フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

日本のクレジットカードを海外から解約。


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日本にいた時から使っていたクレジットカードの有効期限が今年12月で切れるため、この度、少々早めに解約手続きを取りました。

渡仏後すぐにクレジットカードが作れるのかわからなかったため、「念の為」くらいの気持ちでそのままにしていたら、渡仏直後の3月にがっつり年会費を引かれて、いたくショックを受けたのでした。ろくに使わないクレジットカードの年会費って、ダメージ大きい(会社員時代は、年会費のことにかなり無頓着だったため、存在自体忘れてました)。実際渡仏してから2度程しか使わなかった。

会費を払ったからには期限いっぱいまで所持しておこうと思ってそのままにしていたのですが、年末に大きなイベント(出産)を控えているし、うっかり忘れて新しいカードが発行されたり、次年度分の会費が引かれでもしたらたまるか、と思い早めの手続きをとりました。

海外から、電話1本で解約できました。

今回解約したカードは、三井住友VISAカード

公式サイトで解約方法を調べると、0570から始まる番号にかけて自動音声応答サービスガイドに従って進めていけばいいとのことですが、この番号は海外からは繋がりません。

そこで、「インターネットによるお問い合わせ」から、「海外から解約するにはどうしたらいいか」を問いあわせてみたところ、翌日には回答メールがきました。さすが、早いわぁ。

  • 03から始まる番号にカード名義人本人から電話をするようにとのこと。海外からかける場合:+81-3-6627-4140(現地オペレーターへ「コレクトコール」と申し入れること)
  • 受付時間は日本時間9:00から17:00年中無休 但し12/30から1/3休)
  • 解約申込書類等の郵送、代理人による解約手続きは不可の模様(問い合わせしてみたけどこの点は回答メールに記載なし)

電話がつながりにくい、その時は。

時差の関係もあり、こちらがかけられる時間は日本時間の15時から17時(フランス時間7時から9時。それ以上の夜更かし早起きは個人的に無理。)

案内された番号は一つだけだし、「きっと時間帯的につながりにくいだろうなぁ」とは思ってはいたのだけど。

ま〜あ、つながらない。

1週間くらい毎日数回かけてみたけど、ずっと話し中。つながらず「プー、プー」が聞こえてくるだけならそれはそれで良いのだけど、1度つながったと思ったら「只今電話が大変混みあっております」の案内が流れた時は「国際電話料金こっち持ち!」と怒りの即切り。

困ったなぁと思い、前述の「インターネットによるお問い合わせ」コーナーから「電話がつながらなくて困ってるんですけど」と再度メールしてみたところ、2時間後くらいに「それではこちらからお電話しますので、いくつか確認を」と回答が!めちゃめちゃ対応早いです。感動すら覚える。

  • カード名義人氏名
  • 連絡先電話番号(携帯電話番号でもOK)
  • 都合のよい日時(日本時間9:00~17:00)
  • カード番号16桁の内、5桁〜13桁目

これらを届いたメールに返信するように、とのこと。※「インターネットによるお問い合わせ」フォームに書いてはいけません。その旨注釈がありますし、個人情報が漏れる危険がありますから

速攻返信したところ、「ではご指定の時間帯にお電話いたします」とこれまた即回答。

「かける」と言ったからには、本当に電話をかけてきてくれる!

そして、週明け。本当に電話をかけてきてくれました。しかも3回も。

最初の2回は、弁当作ってたり、家事やってて、こちらが気が付かず取れず(心底申し訳なかった)。その後着信音最大にして肌身離さず携帯を持っていたので、3度目でやっと。

繋がるまでかけてくれるなんて、感動すら覚える(2回目)。しかも「何度もかけていただいたのにつながらずご迷惑をおかけしました」とお詫びまでされて、こちらこそすいません、って感じ。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 登録住所
  • 引き落とし口座の銀行及び支店

これらの確認を受けて、解約完了です。簡単!

日本のサービスの律儀さってすごい。

それにしても、フランスに来てから「こちらから連絡しますから」「こちらから通知を送りますから」という類の回答には「基本的にこない。再度自分から連絡する、聞きに行く」と反射的に思うようになっている自分がおかしかったです。

というか、ほぼ確実に「つながるまでかけろ、それでもダメなら窓口まで来たら?」だろうし。

こういう日本のサービスの律儀さとか、信頼感って、本当にありがたいしすごい。日本国外から日本を見てると、子育て問題とか長時間労働とか色々「大変そう」とか「しんどそう」とか思うことも多々あるけど、良いところもあって、こういうところは上手に残っていって欲しいものだと切に思った次第。

 

 

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