フランス映画「ENSEMBLE, C'EST TOUT」
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フランス語字幕で映画やドラマを見てみるチャレンジを、ポツポツと続けています。
というか、渡仏してからこっち、映像作品は、ドキュメンタリーか日本制作の作品以外は滅多に日本語吹替・字幕のものは見つけられないため、専ら英語字幕かフランス語字幕になっていまして、否が応でも慣れざるをえない環境です。
で、昨日は邦題「幸せになるための恋のレシピ」というオドレイ・トゥトゥ主演の映画をNetflixで鑑賞しました。
映画は、オドレイ演じるカミーユが、健康診断で医師に名前や生年月日、職業を告げるシーンから始まります。
「あ、これは全部語学学校でひととおり習ったやつ!フランス語で全部わかる!」というだけの理由で、私の心のハードルが一気に下がり(とても重要)、最後まで鑑賞することができました。
#女性映画が日本に来るとこうなる
さて、しばらく前にツイッターなどで「#女性映画が日本に来るとこうなる」というハッシュタグが流れました。
海外映画が日本に入ってくる際に、タイトルからポスタービジュアルまで大きくオリジナルからイメージが変更される事例がいくつも紹介されて、大変面白がって見ていたのですが、この映画もその一例だなぁと思います。
本作品は、男女3人の共同生活の中でいろいろあって最後ハッピーエンド、という内容。まあ女性映画ですよね。
ご多分にもれずこうなりました。
本作品の邦題は「幸せになるための恋のレシピ」。しかし率直に言って「レシピ全然関係ない」。確かに登場人物の一人であるフランクはコックだけども、さしてストーリーに絡む料理シーンは無く、料理をきっかけに何かが起こるわけでもない。
原題は「Emsemble, c'est tout」で「一緒にいること、それが全て」という感じです。まあ、確かにこれを直訳したタイトルで日本で公開しても伝わりづらいのはわかるけどやな…。
そしてビジュアルイメージも、オリジナル版に比べて、日本版はレシピ感(コック服とか)を前面に押し出しポップでピンクでキュートな感じになっています(ピンク感重要)。上記のAmazonのリンク参照のこと。
繰り返しますが、レシピ関係ありません。
フランス語初学者には悪くない映画です。
映画自体は、まったり見るにはとても良かったし、登場人物のフランス語も、字幕があれば聞き取れるセリフが多くて、フランス語初学者には良いんじゃないかと思います。
日本語字幕つきの予告編が見つけられなかったので、英語字幕版を貼り付けておきます。
フランス語学習用に、しばらくしたらまた見てみよう。
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