妊娠届(Vous attendez un enfant)を出してきた。
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やっとの事でセキュリテソシアルの番号を手に入れ、更に今月中旬に妊娠7ヶ月目*1に突入したので、妊娠届(Vous attendez un enfant)と、春から溜めに溜めたFeuille de soins(自己負担した医療費の還付申請書)を、つい先日、役所に出してきました。
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妊娠届 本当は妊娠14週目までに申告が必要
フランスで妊娠した場合、14週目*2までに妊娠届(Vous attendez un enfant)を所定の役所に提出・申告すると出産にかかる手当などが国から支給されます。
が、しかし。
ニースに来て2ヶ月そこそこで妊娠が判明した私。妊娠しにくい体質だと思っていたし、36歳という年齢で、まさかこんなにあっさり授かるとは思いもよらず、妊娠判明時点ではまだフランス入国後3ヶ月を経過しておらず社会保険(セキュリテソシアル)に加入する権利もない状態。
とはいえ授かった以上、産まない選択肢は(よほどのことがなければ)無かったので、産婦人科医を選び必要な検診・血液検査・エコグラフィー検査などを受け、妊娠日確定を以って医師から「妊娠届(Vous attendez un enfant)」の申告用紙をもらいました。6月終わり頃のことでした。この時点で妊娠12週あたり。
本来は妊娠14週目までに申告しないといけないのですが、(夫曰く)「セキュリテソシアルに加入していないと出せない(なぜなら加入番号を記入しなければならない)」とのことで、不本意ながらこの数ヶ月大事に大事に保管しておりました。(これを過ぎると手当が出ないかもしれないと言われていますが、妊娠した事実は国に知っといてもらわないと、産んだ後の方が色々あるんだし。)
ともかくセキュリテソシアルに入らないことには話が1ミリも前に進まないらしい、ということで、これまでちまちまと手続きを進めていたのです。
この間に行なった検査代やら薬代やらは、当然すべて自己負担。いつか還付してもらうべくもらったFeuille de soinsは18枚にもなっておりました。
フランス入国後すみやかにセキュ加入準備開始を!
という訳で、こういうこと(妊娠とか病気とか)があるので、フランスへ移住されてきた方には、入国3ヶ月経ったら直ちにセキュリテソシアル加入手続きをすべく、早め早めに準備(戸籍謄本取るとか、大使館での出生証明書取得とか、銀行口座開設とか)*3を進めておかれることを強く強くお勧めする次第です。
私のセキュリテソシアル加入がこの時期になったのは、フランスでは何かと手間がかかることを見越して段取りしなかったことが原因の8割くらいを占めてます。まあ、妊娠がなければ別に困ることもなかったとは思いますが。
正直、出産手当をもらうことは、諦めてる部分はあります(ぐうう)。だって妊娠14週目までに出さないといけないのに、もう22週目なんだもん(ぐううう)。
ひとまず提出したのは妊娠届だけで添付書類は無し。
ネットで先達の日本人の方々のブログ(古いものから1年くらい前のものまで)を見ると、この妊娠届提出時にパスポートやら滞在許可証やらを添付しておられるようですが、私は妊娠届のみを出しました。
夫曰く。
妊娠届についてる手引にも添付書類のことは記載がないし、「セキュリテソシアル加入の時に身分証明書の類は全部提出してある(そしてそれらは全部役所にファイルされてるはずだ)からいらない」とのこと。ま、それは確かにその通りと思う。加入のために書類を出したのは2ヶ月前で、住所なども変更ないし。
果たして、l'Assurance Maladieに届を持参した際も、特にその他の書類は要求されませんでした(が、ここはフランスなので話がひっくり返ったときは追記、修正します)。
ちなみにこの妊娠届(Vous attendez un enfant)は3枚綴りになっていて、1枚は上記のl'Assurance Maladieへ、2枚はCAFへそれぞれ提出します。CAFへは郵送しました。
登録状況はネットで確認できるみたいなので、しばらくしたら様子を見てみるつもり。
いくらか手当が認められるといいなぁ(遠い目)。
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