フランス語ゼロからのニース生活

2016年2月、南フランスのニースへ引っ越した私と夫と猫の日々。

「ダメになったパン」のお菓子 パンペルデュ(Pain perdu)

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バゲットが一本(50cmくらい)0.75ユーロ(90円ちょっと)くらいから買えるフランス。半分日本人の我が家では夕食は専ら米ですが、朝や昼はパンを食べます。

 

我が家では、台所の壁に大きな布製のパン袋がかかっていて、そこに義母(食堂で働いてる)が職場から持ち帰る余ったパンや、スーパーで買ってきたパンを入れています。

そして朝や小腹が空いた時、片手を袋に突っ込んで、できるだけ柔らかいパンを物色し、食べたい分だけナイフで切り取って食べていきます。次々に義母が補充してくれるし、皆柔らかいパンから食べるため、食べかけのもはやいつこの袋に入れられたのか定かでない固くなったパンが、袋の底にたまっていきます。

 

でも古くて硬くなったからといって捨てはしません。

いくらかはパン粉にしてしまいますが、そうしょっちゅう揚げ物はしないし、パン粉に使う量なんてあまり大したことはありません。

そんな時、在庫処分に有効なのが「パンペルデュ(Pain perdu)」という料理。

 

Pain は 「パン」

perdu は 「形がなくなった」 とかそういう意味。

でも個人的には、夫が翻訳してくれた「ダメになったパン」という訳がわかりやすくて気に入っています。

 

「パンペルデュ」で検索すると、だいたいは「フレンチトースト」としてヒットします。画像検索なんかしてみると、そりゃまあオシャレな感じの写真がたくさん。

 

でも我が家のレシピは成分はほとんど同じですが、出来上がりの形状がちょっと違います。ケーキ型に入れて焼きます。

「こんなに大量のパンを余らせることは、日本の普通の家庭ではちょっと考えにくい」という前提ではありますが、義父のレシピを記載しておきます。

簡単適当なので分量などは目安としてお考え下さい。

 

<パンペルデュ(Pain perdu)の作り方>

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  1. パンを一口サイズに切る。(写真は標準的なフランスパン約一本分)
  2. ケーキ型(直径18cm)にすりきりいっぱいくらい。
  3. りんご1個の皮を向いて、フライパンにバターをひいていためる。やわらくなったら火を止める。
  4. 牛乳400ml、生クリーム200ml(なければ同量の牛乳でOK)、卵3個、砂糖100gを混ぜ合わせ、2のパンをひたす。パンに液が十分染み込んだら、3のりんごも混ぜ合わる。
  5. オーブン170度で40分ほど焼く。(焼き時間は表面の焼き色がいい感じになるまで)
以上です。
 
基本的にはいわゆるフレンチトーストが、ケーキ型に変化したようなもの。
ぶっちゃけ味は同じです。なので、甘さや型の大きさ、りんごの量は適当にお好みで調節してみてください。
 
ちなみに、硬くなる前に冷凍保存するという考え方はないようです。
できたて焼きたての美味しいパンをほぼ毎日買って、食べ残したら別の料理に使うというのが我が家のサイクルです。
 
いつパン袋に入れられたのか定かでない、底の方にたまっている古いパンですが、不思議とカビが生えたりという事態には遭遇していません。
やっぱり日本と比べて空気が乾燥しているせいなのかしら。
 
それにしても、パンペルデュがあと3つは作れる量のパンがまだ残っています。
ああ・・・。