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フランス語ゼロからのニース生活

2016年2月、南フランスのニースへ引っ越した私と夫と猫の日々。

語学は力だ。

語学学校2週間目が終わりました。

  • 1週間目 家族についてのあれこれ(家族は何人、義父母・いとこ・おじおばなどの言い方など)
  • 2週間目 仕事についてのあれこれ(職業の言い方、雇用システム、履歴書の書き方など)

この辺りは、Duolingoで既にやった単語が多くて、結構助かりました。

割と実生活に必要なことを優先的に学ぶので、面白いです。

 

さてさて。

2週間、多国籍のクラスメートたちの中で揉まれてみると、つくづく「語学は力だ」と思いました。

当たり前のことなのだけど、文化も生活習慣も母国語も多種多様な状況の中においては、「察して欲しい」とか「言わなくてもわかってくれるはず」はまっっったく通じません。

沈黙していれば、その場から存在が消えます。いないのと同じ。

だから、ヘタクソでも文法めちゃくちゃでもとにかく口に出し、身振り手振りを使ってでも、とにかく何かを「発信」しなくてはいけないです。こちらが一生懸命伝えようとすれば、相手は聞こうとしてくれるし。

 

語学学校の機会を活かすのは自分次第。

移民局(OFII)指定の語学学校は、フランス政府によって必要と見なされたすべての移民が、無償で受講させてもらえます。語学習得レベルにより、大体50時間〜200時間。私の場合は200時間・960ユーロ相当を負担してもらっています。

これは私の通っている学校に限っての所見ですが、自己負担で語学を習いに来てる人の授業とは異なり、移民向けの授業は、その日の授業で習ったことが本人の身についているかいないかのフィードバックなどは行われません。おそらくカリキュラムが定められてて、生徒側が分かっていようがいまいが、どんどん前に進んでいきます。

というわけで、この機会を活かすも殺すも自分次第。

事前にテキストが配られたりはしないので、せめて授業のない日の午後と、水曜日、週末は、その日もしくはその週に習ったことのおさらいに時間を充てていかなきゃいけないなぁと思います。

 

無償とは言え、真摯に学びましょう(私の心得)

クラスメートに、アフガニスタンから来ている女性がいます。1年半ほど前にフランスに来たんだけど、ビザを認められなくて100時間の授業に来ています。

話を聞くとどうやら医師の資格を持っているとのことなのですが、フランス語力の低さから職につけていないとのこと。だからとても真剣。クラスでも一番よくできています。

一方で、パキスタンから来た若い男の子。ニース中心部で親戚がやってるレストランで働いているということで、1日1時間半しか授業に出れず、かつ、遅刻常習者。今週は2日欠席したため、先生が「なぜ休んだのか」を問いただしたところ、「ラマダンで疲れてたから」との答え。速攻で他のイスラム教徒のクラスメートから「俺だってラマダンだけどちゃんと来てる!」ってツッコミが入ってました。

遅刻理由に「トラブルがあった」というから理由を聞いたら「昨日遅くまで仕事で疲れてた。これがトラブルだ」と平然と言える子なのでね・・・。

アフガニスタンの女性も「彼は若い。だから今の彼の姿勢がどれだけリスクかわかってないんだろうね」と言っていたけど、本当にその通りだと思う。

フランスは、(日本人にとっては)入るのは易しいし、暮らしていくために必要な制度は完備してくれているけど、留まり続けるにはやはりそれなりの努力が必要。

語学は力。やってて損になることは一つもないのです(と肝に銘じる)。

 

ちなみにOFII指定の語学学校との契約では、30分以上遅刻すると出席は認められません。正当な理由のない欠席が続く場合は、ビザ更新のための義務を諦めたと見なされる場合があります。でも病欠の場合は、医師の診断書を、身内の幸・不幸などの理由がある場合は、慶弔の内容により休める日数が定められているのでその旨を届け出れば大丈夫です。

 

とりあえず2週間終わり。学校が始まってから、時間が経つのが早い気がするー。