日仏早口言葉合戦。
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大晦日、夫が娘に話しかけた言葉
「Tu n'a jamais vu de feu d'artifice(チュナジャメヴュドゥフゥダ(ル)ティフィス:君は花火見たことないね)」
これが私には「フ」の音が続く早口言葉のように聞こえたことから、「フランスにも早口言葉はあるのか」という話になり、現在我が家では日仏早口言葉合戦が繰り広げられています。
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フランスにも定番の早口言葉がある。
日本人がパッと思いつく早口言葉といえば、「生麦生米生卵」や「東京特許許可局」「隣の客はよく柿食う客だ」などが出てきます。
フランスにも、割と誰もが知っている早口言葉がいくつかあるのだと夫が教えてくれました。
フランスの早口言葉3つ
Un chasseur sachant chasser doit savoir chasser sans son chien.
(アンシャッサーサションシャッセドワサヴワシャッセサンソンシヤン:狩りの方法を知っているハンターは、彼の犬なしで狩る方法を知っていなければなりません。)
Les chaussettes de l'archiduchesse sont-elles sèches, archi sèches.
(レショッセットドラルシドゥシェスソンテルセシュアルシセシュ:大広間の靴下は乾燥して乾燥していますか?)
Si six scies scient six cyprès, six-cent-six scies scient six-cent-six cyprès.
(シシシシシシプレ、シソンシシシシソンシシプレ:6つのノコギリが6つのイトスギを見たならば、660のノコギリが660のイトスギを見た。)
Si、Sci、Che、Chaといった「シャシュショ」系の音が重なるものが多いよう(カタカナの読み方は私が無理やり当てているので、この通り発声してもフランス人にはあまり通じないと思います)。
特に、3つ目の「イトスギ(cyprès)」の早口言葉は頭の中で意味を考えながら言わないと、シの数が合わなくなるので、100回繰り返してもまだうまくできない私。適当に言ってると「シが足りない」と夫に指摘されて悔しい。
なお、この「イトスギ(cyprès)」の早口言葉に対抗して、私が夫に教えてた日本の早口言葉は、「スモモも桃も桃のうち、桃もスモモも桃のうち」。日本語だったら「も」の数が合わないのは絶対聞き逃さないんですけどね・・・。で、夫はけっこう上手に言えてしまうので更に悔しい。
ちなみにイトスギって、これ(↓)です。庭や垣根によく植えられてるやつですね。
余談ですが、日本の早口言葉を検索していた際に、「東京特許許可局」の長いバージョンを知りました。ああ、日本っぽいなぁと思った次第です。
東京特許許可局許可局長今日急遽休暇許可拒否
— 幸 (@srdavi3216) 2018年1月2日
早口言葉に漂うブラック感。
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