
コスト削減のため語学習得のサポートは減らすけど、フランス語要求レベルは下げない、っていうのが本当のところなのではないか。
語学って必要に迫られないとなかなかレベルアップは難しいし、フランス語ができなくても日々の暮らしはどうにかなってしまうんですよね。実際、語学学校にも在仏10年だけどまともにフランス語が話せず、滞在許可証更新の時に学校に入るように言われてきてた人がいたもの。
こういう人には、今後どんどん滞在許可がおりなくなるんじゃないだろうか。
国籍取得を目指すくらい真摯にフランス語を学ぼうとするならサポートするけど、というのが今回案内された語学講習なのではないか。
いろんな推測が頭をぐるぐるしております。
フランスからもらった学習の機会は最大限活用したい。
ふりかえって我が身。
思いがけず、また無料で100時間もフランス語を勉強するチャンスがもらえるようなので最大限活用させていただこうと思います。授業は11月30日から12月22日までの予定。日曜以外、毎日授業あります。朝8時半から夜19時までなんて日も。かなりみっちり。
ただ一つ問題は。
臨月なんですよね…。
予定どおり年明けに出てくるんだよ、それまでいい子でね。とお腹に話しかける毎日になりそうです。
後日談。
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【推奨】スマホに緊急連絡先を設定してみました。
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今朝、ツイッターで良いことを知りました。
iPhoneやAndroidのスマートフォンに、緊急時の連絡先を登録しておく方法がまとまっています。
こういう機能があるの、知りませんでした。
渡仏してから特にそうだったんですが、基本的に知り合いは多くないし、一人で外出している時などに「今ここで自力で家族にも連絡できない事態に遭遇したらヤバイなー」と漠然と思うことがあったんですよね。
(それくらい、ニースは荒っぽい運転をしているドライバーが多いもので…)
一応財布に、夫や自宅の電話番号を書いたメモを入れてますが、携帯だけ持って近所を散歩することもあるし(※本当は身分証携帯してないとダメです。だけど面倒臭いのでパスポートと滞在許可証の写真を撮って携帯に保存しています)。
携帯にはパスコードロックをかけているので、他人は基本的に開けられませんしね。
という訳で早速設定しました。夫の分も。
フランスで購入したAndroidスマホでも、同じように設定できました。
あと、戻って来る来ないは別として、携帯落としちゃった時とかにも良いかも。ひょっとしたら拾った人が連絡してくれるかもしれない(淡い希望)。
フランスで出産準備講習(2)&最後のエコグラフィー検査。
昨日は、アメリカ大統領選挙結果に衝撃を受け、その余韻を引きずった一日でした。
出産準備講習2回目に行ってきました。
さて、昨日は2回目の出産準備講習。
今回は、赤ちゃんのケアの仕方などを色々習いました。
助産師さんオススメの抱っこ用品(porte bébé)の使い方も、赤ちゃんの人形を使って練習しました。私達は抱っこ布(ベビーラップ)使用を希望しているため、それで練習。もし他のタイプのものを希望していれば、その使い方を教えてもらえます。
↓ブランドは違いますが、こういうやつです。
久しく赤ちゃんに接してないので、人形とはいえ恐る恐る。私も夫も、それぞれ練習。でも、私はお腹が苦しいので、メインは夫という感じになりました。
そして、実寸サイズの赤ちゃんの人形を抱っこしたときに「あー、もうすぐこんなのを生むのかぁ」と妙に実感した次第。
最後のエコグラフィー検査も行ってきました。
そしてさらに、今日は最後のエコグラフィー検査。
胎児の経過は順調とのことですが、前回も今回も言われたのは「お母さんに似て頭が大きいね。形もいい」。どうやら小顔とは無縁の女児が生まれそうです。
エコグラフィー検査は、毎回みっちり細かく胎児の状態を調べてもらえるので、とても楽しかったです。
もし自分が20歳そこそこの若者だったら「これから世界は大変なことになる…」って暗い気持ちになったりしただろうな。でももう36歳子持ちなので「まあ世界がどうなってもこれからもがんばって働いて子供を大学にやれれば御の字、あとは野となれ山となれ」と思うくらいなので、年をとるって最高だぜ
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) 2016年11月10日
まだ産んでおりませんが、37歳かなりこれに近い心境です。
ところで、今日のエコグラフィー検査の支払の際、「カルトヴィタル、それとも小切手?(クレジットカードは機械を置いてない)」と聞かれて「カルトヴィタル」と返事したら「ついに手に入れたのね!(喜)」と言われました。
医者にかかって現金が出て行かないのって、ありがたいわー。
