フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住してきました。

日本からフランスの運転免許に切替完了。


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この度、無事に日本からフランスの運転免許への切替が無事に完了しました。

イメージ写真のような免許証を取得しました。

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(画像はFile:Recto-du-nouveau-permis.jpg - Wikimedia Commonsより)


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OFII証紙発行1年以内であれば、書類手続きのみで切替可能

入国後3か月以内に受け取らなければならない移民局(OFII)の証紙発行日から1年以内であれば、書類手続きだけで日本からフランスの運転免許に切り替えることができます。

それ以降だと、ゼロから免許を取得しなければならない(もちろんフランス語)。それはさすがにまったく自信がありませんので、運転するしないは別として持っておくことにしました。

さて、昨年12月初旬から手続きを始めて、フランスの運転免許証を受領したのが2月中旬。

順調に手続きが進んだとして2か月くらいの時間的余裕をみておくと安心かと思われます。

 

用意した書類(2016年12月〜2017年2月現在・ニースの場合)

運転免許切替のために県庁(アルプ・マリティーム県)に提出したのは以下の書類です。

2017年2月時点の情報なので以後の変更などある場合もありますので、手続きの際はぜひ県庁に確認を。

郵送したもの

  1. 外国の運転免許からフランスの運転免許に変更するための申請書 (Demande de conversion de permis de conduire étranger en titre de circulation français):県庁のウェブサイトからダウンロード
  2. 日本の運転免許証の両面カラーコピー
  3. パスポートのコピー
  4. 滞在許可証(レセピセがあるならそれも)のコピー
  5. 運転免許経歴証明書、無事故・無違反証明書:日本から取り寄せてください。(英文バージョンもあるので念の為両方取り寄せて添付しました。)
  6. 日本の運転免許証の有効性に関する証明書(un certificat des autorités ayant déliveé le permis de conduire attestant de la validité des droits à conduire:4の書類をもとに大使館・領事館で発行してもらいます。手数料は発生しないので申請・受領とも郵送で可能。
  7. 自動車運転免許証明書(仏文):大使館・領事館で発行してもらいます。手数料が発生するため、申請または受取のどちらかを大使館・領事館に出向く必要があります。
  8. 居住証明書類:賃貸借契約書、過去3ヶ月分の水光熱費の請求書/領収書のコピー
  9. 顔写真3枚 ※これは後日届いた申請書に貼るべきだったかも。でも免許証には、このとき郵送した写真が使われました。

後日持参したもの

上記の書類を郵送した後に、県庁から通知があり以下を持参。

  1. Demande de permis de conduire - format de l'union européenné:複写式の申請書。通知と一緒に届いたので記入して提出。顔写真必要。
  2. 日本の運転免許証原本

以上で申請が受理され、二週間後に郵送で自宅にフランスの運転免許証が届きました。

 

日本の運転免許証は日本大使館から返還(または廃棄)

その後、日本大使館から、日本の運転免許証の返還または廃棄の確認書類が届きます、

私は、有効期限も3年ほどあるので帰国した際に運転できるよう返還してもらいます。これもパリから遠いところに居住している場合は送料自己負担で郵送してもらえます。

 

県庁窓口ではとにかく並びます。

県庁の滞在許可証セクションの申請窓口も、とてつもない長蛇の列ですが、割と負けず劣らずなのが運転免許の申請窓口。とにかく2時間は覚悟しておくのが望ましいです。

語学学校の友人も、最近滞在許可証と運転免許の手続きで旦那さん(10年前にフランス国籍を取得)と県庁に行ったところ、やはり2時間待ちだったそう。旦那さん「10年前から全然進歩してない…。」とのこと。

 

まあ、手続きを終えてしまえば忘れちゃうんだけど。


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