ラップケースを買いに ニースからトリノへ。
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5月に入って夫が約一か月のバカンスを取得。長期休暇には、義父母に娘を預けて数日の夫婦二人旅が楽しみ。今回は「トリノの無印良品にラップケースを買いに行く」を主目的に日程を組みました。
帰路にまさかの雪道走行中にバイクで転倒して私の左足骨折という事態が発生しましたが、まあそれはそれとして、2年ぶりの無印良品はやっぱり楽しかったのでした。
- 南仏ニースから一番近い無印良品はイタリアのトリノ店
- 少しだけトリノ中心街を観光 (カステロ広場・市立古典美術館)
- トリノ中心部で良さげな外観の飲食店は大抵ジェラート屋
- 「トリノ五輪」の痕跡は周辺の町に
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南仏ニースから一番近い無印良品はイタリアのトリノ店
フランス国内にも無印良品は店舗がありますが、そのほとんどがパリに集中(あとリヨン)。そのため、ニースに住む者にとって一番近いのがイタリアのトリノ店になります。高速道路を使って3時間半ほど。
ちなみに、フランス国内でニースから一番近いリヨン店は高速道路を使って4時間半から5時間半程かかります。遠い!
各種雑貨はオンラインショップでも購入可
ヨーロッパの無印良品はオンラインショップもわりと充実しています。そりゃあ、東京有楽町店のような規模とはいきませんが。
今回の目的「ラップケース」もネットで買えます。4.95€です。でも遠出するには何かテーマがあるとやる気がでる性分なので、今回の旅行の目的がこれになりました。
↓こちらはヨーロッパのオンラインショップサイト。
無印の食品はやっぱり楽しい
ヨーロッパの無印良品のオンラインショップでは購入できないのが食品類。
トリノ店には、レトルトカレーや茶葉、菓子類などが販売されていました。今回はバイクでの旅行(かつキャンプ用品満載)のため、収納スペースが限られていたので、レトルトカレーとフリーズドライのスープ、お菓子を数点購入したのみ。
最終的にはラップケースより食品の方をキャッキャウフフ言いながら購入していました。
フランスのラップは箱がヤバい(良くない意味で)
ところで、日本国外で暮らす日本人が集まれば、おそらく一度は話題にのぼるだろうことの一つが「ラップフィルム(サランラップ)」。
これは私の住むフランスに限らず、イギリスやアメリカ、カナダなどなど、各国にお住いの方も同様(筆者調べ)。
「海外移住/留学するなら持っていくべきアイテム〇選!」といった趣旨の記事でも、高確率でリストアップされているものと言っても過言ではありません。
私が知るフランスのラップに限って言えば、ラップ本体の品質も日本製に比べれば数段劣るけれど、とにかく箱のレベルはめちゃくちゃ低い。何なら店頭に陳列されている時点ですでに型崩れや破損しているほど。
日本製のものが使えれば最高だけど、移住した身にとってはしょせんは消耗品。経済的なことを考えれば、在住地で調達したものを使いたい。
そこで、フランスのラップ本体使用のストレスをかなり減らしてくれるのが、無印良品のラップケースなのでした。フランスのラップの箱は、開封したら即リサイクルゴミ箱行きです。
少しだけトリノ中心街を観光 (カステロ広場・市立古典美術館)
無事に無印良品で目的を達成したあとは、少しだけトリノ中心街を散歩。
店を出てすぐに目に入るのが「カステロ広場(Piazza Castello)」。
写真に写っている市立古典美術館(Palazzo Madama)は2019年5月時点では正面外装は改装中でした。広々としていて、平日なので見学に来ている中高生グループが数組。
この近辺は王宮や博物館などもあるので、いつか時間を作って観光してみたいと思いました。
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トリノ中心部で良さげな外観の飲食店は大抵ジェラート屋
さて昼食。特にここに行きたいと決めていたわけではないので、バイクを停めた場所からあまり離れないようにしつつ、グーグルマップも見ながら適当に探してみることに。
トリノも、ニース同様、多くの飲食店が店の前に席を設けているので、その雰囲気を見つつ店選び…と思ったら、ちょっと良さそうだと思って近づいてみると、どれもジェラート屋。こっちも…あ、こっちもか!みたいなことを30分程。
美術館や図書館、オフィスなどが集まっている場所なのに、皆どこでご飯食べてるの?という感じでした。
あそこはどうだ?と近づいてみれば、ファストフード店だったり。
色々と店先をのぞいては、やっぱり止めて…を繰り返し、もういっそサンドイッチでも買うかという気分になってきたところで、ようやくいい雰囲気のレストランを発見。
店外の席で対応している店員さんが優しそう、という理由で決めてみたら、結果的に料理も接客もとても良くて大正解でした。
イタリア語が話せない私たちに英語で接客してくれたし、メインとパスタの両方を頼もうとした私に「わりと量が多いから、一つで十分だと思うよ」と勧めてくれる良心的な対応。
写真は、左がトマトとチーズのフジッリ、目玉焼きの下にアスパラガスとチーズとおかひじきのような野菜が隠れているやつ、前菜に米のサラダ。
残念ながらこのレストランがどこにあったのか、データが残っていないのだけど、時間があるときにGoogleマップで探してみるつもり。
トリノ中心街の通行量の多い通りの雰囲気が良さそうなテラス席は、ジェラート屋率が高いという点、ちょっと留意しておくとイライラしないで済みそうです。
「トリノ五輪」の痕跡は周辺の町に
40歳目前の私にとっては、トリノと言えば「トリノ五輪」「荒川静香選手金メダル」「イナバウアー」みたいな印象なのですが、トリノ中心街ではとくに五輪の痕跡は発見できず。でも、バイクで1時間ほど走った頃に通ったスキー場のある町に、トリノ五輪開催時のモニュメントが残っていました。
山に雪は少し残っているものの、ウィンタースポーツの時期が終わっていたこともあり、閑散。五輪が町興しになったのかなあ、などと思いつつ通過したのでした。
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