フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

待つことほぼ7ヶ月 10年滞在許可証取得しました。


スポンサーリンク

f:id:srdavi3216:20190717045251j:image

2018年12月後半にアルプ・マリティーム県庁に10年の滞在許可証を申請し、待つこと約7ヶ月。ようやくカードを手にすることができました。


スポンサーリンク
 

レセピセ更新のつもりで行ったらカードができてた

申請時に発行されたレセピセの期限が7月末まで。さらに近日引っ越しを予定しているため、直前にあたふたしたくないという思いで、手続きの進捗状況の確認と、レセピセの更新、必要であれば審査を転居先の管轄官庁への移管手続き(できれば避けたい)のために、アルプ・マリティーム県庁に久しぶりに出向きました。事態がややこしくなった場合に備えて夫も同行してくれました。

なお、アルプ・マリティーム県庁での10年滞在許可証の審査・発行にかかる時間は、県庁で5ヶ月+国で1ヶ月=6ヶ月が目安です(と、公式サイトに書いてある)。

その目安となる6ヶ月を過ぎていたのでした。

 

さて、昨年11月に申請書類リストをもらいに行った時は入口入ってすぐの一般窓口(Accueil Général)でレセピセを更新していましたし、県庁公式サイトでもそのように案内されていた(2019年7月時点)ので、朝9時過ぎ、迷わずその列に並びました。

が、並び始めて数分後、夫が「ほんとにここで並ぶのであってる?」と周りをキョロキョロし始め、列から離れて偵察に。

結局、「レセピセ更新は、建物の1番奥でやってる」と確認を取ってくれて、急いで移動。またもや現場では変更があり、公式サイトに騙されるところでした。

 

そして待つこと2時間弱。

窓口の人にドキドキしながらレセピセ更新に来た旨を申し出。

早速、進捗状況を確認する職員。そして

5日前に滞在許可証できあがってる。午後1時から2時半までの間に来庁して受け取って。印紙269€買ってきてね」

 

何かちょっと半信半疑でしたね。夫に私の理解が間違ってないか確認しました。

結局、10年滞在許可証初回申請は、6ヶ月ちょっとでカード発行に至りました。

今回の手続きでわかったこといくつか

  • アルプ・マリティーム県庁では、レセピセ期限の何日前から更新を受け付けてくれるのか公式サイトには明記されていない。(2019年7月現在)更新に必要なものが何かも特に記載なし。
  • 少なくとも6ヶ月間のレセピセについて、期限2週間前に申入れしてみたら、門前払いはされなかった。他地域の官庁サイトには期限3日前から受付と記載されているところがありました。期限1週間前くらいが無難そう…。
  • レセピセ更新窓口では「更新以外の質問は受け付けない。一般窓口へ行け」と貼紙がされていました。ザ・分業「それは私の仕事じゃない」。
  • 滞在許可審査中の転居に伴う移管手続きは不明。ブログネタになるからやってみたかったので、ほんの少し残念。

 

それから、滞在許可証申請窓口である3番窓口(Accueil 3)は、未確認ですが、申請にあたり何らかの予約が必要になっているかもしれません。警備の人が列に並ぶ申請者に「ランデブーが…」「ランデブーを取れ」と言うような話をしているのを小耳にはさみました。

しょっちゅう何かが変わっているので、申請に行く前に、まずは一般窓口に出向いて申請書類リストをもらい、手順を確認する方が安全でしょう。

カード受け取り後に召喚SMSが届くカオス

待ちに待った10年滞在許可証、その日の午後に受け取りました。45分程並び、3分程で受取り完了できました。

「結局、今回は滞在許可証ができた旨の召喚状来なかったな…」と思っていたら、カードを受け取ってから24時間以上経過した翌日の夕方に携帯にSMSが届きました。管理的に大丈夫なのか?

ほんと、こう一時が万事カオスなのよね、アルプ・マリティーム県庁。


スポンサーリンク
 

次は住所変更手続き

さて、やっと手にした滞在許可証ですが、転居と共に住所変更申請が必要になります。

今度は転居先の田舎の役所で手続き予定。どんな波瀾万丈があるか、今から楽しみです。

あと、もうしばらく滞在許可証更新手続きしなくていいの嬉しいいいいい(涙)。