ドコモiPhone6のSIMロック解除を断念した話(Official iPhone Unlockに依頼した結果)
スポンサーリンク
当ブログを開設早々に投稿した「ドコモiPhone6のSIMロック解除ができなかった」というエントリーからおよそ1年経ちました。「できなかった」という内容にもかかわらず、検索流入が多くて日々恐縮しております。
今回のエントリーは、当ブログにお寄せいただいた情報をもとに、イギリスの会社Official iPhone Unlock UK(https://www.officialiphoneunlock.co.uk)にSIMロック解除を依頼してみた結果のお話です。
結論から言うと、私の端末(ドコモiPhone6)のSIMロックは59.99ポンド(約7,000円)かけましたが「ドコモとの契約が残っている。更に49.99ポンド(約6,000円)払えば解除できるよ!」と言われたので、速やかに断念いたしました。
13,000円もあれば、やっすい新品のスマホ買えるんだもん。
なお、Official iPhone Unlock UKはできると言っていますので、「できなかった」ではなく「断念」です。追加金を払っていれば成功していたかもしれません。
- SIMロック解除”断念”までの流れ
- ググってみると怪しい評判がけっこう出てくるOfficial iPhone Unlock…。
- 結局最終的にSIMロック解除をブロックしてるのはドコモ?
- やっぱりSIMフリー端末を買った方が自由。
スポンサーリンク
SIMロック解除”断念”までの流れ
Official iPhone Unlock UKに依頼してからの手続きの流れは次の通りでした。
- サイトトップにある「Free Unlock Check」で解除可能かを確認。iPhoneのバージョン、IMEI番号(端末裏面に刻印)、携帯キャリアの国・会社(日本・ドコモ)を選択してチェック。
- 上記1で「解除できる」という結果になったので、19.99ポンドをカード決済して事前調査を依頼。なお、調査の結果、解除ができないという結論になっても返金されません。【注意】この決済前の時点で、SIMロックを解除したら日本での使用ができなくなるという注意がありました。私は当面日本の携帯会社と契約する予定はないので了承して依頼・決済しましたが、たとえ解除が成功しても引き続き日本での使用を予定する方には、この会社のサービスは差し支えがあるかもしれません。当方では検証できませんので、その点ご了承ください。
- 2の申し込みから3日後、解除料金30ポンドでSIMロック解除ができるとメールが来る。カードで30ポンドを決済して解除を依頼。
- 3の追加支払から3日後、「あなたのドコモiPhone6はドコモとの契約が継続しておりブラックリストに載っているため、更に49.99ポンド払えば解除できます」との連絡。詳しく読んでみると「本来100.99ポンドのところ今なら半額!」みたいなあおり文句も。
ググってみると怪しい評判がけっこう出てくるOfficial iPhone Unlock…。
前述1の事前調査費用(19.99ポンド)を支払った後で分かった(というかググった)のですが、今回依頼したOfficialiPhoneUnlockUKは、詐欺まがいとか、次々に追加料金を請求された、解除できたけどさんざん待たされて対応が最悪だった、というブログや口コミ(いずれも今から2〜3年前)がポツポツと出てきました(わーお)。
いくつか読んでみると、料金は現在と多少異なっているようですが、手順は概ね同じです。それと大手キャリアが2015年5月以降の製品のSIMロック解除に応じる以前の情報も多かったです。
OfficialiPhoneUnlockUKが「解除できるよ!」と謳って客を引き付けておきながら、後日条件を小出しにしてくるのは、サービスのあり方としていかがなものかなとは思います。
とは言え、成功事例もあるようなので、わずかな期待を胸に追加料金(30ポンド)を払ってみたんですよね。結果は上記のとおりですが。
結局最終的にSIMロック解除をブロックしてるのはドコモ?
OfficialiPhoneUnlockUKに言いたいことは数あれど、結局のところSIMロック解除を妨げているのは最終的にはドコモなんじゃないですかね。OfficialiPhoneUnlockUKも下記のように連絡してきています。
your iPhone 6 locked to NTT Docomo Japan is unfortunately marked by the carrier as In-Contract.
こちらからしてみれば、通信契約は解約してるし(短期契約になってしまったため解約金もちゃんと払った)、端末代の支払も終わらせたのに、何を以って「In-Contract」なのかと思いますよ。
「2015年5月より以前に発売された iPhone 6はSIMロック解除しない」というドコモの方針自体が「契約」ということなんでしょうかね。
OfficialiPhoneUnlockUKは、さらに49.99ポンド払ったら
Our Worldwide (blocked) service can unlock any iPhone model regardless of Blocked/Blocked or In-Contract status, including your iPhone 6
「In-Contract」 の端末でもSIMロック解除できると言ってきましたが、もう私としては「UK経由でドコモにいくらか払うってことなのか?勘弁してよ」の気分です。
やっぱりSIMフリー端末を買った方が自由。
以上の経緯がありまして、ドコモiPhone6のSIMロック解除は断念いたしました。
繰り返しになりますが、今回は私がお金を惜しんで諦めたので、エントリーのタイトルどおり「できなかった」ではなく「断念」です。もしOfficialiPhoneUnlockを利用して最後までやりきってSIMロック解除に成功した方は、ぜひコメントを頂けましたら幸いです。
なお、すでに義務化された日本国内のキャリアでのSIMロック解除ですが、2015年5月以降発売の端末でも無条件でやってくれるわけではなさそうです。
昨年のエントリーでも書きましたが、日本国外でまとまった期間滞在する可能性や計画のある方は、SIMフリー版を選択された方が良いと思います。
現場からは以上です。
スポンサードリンク