フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

Paul Taylorの「What the ◯◯◯◯ France」。


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フランス語(に限らず外国語)学習をしていると、なんでそうなの?みたいな事象に出くわすことは多々あります。

名詞に男女の性別があるだけでもそうだけど、外来語をそのまま使わず新語を作ってまでもフランス語にする頑なさとか・・・。

そんなフランス語に対する「なんでやねん!」な事象を面白く紹介している動画がありました。生粋のフランス人である夫も「知らないこともあった」と言っていたので、けっこういいツボをついてるようです。

 

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What the Fuck France ”La Langue Francaise”

彼の名はポール・テイラー。

長年フランスで暮らすイギリス人コメディアン。フランスにおける「何なんだこれは?!」を動画で発信しています。

この動画の冒頭で「長くフランスに住んでてもフランス語が完璧になるわけじゃない。難しい。」と言っています。その理由は3つ。

フランス語WTF(1)アクセントと性別

ポールのフランス語アクセントはかなり完璧。けれど、いまだに基本的な(文法的な)間違いはしてしまう。そのせいで、フランス人に「バカなフランス人」だと思われるそう。

そして、全てにクソみたいな「男性(Masculine)」と「女性(Feminine)」があり、(性別の決定には)何の論理性もないこと。

※新しい名詞が生まれた時は性別はどう決まるのか夫にたずねたら、「名詞の発案者が決めていいけど、音でなんとなく「これは男」「これは女」って分かる」と言われたことがあります。それこそ「何だよそれ」です。

フランス語WTF(2)”誤った友人”

フランス語と英語は多くの言葉の意味を共有しているけれど、いつも同じ意味を持っているわけではない。

例えば女友達の親友に初めて会った時、「君に会えてとても嬉しい(excited)」とフランス語で挨拶したら「性的に興奮している」という意味で伝わってしまった。

またある時は、女性2人から3人で「Ménage(性的な意味で/辞書には家事と載っている)」しないかと誘われたのを「Housework(家事)」をしようと言われたと勘違いして、大変なチャンスを逃してしまったと。あらら。

フランス語WTF(3)スラング

フランス語は「正しい順序で学べば十分」だと思っていたのに、 言葉をひっくり返すスラングも覚えなくちゃいけない!絶対フランス語の辞書には載ってない言葉を。

しかも1回だけじゃなくて、2回ひっくり返った言葉もある。

例えば、「Femme(女性/ファム)」は「Meuf(マフ)」になって、今は「Feumeu(フム)」になってる。WTF

 

在仏外国人の心に刺さるフランスの「なんだこれ!」いろいろ。

私が初めて見たポール・テイラーの動画は「ビズの習慣」に関する「何なんだこれは?!」でした。

渡仏前に見たので大笑いしつつも、「フランスやばい・・・やっていけるのか」と思ったものでした。実際はどうにかなっていますが。

「パン屋」「カフェ」「ワイン」「フロマージュ(チーズ)」など、フランス在住の外国人からしてみると、WTFが起こりがちな、何かこう、かゆいところに手が届くテーマがたくさん。

時事問題を取り上げた「What's up France」も面白いです。

すべて基本的には英語音声・フランス語字幕です。興味のある方はぜひ。

 

youtu.be

 

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