フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

10年滞在許可証取得に備えDELF A2受験申込。


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来年は、目指せ10年の滞在許可証!という訳で、まずは法改正で必要になった仏語レベルA2の証明書を手に入れるべく、DELFの受験申込をしてきました。


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2018年3月から65歳未満の10年滞在許可証初回申請要件が変更に。

2018年2月26日付でフランス政府よりお知らせがあり、同年3月7日から、65歳未満で、10年の滞在許可証(carte de résident または carte de résident longue durée – UE)を初めて申請する際に要求される「カード取得のために必要なフランス語習熟度の証明書」が修正されたとのことです。

関連サイト:Legifrance

私が次回取得を目指す10年の滞在許可証に関するページはこちら。

Carte de résident de 10 ans d'un étranger en France

申請時に満たさなければいけない条件の一つとして「votre connaissance suffisante de la langue française」と明確に書かれています。

仏語レベルA2証明書が必要に。

Test ou attestation linguistique

  • Test de connaissance du français (TCF) délivré par le Centre international d'études pédagogiques (CIEP)
  • Test d'évaluation du français (TEF) délivré par la Chambre de commerce et d'industrie de Paris
  • Tout test ou attestation délivré par un organisme certificateur, reconnu au niveau national ou international et attestant la maîtrise globale de l'ensemble des compétences écrites et orales du niveau A2 du CECRL. Le test doit avoir été passé dans un centre d'examen agréé et l'expression orale validée lors d'un entretien en présentiel

フランス内務省サイトより引用:Carte de résident : comment justifier de votre connaissance du français ?

TCFやTEFなどの資格証、または、認定機関によって発行された、国内または国際的に認知され、CEFRのA2レベルのすべての書面および口頭のスキルの総合的な習得を証明する試験や証明書が必要とのこと。ちなみに、65歳以上の人は不要。

関連リンク(仏語)

http://circulaires.legifrance.gouv.fr/pdf/2018/02/cir_43103.pdf

移民局(OFII)認定語学学校のA2コース修了証では不足か?きっとね。

フランス政府の発令の文をざっくりと(私なりに)目を通してみましたが、「何かいけそうな気がしないでもないけれど、役所の担当者によって見解が分かれるような危険は犯せない」という印象。フランス人の夫にも目を通してもらいましたが「・・・ダメ?かなあ、これ微妙」という感じ。

A2コースの最終試験の際に、先生から「これは国の試験実施ルールに則って実施される、試験結果はOFIIに共有される」という説明があり、その理屈でいけばA2修了証でもOKなんじゃね?と思いたい気持ちはありますが、申請窓口で却下されるリスクは犯したくない...。

DELF A2受験申込をしました。

前置きが長いですが、要するに受験申込を終えました。ちゃんと受験申込ができていれば8月受験予定です。

DELFの受験、申込手続きから面倒くさい(フランス受験の場合)

フランス語の認定試験DELFやDALF、TCFなどの情報を統括しているのがCIEPというサイト。語学学校などでも試験情報はこのサイトを見ろと言われるので、フランス在住の方はよくご存知かと思われますが、受験申込方法に関する記載がめちゃくちゃ雑!わかりにくい!

全国の試験会場のリストから、居住地近くの試験会場を見つけ出し、記載されているURLにアクセスしてさらに情報を探さねばならない。受験料は試験会場によりけりなので個別に確認してね、という・・・。

ニースの人はソフィア・アンティポリスでの受験が一番近所

CIEPのリストでは、ニースでの受験は下記が紹介されています。しかし、記載のURLにアクセスしてもDELFの受験に関することは全く分からない・・・。何やこれ。

Centre Universitaire d'Etudes en Français Langue Etrangère (CUEFLE)
98, bd. Edouard Herriot BP 3209
06204 Nice cedex 3
tél :04 93 37 53 83
cuefle@unice.fr

色々やっているうちに、2年前、A1コース通学時に学校からもらったDELFA2の受験申込用紙があったことを思い出し、ひっぱりだしてきて、それをもとにネットで色々探した結果、上記とは全然違うサイトにたどり着きました。

ニースの人はソフィア・アンティポリスでの受験となり、受験に関する手続きは下記から行うことが出来ます。

Renseignements pratiques | Centre International de Valbonne

受験申込フォームもダウンロードできます。毎年少し内容や書式が変わっているみたいなので、最新版を確認したほうが良いでしょう。

ソフィア・アンティポリスでのDELF受験料

ここでの受験料は下記のとおり。2016年にもらっていた受験料一覧より10€程値上がり・・・。

DELF A1 : 95 euros

DELF A2 : 95 euros

DELF B1 : 110 euros

DELF B2 : 120 euros

DELF A1 + DELF A2 : 165 euros

DELF A2 + DELF B1 : 175 euros

DELF B1 + DELF B2 : 185 euros

※2018年7月現在

フランス国内への受験結果送付料7€も含めた102€の小切手を同封して、郵送で申請しました。

ほぼ毎月実施されているDELF

CIEPサイトで2018年2019年のフランス国内での試験カレンダーも確認できます。今回失敗しても、年末の滞在許可証申請までにはまだチャンスはある!(夫からはお金かかるから1回で合格してねと釘を刺されています。)

関連サイト:DELF tout public | CIEP

〈7/31追記〉申請書送付から一週間ちょっとで召喚状が届きました。

ちゃんと申請が受理され、召喚状も届きました。口頭試験が午前中、筆記が午後から。これは一日がかりだなあ。

さて、試験勉強。

8月の試験まで約1ヶ月。

生後19ヶ月の幼児の世話をしながら勉強時間確保は、なかなか難しい・・・。けれど、最近娘が「となりのトトロ」にドハマリしており、これを見ている間は静かにしてくれているので、30分くらいずつ午前・午後に時間を確保して頑張りたい所存。

頼みます、トトロ様。

 

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