渡仏後の愛読書は料理本 「shunkonカフェごはん」
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フランスに来てから、人生初の専業主婦になりました。
夫の両親と夫と、週末に帰宅する学生の義弟と暮らしてます(あと猫5匹)。
生活面において大きく変化したことは、毎日毎日料理をするようになったことです。
日本にいるときは、外食もちょいちょいしていたし、帰宅が遅かったので、温めるだけ・切って盛るだけみたいな料理で済ます日も多かったです。
が、二人以上の食事を毎日作るとなると、外食は滅多にしないし、レトルトなんかもそんなに使えない(お金かかってしょうがないです)。
そのため、ほぼ毎日読むようになったのが日本から持ってきた料理本です。
小説とか漫画とかは電子書籍でもへっちゃら(むしろ推奨派)なのですが、料理本はなんとなく紙版が好きです。「食べたい」中枢が刺激されやすいんですかね。
目下、一番お気に入りなのがこれです。
日本にいた時、日本語があまり読めない夫が表紙で選んだ一冊。これがかなり使えます!夫グッジョブ。
「疲れた時、やる気が出ない時、時間がない時でも作りたくなる簡単レシピ 端から端まで何度でも作りたくなる179レシピ」
どこにでもある材料で、できるだけ安く、誰にでもできる料理。
卵黄5個分、生クリーム大さじ1杯など「残りはどうすれば・・・」という使い方もしません。
フランスに来ると、生クリームは結構安く買えるし、レシピ的にも気軽に使えるようになり、逆にもやしとか豆腐・油揚げ関連のレシピは希少化してしまったんですが、それでも多くのレシピは無理なく作れます(※醤油は必須です。)
表紙に使われている「豚肉のレモンバターじょうゆプレート」なんて、もう何回も作ってます。夏でもオススメの一品。
次がこれ。祖母・母・私の三代で持っている名作。
ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選
- 作者: 栗原はるみ
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1992/11
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 91回
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もう一度ごちそうさまがききたくて。―ちかごろ人気の、うちのごはん140選
- 作者: 栗原はるみ
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1994/10
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 31回
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第1刷が1992年だから、なんともう24年前!Σ(・□・;)
表紙の「かにクリームコロッケ」は、先日、夫と一生懸命作ってコロコロ丸めて揚げて家族に振る舞ったところ、一瞬でなくなりました。揚げ物は国境を越える・・・。
なお、栗原はるみさんのレシピは、さすがに材料面で凝ったもの(加えて、フランスでは手に入りにくい、もしくは値が張る)も多いので、主婦初心者の私にはまだ若干壁が高いかなという感じはあります。でも見てるだけで楽しい(よだれ出る)。
この本を見て、似たような(そしてより簡単な)レシピをクックパッドで探すという・・・。
語学学校が始まってからは、月〜土曜日の昼食は義父が引き受けてくれていますが
- 寝起きすぐに食べられない夫が会社に着いてから食べる朝食(サンドイッチかおにぎり)
- 夫の昼食用の弁当
- 終日語学学校がある日は自分用の弁当(サンドイッチと果物など)
- 日曜日の昼食
- 夕食(月〜日曜日)
とこんな感じ。お惣菜とかコンビニとかレトルトとかなし(使いたくてもないし、金かかるから)!日本時代に比べて、私作ってる!
ところで、夫の職場は、結構企業が集まっているエリアにあって、近くにカフェやレストランもあるらしいのですが、ランチタイムのメニューは概ね7〜9ユーロ。ほぼ日本と変わらないんですよね。でも毎日となると、ちょっとお高い。
安くて手軽という点で言えば、カルフールでサンドイッチ(2〜3ユーロ)などが売ってますが、そんなにおいしくはない(日本のコンビニのクオリティは凄い)。
なので、味はともかくとして節約の意味も含めて、できるだけお弁当持参してもらってます。
同僚の人はレストランに行くので一緒に行って、そこで(レストランには1ユーロも払わず)お弁当食べてるらしいです。
「そんなことしていいの?!」って感じだけど、今の所、怒られたりはしていない模様。ゆるい(笑)