バターが贅沢品ではない国。
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フランスに来て、摂取量が顕著に増えたもの。
それは、チーズとバターとヨーグルト。
ここ1ヶ月半の間に、1年分のヨーグルトとチーズを食べたと思う。大げさではなく。
私は今、夫と、彼の両親と弟(学生で週末だけ帰ってくる)と猫5匹(私と夫の連れ猫含む)と暮らしてるんですが。
チーズもヨーグルトもバターも、常に十分な量が冷蔵庫に入っており、いずれも恐ろしい勢いで消費されていきます。
みんな本当によく食べる。昼ご飯や、ちょっと小腹が空いた時などに、バゲットとバターかチーズを切って、台所でもそもそ食べている。
夫は去年10ヶ月ほど日本で暮らしていたのだけど、その間よくまあピザ用とろけるチーズと時々買うチューブバター(普通の固形バターは高くて買わなかった)だけで我慢してくれてたなぁと思ってしまうほど、チーズもバターもヨーグルトもよく食べてます。
朝はバターは焼いたパンにたっぷりのせるし、昼は、カマンベールチーズとかブルーチーズとか、日本だったらカルディ等の輸入食材店で一かたまり500〜800円しそうなヤツを、豪快に食べているので、見てるこっちがハラハラします。
バターで言えば、スーパーなどでの種類の豊富さもすごいのですが、値段もとにかくお手頃で、広告の品とかPB商品だと、500gで2ユーロ(今だと260円くらい)で売っています。
日本でよく買っていた「明治チューブでバター 160g」が278円(税込)。
固形バター(有塩)がだいたい200gで400円くらいだった(ので買わなかった)。
今の為替レート換算で、ほぼ半額。安っ!
そりゃ気にせず食べるわ。私も気にせず食べるようになった。
別に、チーズやバターが安いからフランス素晴らしい、っていうことではなくて、国によって生活必需品が異なるって、こういうことなのだろうなという話。
ちなみに、ニースでアジア系食材を安く買える店では、普通の味噌が1kgで6ユーロ(740円くらい)、カレールーは5皿用の小さいサイズで2ユーロ(260円くらい)。日本の米は一番安く買える店で1kgで2ユーロ。
「郷に入っては郷に従う」って、文化の違いによる軋轢を生まないっていうだけでなくて、財布に優しい生活をするためにも必要な考え方だったのだな、と思う今日この頃。
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