フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

くらしメモ

片道3時間(以上)かけてマルセイユ領事館に出生証明書を取りに行ってきた。

先週は、語学学校を休み、夫にも仕事を休んでもらい、ニースからTGVで片道2時間半、そこから徒歩(あるいはバス)で、片道3時間以上かけて、マルセイユ領事館に出生証明書(戸籍謄本を仏語翻訳したもの)を取りに行ってきた。 「郵送してもらえばいいじゃん…

いつもどおりに。

ニースのテロから2日後の土曜日。いつものように海に出かけました。テロ前に比べて少し減ったかな、という感じでしたが、日光浴と海水浴を楽しむ人々がたくさんいました。プロムナードデザングレは、交通規制がかかっており、報道の車が多数駐車し、献花に訪…

ニースのテロのこと 小雨に命を救われた。

7月14日、ニースの花火大会に行っていました。 以前から楽しみにしていたニースのジャズフェスティバルの初日でもあり。なので20時半頃に、まずはマセナ広場の野外会場で、無料でラヴェルのボレロを楽しみました。21時頃に日没となり、本当に良い雰囲気。 …

フランスでくしゃみ。

私のくしゃみは大きいです。もう昔から。 我慢しようとするとか、音を小さくしようと思って飲み込むと、鼓膜が破れそうな気がするくらい痛いので、基本的には自然に任せています(つまり遠慮しない)。普通にしてくしゃみが小さいとか可愛い音しか出ない人は…

渡仏後の愛読書は料理本 「shunkonカフェごはん」

フランスに来てから、人生初の専業主婦になりました。 夫の両親と夫と、週末に帰宅する学生の義弟と暮らしてます(あと猫5匹)。 生活面において大きく変化したことは、毎日毎日料理をするようになったことです。 日本にいるときは、外食もちょいちょいして…

土曜日のクラクション。

気がつけば7月よ、こんにちは。 働き者の夫は、フランス人なのに休日出勤してしまいました。 さて、土曜日の午後に時折聞こえるのが、割と盛大なクラクション。 ニースに来たばかりの頃、部屋でゴロゴロしていると突如外で鳴り響くクラクションに「事故か?…

「CHI」は「シ」

フランスに来て、思いがけず自分の名前で少々苦労しています。 「幸」は「サチ」と読みますが、日本にいればごくごくよくある名前だし、「ユキ」と読まれることも、ほどんどありません。 ところが。 フランス語だと、「サチ SACHI」は「サシ」になっちゃうん…

語学は力だ。

語学学校2週間目が終わりました。 1週間目 家族についてのあれこれ(家族は何人、義父母・いとこ・おじおばなどの言い方など) 2週間目 仕事についてのあれこれ(職業の言い方、雇用システム、履歴書の書き方など) この辺りは、Duolingoで既にやった単語が…

エチオピア人に私の名前を書いてもらったらカタカナみたいだった。

先日、移民局(OFII)指定の移民対象の市民講座を受講した際、そりゃもういろんな国の人たちが参加してて、自分史上最もインターナショナルな環境を体験しました。 左隣が香港人、右隣がエチオピア人、前がオーストラリア人で、斜め前が台湾人とタイ人と中国…

もしかしたら二重国籍のまま日仏2国のパスポート持てたんじゃないの、という話。

※2016年9月9日追記 id:lenhaiさんからコメントを頂戴しました。私が法的に正しく理解していなかった点などもご指摘くださっていますので、合わせてお読みいただければ幸いです。 日仏の二重国籍を持っていた夫が、私との婚姻手続きやフランスへの渡航スケジ…

二重国籍者が日本国籍を離脱する方法。

私の夫は日本とフランスの二つの国籍を持っていました。現在、彼は日本国籍を離脱し、フランス国籍のみとなっています。 日本の国籍法上22歳までに国籍選択をしなくてはいけないし、その点では法に準じたのですが、もしあの時、「要件」さえ揃っていれば、今…

カンヌ国際映画祭2016を冷やかしてきました。

5月に祝日が多いフランス(年間10日のうち3日。ただし振替休日はないのだ)。今週末は3連休だったので、中日となる日曜日にカンヌに行ってきました。 だって世界三大映画祭と言われる、かのカンヌ国際映画祭やってるし、せっかくだから。と言っても、招待パ…

ニースでビジネススーツ着てるのは銀行マンでした。

私の日本最終日の思い出。 東京駅八重洲口側にある成田空港行きのバス停に向かって、重たいスーツケースを弾きながら夫と猫(バッグの中)と歩いていた時に見た光景。 ちょうど平日のお昼時だったため、どっと付近のオフィスビルから出てきた人々が次々と食…

30日チャレンジのススメ 小さなことを続けてみるのだ。

いろんな方のブログを拝見していると、ブログを毎日書くという目標を設定されてる方がいらっしゃいます。こういうのいいと思う。 年末に退職して渡仏までの丸二ヶ月。時間だけはある日々だったので、夫から「これやってみない?」と見せられたのがこちらの動…

