【南仏お出かけ】Chez Pipoで1923年から続くレシピの「ソッカ」を食べてきた。
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幼い娘がいる&日本に比べて割高なこともあり、最近はあまり外食をしない我が家ですが、夫が同僚から「1923年から続くレシピで作ったソッカ(ひよこ豆の粉で作ったクレープっぽいもの)」が食べられるレストランが港の方にあると教えてもらったので行ってきました。
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Chez Pipo(シェ・ピポ)のSocca(ソッカ)
今回行ったのは「Chez Pipo(シェ・ピポ)」。私たちは全然知らなかったけど、有名店だったようで、昼過ぎに行ったけどテラス席はほぼ満席。ちょっと日差しが強いけど1席空いていたので、そこに着席。
こちらが、1923年から続くレシピで作られたソッカ。二人分と思ってダブルサイズ。
注文の際に、ウェイターさんに「ダブルってどのくらいの大きさ?」と聞いたら両腕を大きく広げて「こーーーれくらい」と言われたけど、実際出てきたのは両手のひらサイズでした。ダブルサイズで5.8ユーロ(シングルだと2.9ユーロ)。
昔ながらのレシピと、普通のレシピ、2種類あるらしく、席に着いた時、「今、昔ながらの方は提供するのに40分くらいかかる」と言われましたが、頼んで10分もしないうちに出てきました。
シェ・ピポ内でソッカの食べ比べをしていないのですが、正直他店のソッカとどこまで違うのか私にはよく分かりませんでした。強いて言えば、カリカリ具合かな。焼きたてならどこも割と美味しいと思うのよ、ソッカ。(個人の感想です)
手づかみで食べる料理なので、小さい子にも。
豆とオリーブオイルのクレープなので、子供にも食べさせられます。そもそも手づかみで食べる料理なので、そこも気兼ねない感じ。1歳半の娘もよく食べてました。
せっかくだからタプナードもいただきました。
ソッカも美味しかったけど、私はタプナード(オリーブのペースト)やトマトペーストをカリッと焼いた薄切りバゲットに塗りたくって食べるのも良かったです。
タプナードはプロヴァンス地方発祥の食品ですが、これを知ったのはフランスに移住して1年ほど経った頃。初めて食べた時、ちょっと感動した。ビールやワインに合うのです。
外食お高めのフランスではありがたい立飲み屋的飲食店です。
ビール50clを2杯(6ユーロ✖︎2杯)、サラダ(2.5ユーロ)、ソッカダブル(5.8ユーロ)、タプナードなど(5ユーロくらい)を二人でいただき、そこそこお腹もふくれて、お会計26ユーロほど(チップ別)。お酒+つまみでこの値段なら、フランスなら悪くないと思いました。
レストランだと、お酒と食事で、二人で50ユーロ以上はさらっとかかるものなぁ…。
しっかりとした料理は出していないので、軽い食事とか、メインの食事の前に軽く一杯という立ち飲み居酒屋的な位置づけかなと思います。
お店のWebサイト&場所
有名店なので、興味があれば、インターネットで検索するとたくさんレビューが出てきます。公式サイトは下記(仏語・英語対応)。
それにしても、海がきれいな日であった。ビール&ソッカ日和でした。
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