DELF A2受験してきました(&結果)
8月度のDELF A2を受験してきました。ざっくりと感想を。
- 合否は受験2日後にWeb確認(ニース最寄受験会場の場合)。
- 無事合格していました。
- Compréhension de l'oralが一番苦手だった(私の場合)。
- 私の試験対策。
- 次はB1を目指して。
- こんな記事も書いています。
合否は受験2日後にWeb確認(ニース最寄受験会場の場合)。
試験官からは「2日後の金曜夜には合格者はWebで発表される」と説明がありました。え!そんなに早いの?という感じ。
冗談かと思っていたら、2日後の夕方には本当に発表された。
なお、これは受験地によって異なるようですので、ニースの最寄の受験会場であるソフィア・アンティポリスの場合となります。
合格者リストを見てみたら、受験番号のみならず氏名までバッチリ公表されていました。答案用紙回収時は、答案用紙を折って氏名を隠すよう指示された(※)のに、合否結果のプライバシー保護はないのね・・・。なお、名前がない場合は不合格とのこと。
また、合格証書(ディプロム)が発行されるまでには少なくとも10週間かかるそう。
ですから、滞在許可証更新のために受験する人は、更新手続を始める時期とディプロムが手元に届くまでの期間も見込んで受験しておいたほうがよさそうだな、と思いました。私見ですが。
合格発表のリストがA2レベル到達の証拠になるかもしれませんが、認められなければ悲惨だものなあ・・・。
※氏名を隠すのは、採点者が受験者名を見て採点がぶれないようにということ、バカロレアでも同様にされると夫談。
無事合格していました。
あまりちゃんと試験勉強ができたとは言いがたい状況で受験だったのですが、無事に合格していました。
8/29追記:受験日からちょうど一週間後に、合格証明書が届きました。どうにか8割台。年末の滞在許可証更新手続きまでにはディプロムが届くといいなぁ。
Compréhension de l'oralが一番苦手だった(私の場合)。
問題自体はそれほど難しくないものの、問題文を読むスピードが遅くて、肝心の問題を聞いていたら答案を書く時間が足りず、アワアワしてしまいました。ここ、もっとちゃんと日々訓練が必要なところでした。反省。
私の試験対策。
試験対策ということで言えば、移民局の語学学校A2コース(100時間)に通ったことと、市販の問題集を一冊やったこと(未了)です。
私の場合、どちらか1つだけでも、ちょっと合格は厳しかったろうなと思います。ひたすら仏語を詰め込む学校と、いわゆる試験に慣れる為の問題集の両方があってバランスが取れていたものと思います。
次はB1を目指して。
引き続きレベルアップを怠ってはならないよ、というわけで次はB1を目指して勉強を頑張る所存。
今は全く考えていませんが、いつかフランス国籍取得を目指したくなった時のためにも…。(現時点で必要条件となっているB1オーラルの修了証は取得済みだけど、いつ法律変わるかわからないものね。)
こんな記事も書いています。
ニースの別荘割合は住宅全体の約13%
フランスに移住して2年が過ぎ、最近「そろそろ住宅購入を真剣に考える時期だな」と夫婦で話し合っています。ニースにはこだわらず、職場や住環境を考慮して「ここに住みたい」という街を模索しているところです。
そのため、街の不動産情報や、住宅事情についてのニュースにはアンテナが立っている今日このごろなのですが、先日地元紙ニース・マタンに出た記事が面白かったです。
フランスの住宅における別荘(セカンドハウス)の割合は約9.5%
記事によると、フランス全体の住宅のうち、別荘(セカンドハウス)として所有されているものは約9.5%(INSEE)とのこと。
ニースが属するアルプ・マリティーム県は24.2%で、住宅の4件に1件は別荘ということになるそうです。海や山といった自然にとても恵まれた場所なので、別荘が多いというのも納得。
そして、私達家族が住むニースは住宅226,720件のうち、29,298件が別荘で約13%を占めています。フランス第2の観光都市と言われるリゾート地ですから、「まあそのくらいはあるだろうな」という印象。
アルプ・マリティーム県でも人口が多いその他の都市の場合、グラースで7%、アンティーブで32%、マンデリューで38%、カンヌで42%、マントンで43%となっています。
ニースから近いスキーリゾート地イゾラ(Isola)は別荘割合87.34%
私がかなり驚いたのは、ニース市内から車で1時間半の距離にあるスキーリゾートのイゾラ(Isola)。別荘割合が87.34%。
その他、行ったことのある場所として、例えば昨夏訪れたサン・テティエンヌ・ド・ティネ(Saint-Étienne-de-Tinée)は80.27%、公園かと思うような大邸宅ばかりのサンジャンカップフェラ(Saint Jean Cap Ferrat)は60.63%。
何となく幼い子持ちとしては、学校の有無や規模が気になる時期のため、別荘割合が60%を超えてくると「地元民が少なすぎて、定住する場所としてはどうかな?」という印象でした。
でも、こういう場所の不動産情報をみると、ニースの物件と比べて半分の値段で3倍の広さとかザラ。だからいつも悩ましい思いをしています。
ちなみに日本の別荘割合は約0.7%
フランス全土の別荘割合は9.5%とのことですが、では日本は?