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Geocaching(ジオキャッシング)いいよ。
先日、私のInstagram(@sra3216)アカウントに「ジオキャッシング」のアカウントからコメントを頂戴しました。
私の投稿を、彼らの「Facebookページに載せます」というもの。もともとオープンにしているアカウントなので「どうぞー。ありがとう」とお返事。
で、見てみたらほんとに転載してくれてました。
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ジオキャッシングとは。
私は完全なる「にわかジオキャッシャー」なので偉そうに述べることは僭越すぎるのですが、ひらたく言うとみんなで作るポケモンGOという感じ。
GPS機能付の携帯/スマートフォンを使えば、ジオキャッシング参加自体はすべて無料です。そこに行くまでの旅費交通費とか装備は自己負担ですが。
ご興味ある方は、ぜひ下記動画とウェブサイトをご覧ください(丸投げ)。
無料アプリはこちら(iPhone用)
「一緒に楽しもう」という気持ちでできてるゲーム。
夫が教えてくれて初めて知ったジオキャッシング。
宝は、海の中とか高山のてっぺんとか「これ本気?」というところに隠してあります。私が実際見つけた宝も池の中(というか岸すれすれ)というものがありました。
宝を見つけたら、小さな小さな署名リストに自分の名前や記号を記入します。よく出来た宝であればあるほど見つけた時の「よっしゃ」感は高まります。よって、リスト中に直接またはアプリに「TFTC!」コメントを残したりもします。
TFTCとは「Thanks For The Cache」の略です。
参加してみると感じるのは、宝を隠した側の「絶対見つからないからな!」という挑戦魂と、見つける側の「絶対見つけてやる!」という意地のぶつかり合いですが、詰まるところは「一緒に楽しもう」という気持ちを共有している感覚。だから、私のようなにわかジオキャッシャーでも楽しめます。
発見された宝は、発見者によって元の場所に。
私が見つけた宝は、設置者やプレーヤーによってメンテナンスされており、よほどのことがない限りは「ある」と示された場所で発見できました。互いに顔の見えない人同士で、このゲームを支えてるんですね。
世界のジオキャッシャーの投稿とか、宝のアイデア(宝は設置者の創意工夫に満ちています。時々ものすごくえげつないものもあります。)は、見ているだけで超楽しいです。
私、ポケモンGOはやっていないのですが、何となく既に下火感?
一方のジオキャッシングは何となく「知っている人は知ってる」ゲームな感じがしますが、世界のプレイヤー(ジオキャッシャー)に支えられて地道に続いている印象です。
ニースの近くには2,415のジオキャッシュ。
私が渡仏前に住んでいた街の、自宅周辺だけでも10数個の宝がありましたが。
ジオキャッシング公式サイトによると、ニース周辺には2,415の宝物があるらしいです。こっちに来てからまだ一回もやってないけど、ひさびさにやってみようかなぁ。
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フランスでスピード違反(3km/h)。
夫宛てに郵便が来たので開封してみたら、「AVIS DE CONTRAVENTION」のお知らせ。「違反通知」どうやらスピード違反をやったようです。
なんだこれと思って読んでみたら、2週間前に助産師のところに行った後、バイクで会社へ戻ろうと走り出して割とすぐにレーダーにひっかかった模様。
真夏でも汗だくでライダージャケットを着用し、あおられても交通ルール遵守の安全運転至上主義の夫が珍しい、と思って読み進めてみました。
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時速50km制限ところ58km出ていたとのこと。
場所的に結構下り坂なので、知らず知らずスピードでちゃったんだろうなあ。っていうかきっと周りの車もそれ以上のスピード出していたことでしょう。
でも交通ルール上は、測定器の誤差を加味するとかで5km/h差し引かれて3km/hオーバーの扱い。なんていうかもう、3km/hってところが、彼らしいというか何というか。
通知発行日から15日以内に罰金を支払えば90ユーロ、16〜45日以内であれば135ユーロ、45日以降だと375ユーロ。
「この違反通知に異議申し立てがあるなら、同封の書類で申請してね」っていう紙も入っていましたが、当たり前だけど申立事由に該当するものなし。
例)「私の乗り物は 違反前に 盗まれた/破壊された」「私の乗り物ではない」「他の人に譲っていて私のものではない」など。
つべこべ言わず、15日以内に90ユーロ支払うしかなさそうです。
在日フランス大使館のサイトに反則金納付方法が丁寧に掲載
在日フランス大使館のサイトに罰金の納付方法や、そのためのサイトの案内が掲載されていました。クレジットカードでお支払い可能です。
