フランス語ゼロからのニース生活

2016年2月、南フランスのニースへ引っ越した私と夫と猫の日々。

フランス移民局(OFII)の手続きが終わった!

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フランス人の配偶者ビザで入国したのが2月下旬。移民局に申請書を送って1ヶ月。召喚状が来たのがちょうど入国2ヶ月目。3ヶ月以内に完了させなくてはならない移民局(OFII)の手続きが、本日先ほど終わりました。はー。

これで向こう10ヶ月は滞在問題なし。

8時半に行って、11時に終了。1日がかりを覚悟していたので、すごくスムーズに終わってよかったです。

 

フランス語ゼロにつき、日本人の義父に同行してもらったのですが、ドアマンに「付添いの人は入れない」と言われてしまいました。というわけで義父は外で待つことに。

「マジかー。困ったなあ」と思いつつ受付。

受付の女性が、最初フランス語で、その後英語で何やら説明してくれたのですが、この英語が早口&フランス語なまりが強すぎて、何を言われているかさっぱりわからない。

聞き返そうとしたら、

「あっ、あなた日本人ね!(仏語)チョットマッテ!(日本語)」

と、すぐに義父を呼び戻し、付添いさせてくれることになりました。「いや、多少の英語ならわかるんだけども・・・」と思いつつ、素直に感謝。

同じ時間、フランス人の夫と一緒に手続きに来ていたロシア人の女性は、入口でドアマンに「英語は話せるか?」と聞かれ「話せる」と答えたところ、「だったら付添は入れないルール」と言われて却下されていました。

 この後、諸々の移民手続きに当たって説明を受けるのですが、やっぱりというか当然90%フランス語。多少英語も交えてくれるとはいえ、やはり不十分。なので、義父の付き添いを許可してもらえて幸運でした。

先のロシア人女性も「さすがにお手上げ」と思ったのか、2度職員に談判して最終的に健康診断のところから夫の付添いを許可してもらえてました。「ダメなら僕が言ってあげようかと思ってたから良かった」と義父も言ってたくらい。

 

これは私の私見ですが、私の付添いが速攻(むしろ移民局側で積極的に)許可されたのは、「日本人=英語ダメ!」っていうのがスタッフに浸透してる(ように見受けられた)せいかと・・・。

ちなみに、この後の健康診断の問診、面接ではちょっと込み入った話だけは義父を介して説明を受けましたが、それ以外はものすごく基本的なことを聞かれた(生年月日、今の職業、日本での職業など)くらいで、中学生程度の英語ができれば十分対応できました。あんまり心配いらないです。

 

移民局での手続きはこんな感じでした。

  1. フランスという国について、社会保険、運転免許の取得に関する説明 →ここがフランス語多し。ほとんど分からず。これ以外は多少英語ができれば何とかなった。
  2. 肺のレントゲン撮影(結核が再流行しているため必須)
  3. 医師による問診、血圧測定
  4. 医師による視力検査、身体測定。
  5. フランス語学校の選定とレベルテスト受験日の指示
  6. 市民講座(授業2回、食事付き)の説明と日程の確認。必要であれば付添もOKです。初回は夫についてきてもらうことにしました。
  7. 申請手数料(241ユーロ分の印紙を持参)支払い・滞在許可証発行

 

「これぞフランス」と思ったこと、いくつか。

小さなことは気にしない

現住所が義父母宅のため、私の住所は「〇〇気付」で書いているのですが、この「〇〇(義父の名前)」のスペルが役所登録の段階で間違っている。移民局の滞在許可証発行前に、「記載事項に誤りはないか」と確認されたので、その箇所の訂正を求め、申し送り事項として付箋が貼られて次に回されたのだけれど、パスポートに貼り付けられた滞在許可証の記載はやっぱり訂正前のままでした。(私のミスではないからね!) 

とにかく移民受入れ体制ができている

今回の手続きはベルトコンベアーに乗せられているかのようにスムーズでした。レントゲン、健康診断も同じフロアの中で完了。特別に持っていくものといえば、居住証明書くらいで、余計な質問などは一切ありませんでした。

日本にいた時、夫の日本滞在のため「配偶者ビザ」の申請を検討したことがあったのですが、その質問事項たるや・・・知り合った時期や場所と経緯を年月日順に書け、二人で写った写真、国際電話記録や手紙などがあれば提出せよ、結婚式の日時場所はどこかなどとあり辟易したことを思い出します。いや、偽装結婚とかありますからね、事情はわかります。だけど、相当プライバシーに踏み込んだ内容を色々聞かれるので、何も後ろめたいことがない者にしてみたら、たまったもんじゃない心境になるわけです。

移民問題はフランスにも色々あるにせよ、手続き内容自体に不愉快な事項がなかったのは、いかにも合理的だなあと思いました。

 

ビザ更新の場合は2ヶ月前までに自ら申請を。

最後に職員から言われたのは、「ビザ更新は、有効期限の2ヶ月前までに自分で申請するように。移民局からの連絡はありません」とのこと。

「3か月前にしよう!」と誓う。だってフランスだもん。

 

ともかくこれで語学の授業を除けば、公的手続きは終了。

いい天気だったので、義父と海辺でお弁当を食べて、旧市街を散歩して帰ってきました。