平成25(2013)年調査では、総住宅数は6063万戸に対し、別荘等の二次的住宅数は41万戸とのこと。別荘割合が約0.7%。
フランスは他国と地続きだし、外国人の別荘所有者も多いだろうからこその割合なのだろうな(多分)。
こんな記事も書いています。
www.srdavi3216.com
【フランス語学校B1】修了証受領しましたが…。
本日、移民局(OFII)の語学学校から、フランス語B1オーラルの修了証を受領しました。
最終試験結果は「Acquis」ということで、「フランス国籍取得に必要なフランス語B1レベルに到達した」との証明書を得た格好です。
でも正直B1になってはいないと思う
一応B1認定はされたものの、依然日常会話は片言だし、文法もしっちゃかめっちゃか。A1ではないかもしれないけど、B1かと言われたら、正直「どうかなあ」という感じです。
聞くところによれば、B1とB2の間には大きな開きがあり、B2でいきなり難易度が上がるらしい(語学学校のクラスメイト情報)。
最終試験はオーラルのみ。
今回のB1コースの最終試験は、A2とは異なりオーラル(口頭)試験のみ。一人あたり10〜20分ほど。
私の受けた試験問題
私に出題されたのは「友人から、携帯電話の契約プランに関するお得情報について留守電メッセージがあった。それを聞いたのち、携帯ショップに行ったあなた。店員に色々契約プランについて相談してください」という内容。
学校オリジナルの携帯電話契約プラン比較表が用意されているなどして、内容的に非常に実用的。
「日本の携帯電話だと…」といった世間話を交えつつ、契約メニュー変更の質問・相談、契約変更に際しての必要書類の確認、じゃあ明日持ってきますー、みたいな会話をして終了でした。
感覚的に、試験管の先生の方が半分以上しゃべっていたのでは…という感じだったので、こりゃパスしなかったかもなぁと思っていたのでした。
他には、アパートを借りるために不動産屋さんに言った場合、という問題が出たようです。
不合格者もいたらしい。
最終試験終了後、先生が「残念ながら数名は不合格。悪く思わないでね〜」と言っていました。
私より先に試験を終えたクラスメイトのほとんどが「全然難しくなかったよー」と言っていたので、これはちょっと「あら?」という感じ。
なお、授業時間50時間に対して著しく出席時間が足りていない場合は、試験の出来不出来にかかわらず「レベル未達」とされたみたいです。
次なる目標は、ちょっと戻ってDELF A2取得。
B1コースのクラスメイトや、最近ばったりあったA1コース時代のクラスメイトから、「滞在許可証更新のためにはA2が必要」という話を聞きました。
どちらもOFIIから言われたという話なので、これは確実なのだろうなということで、少しレベルを戻してDELF A2を受験予定です。
移民局(OFII)のB1修了証は持っているけど、これがどの程度通用するのかよく分からないので、万全を期す意味で。
語学学校B1のクラスメイトに、仏人の妻として10数年前に来仏し、現在企業に就職してて仏語もペラペラ(私基準)で一度は10年の滞在許可証をもらったことがあるのに、10年更新を拒否されてこのB1受講を指示されたという人が。
— 幸 🇫🇷 (@srdavi3216) 2018年4月24日
こういうケースもあるらしいし(怖)。
購入したものの途中でほったらかしてたDELF A2の問題集をやっつけようと思います。
【耳覚えフランス語】J’ai raté le train du sommeil/寝んねの列車が行っちゃった
しばらく前の、休日なのに通常営業(AM7:30)の娘の声に起こされた土曜日の朝。
夫が「昨日は寝付けなくてねー。“寝んねの列車”を逃しちゃって」と日本語で言ってきました。
寝んねの列車って何??
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Le train du sommeil (トラン・ドゥ・ソメイユ/睡眠列車)
「Le train du sommeil」 とGoogleで画像検索すると、しこたまイラストが出てくるので、重ねてびっくり。日本だと「睡眠列車」という呼び方で、小学生が研究発表している記事なんかが検索結果にでてきました。
だいぶ古そうですが、リヨン第一大学のサイトに掲載されていた画像Le petit train du sommeilが分かりやすかったです。
Le sommeil est constitué d'une succession de petits trains qui nous emmènent en voyage
睡眠は、私たちを旅に連れて行く、一連の小さな列車で構成されています。
引用:http://sommeil.univ-lyon1.fr/articles/challamel/prosom/train2.php
睡眠サイクルの長さ(=列車の車両数)と構成は、年齢によって異なり、誕生から生後2ヶ月までは2車両、生後6〜9ヶ月には3車両、大人になると5車両というように長くなっていく、とのこと。
(興味がある方は、リンクのサイト(仏語or英語)をお読みになってみてください。 丸投げですいません。専門的な内容なので、仏語レベルA2の私がうかつに翻訳しづらいのです。)
出典:http://sommeil.univ-lyon1.fr/articles/challamel/prosom/train2.php
J’ai raté le train du sommeil(睡眠列車を逃しちゃった)
そして、この 「Le train du sommeil」 、うまく寝付けなかった時などに「睡眠列車を逃しちゃったんだ」という言い方をするそうです。)
なんか可愛い。
夫が“寝んねの列車”と表現したのは、私が普段から娘に「さあ、寝んねの時間だよ」と言っていたのを覚えていたからです。個人的には「睡眠列車」より良いよね、と思っています。
今度、使ってみよう。
こんな記事も書いています。
【フランス語学校B1】フランスで婚姻・PACS・同棲、それぞれの違い
語学学校B1コースの授業でフランスにおける異なる3つのタイプの共同体について学習しました。A1、A2コースでは習わなかった年金や相続、関係解消についても言及があり、非常に今後の参考になったので、覚書のためにまとめます。