外国パスポートで入国した二重国籍者が死ぬまで日本に滞在する方法 ※ただし注意事項あり

先日書いた下記の記事を、私のブログにしてみると結構な数の方に読んでいただきまして(感謝)、国籍の話って何かのお役(もしくはネタ)になればと、今日は国籍関連の別のお話。 スポンサードリンク // 日仏二重国籍の夫はフランスのパスポートと観光ビザで…

振替休日がないフランス 夫の有休休暇の話。

フランスの祝日は年間10日。 今は心穏やかな専業主婦をさせてもらってるおかげで、土日以外の休みをあまり意識してこなかったのですが、フランスは5月に祝日が多いとのことで、カレンダーをみてみました。 2016年のフランスの祝日はこんな感じ。日本の16日に…

二重国籍者と日本で「日本人同士」として結婚した話。

夫は日仏の二重国籍でした 私の夫は、父親が日本人、母親がフランス人で、日本とフランス双方の国籍を持つ二重国籍者でした。 フランスでは出生地主義規定を設け多重国籍が認められていますが*1、日本では、他国と2つの国籍を持っている場合、日本の「国籍…

「ダメになったパン」のお菓子 パンペルデュ(Pain perdu)

バゲットが一本(50cmくらい)0.75ユーロ(90円ちょっと)くらいから買えるフランス。半分日本人の我が家では夕食は専ら米ですが、朝や昼はパンを食べます。 我が家では、台所の壁に大きな布製のパン袋がかかっていて、そこに義母(食堂で働いてる)が職場か…

ニースの街はカルフールだらけ。

日本では、華々しく上陸しひっそりと撤退した印象のカルフール(Carrefour)。 当時私の住んでいた場所に近い店舗はなく、ニュースなどで見た「店員がインラインスケートを履いて店内を移動してる」というイメージしかありませんでした。 でも本国フランスで…

ドコモiPhone6のSIMロック解除ができなかった話。

2017年3月10日追記:この投稿は2016年2月にドコモiPhone6のSIMロックが解除できなかったという内容のエントリーです。その後、仏国内でアンドロイド携帯を買って使っているため、現時点でも解除できていません。 2017年4月11日追記:コメント経由で知った「O…

我が家の米問題 in フランス

私の場合、フランスに移住したとて、食習慣はそんなに劇的に変化はしませんでした。 半分日本人の家なので、醤油も味噌もだしの素も米も常備されています。 みりんは砂糖と白ワインで代用してるけど。 おかげで私も食事に関してはほとんどストレスを感じない…

フランス流洗濯はお湯と酢を使う。

私は今、夫と夫の両親と弟(学生で週末だけ帰ってくる)と猫5匹(1匹は半分家出中)と暮らしています。 夫のおかげで、今年から初の専業主婦という身分になれたため、時間だけはたっぷりあるので、食事と洗濯(時々掃除機など)を担当しています。 担当と言…

仏スーパーマーケットにおける精算時のスピード感について。

昨日スーパーに買い出しに行ったら、私の一つ前でレジに並んでいたおじいちゃんが超強者だった。 私は自分の取ってきた商品をレジのベルトコンベアに並べ終わり、同行してくれた義父と世間話をしつつ、おじいちゃんの会計の様子を観察していたのだけど。 ど…

国際線飛行機に乗った猫の話 トルコ航空の場合

千葉で保護されて、神奈川で私と出会い、東京で暮らし、今年ニースに移住しちゃったうちの猫。もうすぐ9歳のメス。 今年2月、トルコ航空の客席の下の隙間で、小さなキャリーバッグに入れられてフランスにやって来ました。 今回は猫と一緒に国際線飛行機に乗…

猫(ペット)の海外引っ越しは、「輸出」です。

日本から海外へ引っ越す場合、人間の移住準備も色々ありますが、猫にだってやることは結構たくさんあります(そしてお金もまあまあかかる)。 他国へ動物を持ち込む場合、まず確認するのは移住先の大使館のHP(私の場合はフランス大使館)や、動物検疫所(厚…

バターが贅沢品ではない国。

フランスに来て、摂取量が顕著に増えたもの。 それは、チーズとバターとヨーグルト。 ここ1ヶ月半の間に、1年分のヨーグルトとチーズを食べたと思う。大げさではなく。 私は今、夫と、彼の両親と弟(学生で週末だけ帰ってくる)と猫5匹(私と夫の連れ猫含む…

仏語 数字が聞き取れたら財布はスリムになる。

フランス語の学習は、今は完全な独学。 家から通える場所にある大学の秋季講座に通おう、と準備中であるものの、さしあたって生活に必要なフランス語から、少しずつ身につけていかねばなりません。 スポンサードリンク // まずは数字の聞き取りから。 私の場…

初めてのお使い フランスの郵便局へ行ってみました。

夫に前の晩から頼まれていた郵便物を投函しに、郵便局へ行ってきました。 これがフランスに来て初めての、一人でのお使い(36歳主婦)。緊張。 スポンサードリンク // これまで数回、郵便局には行ったけど、自分で手続きしたことはなかったので、まずは「普…