いつも思うけど、フランスでの手続きごとって何でもとにかく色んな書類を要求するけど、ことお金絡みのことについてはかなり電子化が進んでて感心します。
フランスの日本領事館も、もうちょっとこういうとこ学んでほしい。手数料が発生する手続きは往復6時間かけてマルセイユ行かなければいけないとか、どうにかすべきだと思う。せめて日本国内で対応していることは、フランスでもできるように。
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移住したらセキュリテソシアル加入準備はお早めに。
最近、「セキュリテソシアル」で検索して、当ブログにお越しになる方が多いため、2016年7月〜10月にかけて私が行ったセキュリテソシアル加入手続きに関するエントリーから必要事項をまとめたものです。2017年11月時点で申請書類は昨年と変更はなさそう(つまり加入手続き内容も大きく変更ないだろう)ということで作成しました。手短に加入に関する情報をお知りになりたい場合は、下記エントリーへどうぞ。少しでもお役に立てば幸いです。
CPAM(l’assurance Maladieの事務所。フランスの協会けんぽみたいな役所)に送付していた医療費還付申請ですが、一部ダメ元で送っていた申請分が差し戻されてきました。
何がダメ元かというと。
私がセキュリテソシアル加入は8月1日付。よって、7月31日以前に生じた医療費分については、加入前扱いになるため正直なところ還付は無理かもしれないなぁと思っていたのです。
そして案の定、加入前の申請書類が返送されてきた次第。
とはいえ、役所側も優しい(意外にも)。
「あなたの加入は8月1日からですが、それ以前の状況を説明するエビデンス(証明する何か)があれば検討しますので提示してください」と送付状が付けてあり、決して「加入前だから問答無用で却下」とは言ってません。
しかし、「これとこれを出したらOKするよ」とも明記されていません。おそらく、こちらで役所側を「あ、じゃあしょうがないよね」と納得されられる「何か」を見せなくてはいけない、ということ。
セキュリテソシアル加入手続きにもたついたのは、私の都合によるものです。「加入申請してたのに、役所の手続きが遅くて8月になっちゃったんだ!」とは言えないのよね。ですので、夫とも色々検討した結果「これはちょっと無理かもね」という結論に。
ちなみに、移民は入国後3か月経てばセキュリテソシアルに加入することができるので、私の場合は本来5月末には加入が可能だったにもかかわらず、申請したのは7月終わり。
「あの書類が足りない、これが足りない」と言われ手戻りが生じるのが嫌で、万端整えてから行ったために、書類不備はなく手続き自体はスムーズだったものの、結局2か月ロスしており、この間に医者にかかった医療費について今回差し戻しを受けたのです。
今思えば、加入する権利を得た時点で、書類に少々不備・不足があっても申請だけはしておくべきだった。とりあえず申請を受理してもらえれば、加入日は6月1日付とかになってかもしれない。
フランスでセキュリテソシアルに加入するつもりの人は、入国後速やかに申請準備を始めて、医療費をきちんと返してもらえるようにしておきましょう。
さもないと、ちゃんと加入手続きしてれば戻ってくるお金が、全額自己負担になっちゃいますヨーーーー。
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フランスのデザート ”Ile Flottante(浮島)”
先日、夫と久々に外食。
セットメニューについてるデザートを3つ中から1つ選べるということだったので、店員さんに何があるか聞いたところ、私が聞き取れたのは「ムース オ ショコラ」のみ。で、夫が勝手に「これで」と頼んでしまったので、「なに頼んでくれたの?」と尋ねても「来たら分かる」と。
そして運ばれてきたのが「Ile Flottante(イル フロタント)」。(写真とり忘れたので他サイトから引用)
Ile=島
Flottante=浮いてる
ということで、日本語にすると「浮島」というところ。
茹でたメレンゲがカスタードソースに浮かべられ、キャラメルソースがかかったもの。私自身は初めて見たスイーツだったので、キャッキャ言って喜んだため、夫もご満悦でございました。
満腹の後でも食べられる軽い口溶けのデザートでした。
確か「浮島」っていう和菓子があったような、と思ってググってみたら、やっぱあった。抹茶生地と餡などで2層にして蒸したもの。
日本とフランスで意味するところは同じだけど、材料も出来上がりもまるで違うお菓子があるの、面白いなと思いました。
で、この食事のあと、「天空の城ラピュタ」のDVD買いに行ったんでした。単純。
ちなみにラピュタのフランス語タイトルは「le chateau dans le ciel(ル シャトー ダン ル シエル)」。「Laputa」って入らないのだなー。
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