2018年4月時点の情報です。その後の変更等についてはフランス関係官庁にご確認願います。
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3つの共同体の形 Concubinage, PACS, Mariage
フランスでは2人の人間が共同体をつくり一緒に生活するにあたり、Concubinage(同棲/内縁関係), PACS(連帯市民協約), Mariage(婚姻/法律婚)という制度があります。
授業で配布された資料の翻訳なので、あくまでざっくりとした情報です。
Concubinage(同棲/内縁関係)
- 生活条件(conditions d'existence):2人の同性または異性、国籍不問、同居している、関係が安定的かつ継続的であること
- 手続(formalités d'existence):なし。なお、市役所で同棲証明書(un certificat de concubinage notoire)を取得することが可能
- 税(impôts):所得税は個別に課税、連帯富裕税(Impôt de solidarité sur la fortune: ISF)は共同課税される
- 社会保障(protection sociale):一方が社会保険(l’Assurance-maladie)の被保険者であれば、同棲相手についても加入が認められる
- 年金(retraite):遺族年金の受給権利なし
- 財産(patrimoine):同居者の一方によって取得された財産は本人に独占的に帰属。共同で取得された財産は分割
- 関係解消(séparation):手続きなし。関係解消に伴う補償給付なし
- 相続(succession):住宅に関する権利なし。生存する同居者は、死亡した同居者の相続人とはならない(遺言がある場合を除く)。相続税率は60%
PACS(連帯市民協約)
- 生活条件(conditions d'existence):2人の同性または異性、国籍不問、18歳以上、すでにPACSまたは婚姻をしていないこと
- 手続(formalités d'existence):小審裁判所(日本の簡易裁判所にあたる)または公証人(notaire)事務所にて協約書を締結
- 税(impôts):所得税、連帯富裕税(Impôt de solidarité sur la fortune: ISF)ともに共同課税される
- 社会保障(protection sociale):一方が社会保険(l’Assurance-maladie)の被保険者であれば、PACSのパートナーについても加入が認められる
- 年金(retraite):遺族年金の受給権利なし
- 財産(patrimoine):原則として、2007年以降締結されたPACSについては財産分割。共同で取得した不動産は、別段の配分がない限り、共同所有で保有される
- 関係解消(séparation):一方または両方のパートナーの結婚によるPACSの破棄、またはパートナー双方または一方的な意志により関係解消となる。関係解消に伴う補償給付なし
- 相続(succession):生存パートナーは1年間住宅に滞在する権利がある。
生存するパートナーは、死亡したパートナーの相続人とはならない(遺言がある場合を除く)。相続税は夫婦の相続税と同じ
Mariage(婚姻/法律婚)
- 生活条件(conditions d'existence):2人の同性または異性、国籍不問、18歳以上、すでに婚姻していないこと
- 手続(formalités d'existence):市役所にて婚姻の宣誓を行う
- 税(impôts):所得税、連帯富裕税(Impôt de solidarité sur la fortune: ISF)ともに共同課税される
- 社会保障(protection sociale):一方が社会保険(l’Assurance-maladie)の被保険者であれば、配偶者についても加入が認められる
- 年金(retraite):遺族年金あり
- 財産(patrimoine):原則として、婚姻後に夫婦またはそれぞれが得た財産(後得財産)は民法に定める共通財産制に基づく。なお、結婚契約を締結している場合は、民法の定めに優先される可能性がある。
- 関係解消(séparation):離婚手続きを行う。結婚契約がある場合は、それに基づき協議。収入の多い方が、相手に離婚後補償給付を支払う義務が生じる場合がある
- 相続(succession):生存配偶者は死亡するまで住宅に滞在する権利がある。
生存配偶者は相続人となる。相続税には税控除等が適用される
相続税のあたり、同棲の場合は60%と明確なのに、PACSや婚姻の場合はかなりざっくりした感じになっていました。税制度は複雑だし改正もあるから詳しくは自分で調べましょう、ということですね。
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遺族年金(La pension de réversion)は(個人的に)要チェック
授業中、クラスメイト間で一番盛り上がったのが「年金」の項目でした。生徒の大半が「婚姻」してフランスに来ているので受給対象になりますからね。専門外の先生に、めちゃくちゃ突っ込んだ質問をしたりして、先生お手上げ状態でした。
授業でさらっと触れられた情報としては、生存配偶者は、遺族年金として死亡した配偶者が受け取るはずだった年金の54%が受給でき、離婚していてもそれは可能(ただし、再婚した場合は受給資格を喪失する)。婚姻年数も関係するそう。
これはまた、時間のある時に詳しく調べてみようと思います。ちなみに、政府サイトもかなり詳しく情報があります。
こんな記事も書いています。
ネットでフランス語 語学学校で教えてもらった7サイト
移民局(OFII)の語学学校B1コースが終了しました。最終試験結果は後日郵送ということでしたが、正直なところA2からB1に進歩したかというと「いや〜、どうかな〜」という感じ。B1未達と言われても納得。
