フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

ニースは世界で最も「歓迎される」都市15位にランクイン


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2017年11月2日付の地元紙「ニースマタン」でこんな記事を見かけました。

 

 

フランス語レベル依然A1の私ですが、フランス語の勉強のつもりで紹介してみます。下手なまとめになっていることはご容赦ください(気づいた点はコメントで指摘いただけると嬉しいです…。)

 

 

 

最も「歓迎される」都市(Les villes les plus accueillantes)とは

TravelBird社が2017年10月31日に発表した「世界で最も”歓迎される”都市100」。

フランス語だと「accueillante」、英語だと「welcoming」という単語が使用されています。直訳だと「歓迎される」となるんですが、「観光客が快く迎えてもらえる/過ごしやすい」都市という解釈かなぁと思っています。

さて、当該ランキングは世界の観光地トップ500(UN-WTO)の中から、更に以下の7つの評価基準によって決められたとのこと。

  1. 専門家の意見(Avis des experts) ※15,000人以上の旅行記者に、個人的な経験に基づき各都市について質問調査を実施。

  2. 街への入口(Point d'entrée) ※空港や鉄道駅など。
  3. 安全性(Sécurité)
  4. 満足度(Bonheur) ※直訳すると「幸せ」だけど多分こういうこと。
  5. 英語能力(Maîtrise de l'anglais)
  6. 観光客に対する開放性(Volonté d'accueillir des touristes chez soi) ※直訳だと「自分の土地で観光客を歓迎する意欲」?
  7. 街と地元居住者側の観光に対する許容量(Capacité d’accueil touristique par ville et résident) ※観光関係の輸送力と推察。

引用(日本語は幸); https://travelbird.fr/villes-les-plus-accueillantes/

 

上位20都市

ニースマタン紙に掲載されていた上位20都市はこちら。

1. シンガポール(Singapour) - 8,22
2. ストックホルム(Stockholm) - 8,02
3. ヘルシンキ(Helsinki) - 8,01
4. サンフランシスコ(San Francisco) - 8
5. ロッテルダム(Rotterdam) - 7,98
6. リスボン(Lisbonne) - 7,90
7. 東京(Tokyo) - 7,89
8. オスロ(Oslo) - 7,88
9. チューリッヒ(Zurich) - 7,84
10. オーランド(Orlando)  - 8,50
11. ハンブルク(Hambourg)  - 7,69
12. コペンハーゲン(Copenhague) - 7,63
13. ダブリン(Dublin) - 7,58
14. トロント(Toronto)- 7,52
15. ニース(Nice) - 7,45
16. ブルージュ(Bruges) - 7,41
17. ジュネーブ(Genève) - 7,39
18. ニューヨーク(New York) - 7,38
19. ベルリン(Berlin) - 7,37
20. プーケット(Phuket) - 7,36

 

日本からは東京が7位に入っています。

フランスは、ニース以外に、トゥールーズ(Toulouse)が63位、パリ(Paris)が65位、リール(Lille)が69位、ナント(Nantes)が83位にランクインしています。

東京とニースとパリのポイントを比較

順位

15

65

都市

東京

ニース

パリ

専門家

8.90

7.70

5.90

アクセス

9.48

7.38

3.88

安全性

9.65

7.90

6.50

満足度

3.88

5.98

5.98

英語

3.88

5.11

5.11

開放性

6.07

3.27

10.00

許容量

7.09

7.70

5.87

合計

7.89

7.45

5.62

東京の「満足度」と「英語能力」は、ニースのポイントを下回っています。ま、英語力については納得(笑)アクセスと安全性の高さはすごい。安全性だけみれば東京は5位(ちなみに1位はアブダビ)に入ります。

ちなみに、満足度(Bonheur)はニース、パリ、その他ランクインしたフランスの各都市もすべて5.98で47位。「まあまあ」ということでしょうか。ここは1位がノルウェーオスロとなっています。

ニースとパリ(その他都市とも)、観光地としては過ごし方が異なると思われるので、このランキングで上位だから良いってことでもないですけどね。

 

 

元記事はこちら(英語版)

今回の調査は、過度の観光客の集中が地域社会の精神を傷つけ、訪問者の体験に影響を与える(例えば今夏はバルセロナが話題になったりしていました。)とし、TravelBird社が旅行会社として、「思いやりのある旅行と持続可能な観光を促進する義務がある」として実施されたものだそうです。全然余談ではあるけど、このエントリーを書くのにTravelBirdのサイトを何度も見ていたら、広告がガッツリTravelBirdばかりになってしまった…。

 

 

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