フランスの履歴書(CV)作成 フランスの職安サイトがとても使える。
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本日で、100時間の移民局(OFII)の語学学校A2コース全日程が終了しました。
最終日は、A1コース受講時も含め、これまでにも何度かやったのだけど「履歴書(le Curriculum Vitae)」いわゆるCV(セーヴェー)の作成でした。
今回は履歴書(CV)作成にあたり、「え、こんなのあるの?めっちゃ便利」と思った情報を初めて教えてもらいました。
※フランスで就職活動を経験済の方はご存知のことかと思います。いずれ就職活動をする自分のために、備忘のため記事にします。
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CV記載用「技能・専門(compétences) 」の丸ごとサンプルが見られる
Googleで「fiche」「ROME」と入力して検索をかけると、一番最初にでてくるのが下記写真のようなサイト。フランスの職安「Pôle emploi」サイトのLes fiches métiersページにつながります。
このページの「Rechercher une fiche métier」の「Métier」にチェックを入れると出てくる入力欄に、希望職業をフランス語で入力すると、該当する職業についてCVに記載するための技能・専門(compétence)の記載事例がズラッと出てきます。
例えば「店員」を調べてみると
「Vendeur(店員)」と入力して「Lancer la recherche」を押すと、銀行、不動産から、八百屋や魚屋、ありとあらゆる“店員”関連の職業が表示されます。
そして、希望のカテゴリーの「Voir la fiche」をクリックすると...。
上のようなページが表示されます。この「Savoir-faire」欄に列挙されていることが、フランスの店員をするために自分が有している技能・専門の記載事例となります。
とても具体的でちょっと驚きました。
雇用側だったら知りたいと思われることが、一方の求職者側だったら雇用主にきちんとアピールしておきたいことが、ぬかりなく書かれてある感じ。
とはいえ、実際これをコピペしたような履歴書(CV)を見たら、さすがに「うーーーん(苦笑)」となるでしょうから、自分なりに手を加えることは必要でしょう。
けれど、フランス語力が乏しい外国人にとってみれば非常に作成の助けになりそうです。
今回、先生がかなり厳密に添削してくれたので、このデータはいずれ就職活動するときまで大切に保管しておこうと思っています。
ちなみに、フランスの履歴書(CV)は手書き推奨などではなく、当たり前のようにWord等で作成します。テンプレートもネットで検索すれば色々見つかります。
他にも参考になる情報は色々。
このサイトには、技能・専門(compétence)以外にも、当該職業に関する定義や、関連情報へのアクセス方法なども得られます。
Les fiches métiers | Pôle emploi
CVに正解は無いけれど、参考までに。
今回学校で教わったことが、かなり反映されていました。動機書(le lettre de motivation)についても事例が載っています。
余談。
フランス語で履歴書作成の課題をやっているんだけど、職歴欄に1社しかないことを先生に驚かれた…。
— 幸 🇫🇷 (@srdavi3216) 2018年1月17日
うん、まあそうだよね。
私も、仏語の履歴書(CV)書いてると、もっとズラズラ職歴を列挙したかったな・・・って今となってみると思うわ。
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