とは言え、久しぶりに50時間みっちり仏語漬けの環境に自分の身を置けたことは良かったし、友達もできたし、10年の滞在許可証獲得のための貴重な情報を得られたので通えてよかったです。
さて、最終日に先生からぶわぁーっとB1の問題集や語彙集、そしてインターネットで仏語を学べるサイトを教えてもらったのでまとめます。私が知っていものも知らないものもありますが、参考になれば幸いです。
- Lexique FLE (初心者向け)
- Phonétique (発音練習)
- Le Point du FLE
- Bonjour de France
- Retrouvez le sourire
- Civilisation francaise
- 7 jours sur la planete
- 最後に、この言葉を胸に刻んで・・・。
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Lexique FLE (初心者向け)
フランス語初心者向け。
- 身体、家族、アルファベット、数字、駅で、電話で、街なかで、といった様々なテーマに沿って、語彙、文法、シミュレーションの練習を行います。
- 有意義でユーモラスなイラスト
- 関連のサイトとして、フランス絵画を学ぶhttp://peinturefle.free.fr/、楽しみながら学ぶためのhttp://jeudeloie.free.fr/などがあります。
Phonétique (発音練習)
ゲーム感覚でフランス語の発音練習ができるサイト。
解答・解説が非常に優れているとのことです。
Le Point du FLE
仏語指導者向けに作成されているサイト、とのこと。
- 音声、歌、筆記、文法、文明などの項目別に構成されています。
- 仏語レベルに応じて、様々な問題が用意されています。
ちらっと見た感じ、フランス語学習に関する練習問題を提供している多種多様なサイトへアクセスできるようになっているみたいです。問題量が膨大過ぎて慣れないとちょっと使いづらいかもしれません。
Bonjour de France
これはA1コースの時にも何度か授業で見たサイト。A1〜C1までレベル別に問題がまとめられています。無料でここまでできるってすごいな、という感想。
サイトの見やすさといい、一番使いやすいかもしれません。DELF対策のコーナーもあります。
Retrouvez le sourire
フランス語試験のDELFやTCFなどに関するサイトの中の仏語学習コーナー。独語・英語・スペイン語・ポルトガル語・アラブ語バージョンがあります(日本語なし、残念)。FLASHが必要みたいだし、PC向けという感じ。
- A2レベル以上向け。
-
学習者は「パリにやってきた旅行者」という設定。そこで自分のバッグが消えたことを知ります。 その後、彼は警察へ。 各段階で、翻訳や、文法といったさまざまな練習をすることができます。自己学習やグループでの使用に向いている、とのこと。
Civilisation francaise
http://web.cortland.edu/flteach/civ/
ニューヨーク大学とLa Rochelleのサイト内にあるフランス語学習ページ。サイトデザインがちょっと古いんですが、問題はシンプルで取り掛かりやすい印象です。
- 料理、住居、交通、社会、宗教、祝祭、歴史などについて学ぶことが出来ます。
- 写真なども豊富で分かりやすい仕様。
7 jours sur la planete
おそらくフランス語学習者なら一度も見たことない人はいないんじゃないかと(勝手に)思っているサイトです。A1〜B2、そしてTCF(フランス語能力試験)対策まであります。
日本語ページもあるので、取り掛かりやすいでしょう。
最後に、この言葉を胸に刻んで・・・。
本日、ツイッターで流れてきて、個人的に刺さった下のツイートを胸に刻み、引き続きフランス語学習を頑張っていこうと思います。
英語の習得も甘い言葉に溢れている。
— N. Saito (@demi_maroquin) 2018年4月26日
1.文法不要!(ありえません)
2.丸暗記不要!(覚えなければ頭に入りません)
3.聞き流すだけ!(ピアノを聞いているだけでピアノが弾けるようになりますか?)
4.短期で習得!(短期で全て忘れるでしょう)
5.がんばらなくていい!(帰れ) https://t.co/1yboLcYi6D
こんな記事も書いています
【フランス語学校B1】フランスを知ってもらうことに至れり尽くせりな政府Webサイト。
移民局(OFII)の語学学校B1コース、粛々と授業が進んでいます。「もう、全っっっ然自分のレベルじゃない(涙)」と思いつつ、頑張ってます。
今回は、昨日の授業で教えてもらったフランス政府のサイトを紹介します。
フランスクイズに挑戦。
さて、ご紹介する上記サイトでは、フランスの基本知識に関する選択式クイズに挑戦できます。10〜15歳向けらしいので、フランスの小学校〜中学校までに習うことが出題されているようです。
Apprenti(e)→Initié(e)→Expert(e)とレベルがあり、1人から複数人で回答することが出来ます。
Apprenti(e)第1問「フランス国旗はどれ?」などは基本中の基本です。
これが中級編になると、「1978年から、首相は就任の際にオテル・ド・マティニョンの庭に植樹する伝統があるが、これを最初に始めたのは誰?」みたいな問題が出てきて、もう・・・(※正解はRaymond Barre)。
これなど、仏人夫だってもう忘れてるでしょうね、って感じ。
フランスを知ってもらうことに至れり尽くせりな仏政府公式サイト。
これまで、語学学校等では実に様々なサイトを教えてもらってきました。フランス語学習に良いサイトや、フランスについて学ぶ子供向けのサイトなどなど。フランスについての知識を共有するためのサイトが豊富な印象です。
移民も多く、フランス国籍の人でもルーツが様々な、この国ならではという感じ。政府や政府系の公式サイトは、時々面白いコーナーがあるので、教えてもらえると楽しいです。
過去のノートやテキストなどを見なおして、面白そうなものがあれば、改めてご紹介したいと思います。
こんな記事も書いています
【フランス語学学校B1】会話練習と難解なフランス史問題。
語学学校2日目。朝からドシャ降りで、数年ぶりに「警報でたら学校休みにならんかな」と思いながら行きました。今日は午前中のみ。
会話中心なので喋ったもの勝ち
前回のエントリーでも書きましたが、移民局(OFII)のフランス語学校B1コースはオーラル中心。実際に使える言い回しなどを先生が示してくれるので、かなり応用力がつきそうです。今まで私が受講してきたOFIIの語学学校のコースを比べると、下記のような感じ。
A1コース:積極的に喋らせる
A2コース:フランスに関する知識・常識をぎうぎうに詰め込む
B1コース:A2で学習したことをベースに、積極的に喋らせる
今回、先生がかなりベテランなので、とても良いです(A2の時は教えるのが初めてという先生だった・・・)。
今日はこんなことしました。
先生から渡された、質問が書かれた小さな紙。それに答えます。
私のもらった質問はこんな感じ。
「バカンスから戻ったら、家が空き巣に入られていました。状況について説明してください。また、盗まれたもののリストを作りなさい」
他には、「家の改装工事をしようと考えています。パートナーに何をしたいのか、予算や、その場合の問題について話し合ってください」など。かなり実際的。
授業でシミュレーションの練習。
— 幸 (@srdavi3216) 2018年4月12日
Q.バカンスから戻ったら空き巣に入られてた。状況説明し、盗まれた物リストを作成せよ
私「PC、iPad、TV、……そしてフランスで買えない日本の食品」
クラスメイト「おぉおーー😱」
皆移民だから、母国の食品に置き換えた時の共感がすごかった。 pic.twitter.com/xaJpJcLxQ7
フランス国籍取得に向けた内容もあります。
私は今のところフランス国籍取得は目指していませんが、B1はそれに向けたコースなので、帰化手続きの際に聞かれること、知っておくべきことなども授業で触れていきます。
PDF版: Le livret du citoyen
「Le livret du citoyen」に目を通して、歴史の質問に答えます。
Q.ベルサイユ宮殿は、次の誰の時代に建てられたか。 A.(1)ナポレオン(2)ルイ14世(2)ルイ・フィリップ
Q.ロワール城建設はいつの時代か。 A.(1)15世紀(2)ルネサンス期(3)フランス革命
Q.100年戦争はどの期間に行われたか。 A.(1)中世(2)ルイ13世時代(3)1914年
・・・選択式だけど、つい選んでしまいそうな選択肢が多くてけっこう難しい。
さしあたって自信満々で答えられたのはこの問題くらいだったな・・・。
夫に見せたら、「僕、多分全然できなくてシトワイヤンになれないと思う」と言っていました。フランス国籍取得は、2012年以降厳格になったということなので、致し方ないでしょうね(そして、当面緩和されることもないだろうなと思う)。
さて、明日もがんばります。雨降らないで!
こんな記事も書いています。
【フランス語学学校B1】授業が始まりました。
移民局(OFII)の語学学校B1コースが始まりました。受講者の95%が女性(仏人との結婚等により移住してきた人が大半)。これから約2週間通うことになります。
- B1“オーラル” は「自分の考えを自然な形で述べる練習」の場
- 「フランス国籍取得」に関する話題を練習問題で。
- フランス国籍取得する?
- ところでA2を飛ばしてB1にきていた女性は。
- こんな記事も書いています。
B1“オーラル” は「自分の考えを自然な形で述べる練習」の場
A2コースはひたすら座学・詰め込み学習という傾向が強かったですが、B1オーラルはそこで学習したことを会話に応用するための訓練の場という印象です。
A2ですでに学んだことにさらっと触れて、設問に対して口頭で回答する方法を学んでいきます。端的に言うと、質問に対して単語だけで回答しない、という訓練です。
例えば、
「Q、いつからフランスに住んでいますか?」
「A、2016年2月」(以上終わり)
ではなくて!
「A、2016年2月から住んでいます。もう2年になります」というように、自然な会話になるように。
最初の答えは確かに間違いではないけれど、会話能力を見る上ではちょっとね・・・ということです。仏語学習初期、A1の時代に夫から全く同じように教えられたので、フランスの学校での基本的な指導方法なのだろうなと思ったりしています。
「フランス国籍取得」に関する話題を練習問題で。
B1は国籍取得を希望する人のためのコースでもあるので、 国籍取得に関するテーマを取り上げた例題を解いたりしました。
Djazairess : Maîtrise de la langue et de la culture françaises impérative
文章も問題も難しくて、休憩時間にクラスメイト数人と「やばい・・・、全然わからん・・・」と言い合っていました。でも楽勝って感じの人も。私もめげずに行かねば・・・。
フランス国籍取得する?
B1コースはフランス国籍取得希望者のために開講されているということになっています(入学前に帰化に関する誓約書にサインしました)。
前述のとおり、授業の中でも「フランスに帰化すること」について触れられますが、クラスメイト数人に聞いてみると「いや、まだ真剣に考えてない」「実際する予定は今のとこない」という人が多め。
ところでA2を飛ばしてB1にきていた女性は。
先日の説明会の時に、「A1の先生からB1を進められた」といって入学希望してきた女性がいました。異例のことだったようですが、入学は認められていたのです。
B1初日の今日、彼女もきちんと出席していたのですが、開始1時間程経った頃、「やはり辞める」と言って先生と共に退室してしまいました。彼女とは何も話していないので真相はわかりませんが、A2で習ったことを前提に授業が進む感じがあったので、しんどいと思ったのかな。
「B1に入学したらA2には戻れない」という話が説明会の時にあったので、無事手続きが取り消されてA2に入学できたら良いな、と思いました。
さて、50時間のうち、6時間を消化。残り44時間。レベルアップできるようにがんばります。
こんな記事も書いています。
【耳覚えフランス語】Tiens-toi droite(きちんと座りなさい)!
この間の週末、娘も交えて家族3人で朝ごはんを食べていた時。
食べることに少し飽きた娘が、ハイチェアの上でゴソゴソと動き始めました。椅子の安全ベルトを抜けだそうとしたので、その瞬間、夫が大きな声で言いました。
「Tiens-toi droite!(チャントワドロワ(ト)!)」
これから頻出ワードになりそうな“Tiens-toi droite”
初めて聞いた言葉だったので意味を聞くと、「きちんと座りなさい」とか「姿勢よくしなさい」といった時に使うのだそうです。
夫はこの言葉を発した直後、「ああああ、僕はこの言葉、いつもいつも母親に言われていたんだよね(うなだれ)」とフラッシュバック(?)を起こしていました。
自分が親になって初めて分かる、親の苦労・・・。
日を追うごとに活発になる娘に、この言葉は頻出ワードとなりそうです。
後日、この話を義父母にしたら、二人とも大笑い。
義母「そうだよ、男の子ばかり4人もいるから大変だったんだよ」
義父「(妻が)怒鳴りながら言っていたね、これ。覚えてる」
とのことでした。
他にもある組み合わせ “Tiens-toi ◯◯!”
- Tiens-toi correctement! きちんとしなさい。マナー良くしなさい。
- Tiens-toi bien! これも上の言い方と同じような意味合いだそうです。
- Tiens-toi tranquille! 静かにしなさい。
・・・全部、育児上での頻出ワードになりそう。
フランスで育児→耳覚えフランス語多数。
学校に通ったり、NHKラジオ講座をやったり、ほそぼそと仏語学習を続けていますが、今のところ一番語彙が増えるのは、育児で使う言葉。夫や義母、公園でよその保護者が使ったり、幼児向け番組を見た時。今の私にとって一番実用的だからです。
耳覚えすることが多いので、時々文字にして眺めたり、書いたりするようにしています。努めてこれをやるようにしないと、言えるけど正しく書けない、応用が効かないということがしょっちゅうあるので・・・(学校に行くとこれを痛感します)。
いよいよ、来週からB1コース。会話中心になるということなので、今からドキドキしています。
【フランス語学学校B1】説明会に行ってきました。
本日、移民局(OFII)の語学学校B1コースの受講説明会に行ってきました。
来月上旬にスタート。
- B1コースは会話(Oral)重視。学習項目はA2とほぼ同じ。
- 受講のためのレベルチェックは無し。
- フランスに帰化するためにB1受講する旨の誓約書に署名しちゃった。
- A2をスキップしてB1受講も可能、だけど・・・。
- B1コース修了証は国籍申請に使えるが、ディプロムと同等ではない。
- 生徒数は20名弱。場所は夫の母校。
B1コースは会話(Oral)重視。学習項目はA2とほぼ同じ。
B1では、50時間をかけて、筆記よりも会話する/話していることを聞いて理解する/議論するなど、口頭でのフランス語レベル向上を目指すとのこと。
最終試験も、人が普通の会話スピードで話していることを聞き取って、どんな内容かを答えるといったものだそうです。
学習項目はA2の時同様、フランス共和国に関すること、フランスで生活するための知識(住宅を借りる/買う、教育制度、文化)、フランスで労働するための知識などです。
受講のためのレベルチェックは無し。
A2受講にあたっては、説明会の日に仏語がA1レベルに達しているかどうかの確認テストが行われました。(レベルが十分だと判断されて初めて、学校側がOFIIに正式な受講許可要請をするという流れだそうです。なお、自己紹介ができればOKくらいの敷居の低さだったような気がします。)
B1では、そうしたテストはありませんでした。A2の修了証かディプロムを取得している前提だからでしょう。
フランスに帰化するためにB1受講する旨の誓約書に署名しちゃった。
説明会冒頭から「フランス国籍取得のためにB1が必要」という説明からスタート。
そして、入学契約書や緊急連絡先などの用紙と一緒にまとめて配布された中に「Attestation sur l'honneur de demande de naturalisation français」という用紙がありました。
これは「フランスに帰化するために、OFIIのB1コースを受講することを誓う」という内容。
二重国籍が認められない日本人の私としては、安易に署名していいものか、みたいな書類なんですよね。けれど、学校側からも「名前と住所書いて、署名して」以外には、重要性などについてとくに説明はなく、他の受講希望者からも質問が出なかったんですよね。
よって、形式的なものなのかもしれません。
※ただ、夫に聞いてみると「厳密には、この書類に署名して、帰化手続きをしなかったら罰せられる可能性はある。ま、誰もそんなチェックしないだろうけど」という意見でした。もし、いつか問い合わせが来たら「国籍取得希望してるが今じゃない」と答えようかなあ。
A2をスキップしてB1受講も可能、だけど・・・。
本日の参加者の中に、A2コースを受けていない人がいました。曰く、「A1の学校で、あなたはA2レベル以上だからスキップしてB1に行ったら良いと言われたので申し込んだ」とのこと。よって、A2の修了証もディプロムも持っていない状況。
そして、学校側担当者曰く、「A2を飛ばしてB1コースに入るのは可能」だそうです。これはちょっと驚きました。できるんだ!
ただ、いったんB1を受講してみて、自分には難しすぎると思ったとしても、A2コースに戻ることは認められない、というリスクは考慮すべきとのことでした。
ちなみに、その人はそのままB1を受講するつもりのようでした。
B1コース修了証は国籍申請に使えるが、ディプロムと同等ではない。
フランス国籍取得を希望する場合、フランス語レベルB1に達していることが必要条件の一つです。そして、このB1コースを無事修了した場合に授与される修了証は、フランス語レベルの証明書として有効とのこと。
ただし、この修了証が、DELF/DALFといったフランスの公式フランス語試験の合格証(ディプロム)と同等とみなされるかといえば、それは違う(ディプロムは一生モノ)とのことでした。
※A2修了時に、講師に「A2コース修了証を以って、CV(履歴書)にフランス語レベルがA2と書けるか」と尋ねたところ、「書ける」という答えでした。でも、前述の話を勘案すると、やはりDELFのディプロムの方が強そうだなあ、という印象です。
生徒数は20名弱。場所は夫の母校。
さて、今回の受講希望者は20名弱。A2の時同様、女性が多め。
そして通うのは、なんと夫の母校のリセ。中庭にたむろする10代の若者たちの間を通り抜けて、行き来することになりそうです。
ヨーロッパは母語プラス2言語を学ぶー世界を開くためにー
NHKラジオ講座「まいにちフランス語」のテキストは、授業内容以外に掲載されているコラムも結構読み応えがあり、時間のあるときに目を通しています。
2018年3月号のテキストP.13のコラムがとても考えさせられる内容だったので、仏語学習中&バイリンガル育児中の自分の備忘録も兼ねて紹介します。
- NHKラジオまいにちフランス語2018年3月号P.13「つながる」より
- EUの言語教育政策「母語プラス2言語」とは
- フランス語は私の「プラス2」番目の言語、そして世界は広がる
- フランス人である娘を育てるため、ある意味英語より重要に。
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NHKラジオまいにちフランス語2018年3月号P.13「つながる」より
例えば、ひとびとがみな、母国語の他に英語だけを学ぶとします。
英語を母語とするひとは、他の言語を学ぶ必要はありませんし、英語を母語としないひとびと同士でも、コミュニケーションは英語で取り合います。英語以外の言語は、ただ母語話者間で使われるだけです。
果たして社会は、人類は、持続と安定を保てるでしょうか。
日本語母語話者が英語以外の言語を学ばない姿は、他の言語の母語話者に対して、日本語を学ぶひとなんていなくてもいいと伝える身ぶりに見えます。それは誰もが英語を学べば良いという身ぶりでもあります。
このような展望での英語学習は、単なる情報交換の言語の獲得であり、次第に言語に文化や価値を必要としない言語観に向かっていくことでしょう。それは人生観や世界観にも投影されていくに違いありません。
ヨーロッパでは、母語プラス2言語を学ぶことが域内の教育の柱として共有されています。外国語を1つ学ぶだけでは、世界が閉じていく力に加担してしまうことになってしまう。「プラス2言語」の教育理念は、域内の文化多様性をヨーロッパの価値として認め、この多様性と価値を損なうことのない社会基盤を建設するために合意されたものです。経済の活性化にも効果を上げています。
日本では、英語以外の言語として、以前からドイツ語やフランス語が学ばれてきましたし、中国語やロシア語に韓国語、またスペイン語やマレー語などが学ばれる文化も育っています。しかし、どうも世界を閉じていく力の高まりが至るところで感じられます。
フランス語(もちろん他の言語でも)を学ぶことで、あなたは、世界を開く方向に働きかけていることを誇りに思ってください。そして、みなさんとこの学びの輪をひろげていきましょう。
引用:NHKラジオ まいにちフランス語2018年3月号P.13「つながる」より
コラム内容に賛否はあるかもしれませんが、私は「なるほどな」と割と肯定的に捉えています。そして、「母語プラス2言語」政策のことを初めて知り、新しい発見でした。
EUの言語教育政策「母語プラス2言語」とは
上記のコラムで、ヨーロッパの「母語プラス2言語」政策について初めて知りました。 そこでちょこっとインターネットで検索。様々な論文がヒットしましたが、下記が分かりやすかったので抜粋して引用。
EUの言語教育分野に関する活動は、ヒト、モノ、資本、サービスの自由な移動を目指し、単一市場の創造を目的として進められてきた。人々の真に自由な移動には、市民による実際のコミュニケーションが不可欠であり、そのために互いの言葉や文化の知識が必要であると考えられてきた。東欧諸国のEU加盟により、言語学習の重要さに対する認識はますます強くなっている。また、EUは、特定の言語が支配的になり弱小言語が消滅の危機にさらされることを懸念し、地域語や加盟国の少数派言語を尊重する多言語主義(multilingualism)をとっており、この観点からも言語教育の多様化を推進している。これらの背景から、EUの言語教育政策では以下の点が繰り返し強調されている。
できるだけ早い時期に言語学習を開始すること
学習者や教師の移動により、言語・文化学習の機会を増やすこと
新しい教授法を推進し、そのために教員の教育を充実させること
使われることや教えられることが少ない言語(less widely used and lesser taught lan-guages: LWUTL)の学習を促進すること
(Council of Europe Council of the European Union (1995)および European Commission(1996)より抄訳)
引用:
国際交流基金 - ヨーロッパにおける日本語教育事情とCommon European Framework of Reference for Languages
フランス語は私の「プラス2」番目の言語、そして世界は広がる
大学時代は徹底的に英語、第2外国語は習わない方針の学部に入りました。そして、そこでの英語学習はまさに「情報交換の言語の獲得」のためでした。これで夫ともコミュニケーションが取れた訳なので、私の人生においては非常に理に叶っていました。
そして、私にとって今まさに奮闘しているフランス語が初めての第2外国語。
世界が広がったか?
何か勝手に広がったよ!って感じです。
移民局(OFII)の語学学校しか行っていませんが、言葉を習いながら文化習慣歴史を叩き込まれるわけなので、外国語を習うって、言葉だけ知ってたら良いってもんでもないことを日々感じています。
ちなみに夫は、イタリア語を習っていたそうです。レベルは挨拶と簡単なやり取りができる「初級」くらいだそう。
フランス人である娘を育てるため、ある意味英語より重要に。
さらに、フランスで出産した私には、フランス語は今や英語より重要言語。日本語もしっかり学んでもらいたいけれど、彼女の「母語=フランス語」になるのは確実。
成長した我が子とちゃんとコミュニケーション取りたいですもの。
日々精進です。
なお、英語は渡仏してから、映画を英語音声・英語字幕で見ることが格段に増えた(だって日本語字幕ないんだもん)ためヒアリング力がものすごく向上しました。これは棚ぼたでありました。
娘に仏語「Dis donc(ディドン)」を習得させてみたい今日この頃。
義母が娘と接している時、彼女はよく娘に「Dis donc(ディドン)」と言います。娘が何かを上手に出来た時や、ちょっとしたいたずらをした時などに。
前後の会話の流れから「あら〜」とか「ほらね〜」みたいな意味合いだろうなと思っていましたが、その時が過ぎると忘れてしまって、特に辞書で調べたりしていなかったのですが、昨日夫が娘に話しかけていた時に登場したので、やっと思い出し、改めて夫に「“ディドン”って何?」と確認してみました。
Dis donc(ディドン)とは
プチ・ロワイヤル仏和辞典によると
Dis doncは会話をつなぐための言葉
- 相手の注意をひく ねえ、ちょっと
- 驚きを表す まあ、へえ、まったく
- 不満・反発などを表す おい、なんだって
夫曰く、子どもがいたずらした時などに「こら!」の意味で使うこともできるとのこと。
下記のサイトにも「様々な目的に使用できるため英訳するのが難しいフランス語表現」といった説明があります。「Wow, Listen, Look, By the way」といった意味になるようです。
www.lawlessfrench.comポジティブにもネガティブにも、全方向的に応用できそうな接続句なので、私も上手に使ってみたいなぁと思います。
そして、このDis doncを娘に習得させたい・・・。
娘1歳2ヶ月、絶好調で宇宙語しか喋っていません。1ヶ月程前からのお気に入りは「ンダトゥンダトゥン」。
娘がずっと小声で「ンダトゥンダトゥン」と言いながらノンタン絵本を眺めている。
— 幸 (@srdavi3216) 2018年2月12日
娘、今一番お気に入りの宇宙語「ンダトゥンダトゥン」、気分が穏やかな時に発する。
— 幸 (@srdavi3216) 2018年2月19日
夫「この間は風呂上がりの身体拭かれてる時に、鼻の穴に人差し指突っ込みながらダトゥンダトゥン言ってた」
確かにそれは最高に穏やかな気分だったことだろう。
「ダトゥン」と「ディドン」って何だか音が似てるから、娘の隣で「ディドンディドン」言ってたら真似するかもと思い、「ダトゥン」が出始めたらすかさず「ディドンディドン・・・」と囁いてみました。
すると、「ドダンデトゥンドン・・・」とどっちつかずな感じに変換されていました。
これいけるかも?
【フランス語学学校B1】説明会の案内が来て、速攻召喚状も受領。
移民局(OFII)の語学学校B1コースの事前申請に対して、SMSで説明会日時の連絡が来ました。1月26日に申請してから1ヶ月ちょっと。予想していたより1ヶ月程早かったー。
「説明会に参加したい場合は、ここにメールを送って召喚状(Convocation)を受け取ってください」とメールアドレスが記載されていました。
直ちにメールで「参加したいので召喚状を送ってください」と連絡。
仏国籍取得希望者でなくても、説明会の案内は来た。
以前、「B1コースはフランス国籍取得希望者が対象という説明を受けている」 というコメントも頂いていました。
ですが、事前申請の際に「Motivation de la demande(志望動機):Autre(その他)」で登録した私にも説明会の案内が来たということは、とくに国籍取得希望者に限定されないということかもしれません。(説明会で詳しい志望動機を聞かれてハネられる可能性はゼロではないけど)
説明会は3週間後。
次は召喚状がちゃんと届くのかな、っていう気もしますが、届いても届かなくても説明会行っちゃおう。
※以前、DILFの試験日までに召喚状(受験票)が届いてない人が居て、それでも受験出来ていた(受験会場の参加者リストに名前が載っていて、パスポートで本人確認できたため)のを見てから「フランスでは正しいと思って突き進む」ことが必要だと学んだのよね。
とか書いたら、1時間以内に召喚状受領。
1段落前のとこまででブログ更新したら、その15分後にメールで召喚状が届きました。はやー。仕事はやー。
以下を持参するように、とのこと。
- 身分証明書(パスポート、滞在許可証)
- 移民局(OFII)との契約書番号(私はCAI)
- A2の修了証またはディプロム(DELFとか)
ま、あとは普通に筆記用具とメモ用紙も必要でしょう。
【フランス語学学校B1】音沙汰はまだ無い。
移民局(OFII)の語学学校のB1コースに事前申請して、あっという間に1ヶ月経過。
音沙汰はまだ無い。
何らか連絡来るのに最低2ヶ月はかかるだろうなと思っているから、別に驚きはないですが、それでもウンとかスンとか・・・。