イタリアのチェルボに行ってきた。
義母の誕生日を祝うため、遠方に住む息子たち(夫以外)が帰省してきたので、お出かけしよう!ということで、家族全員でレンタカーを借り、娘も連れてニースから高速道路を使って1時間ちょっとのところにあるイタリアのチェルボという村に行ってきました。
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教会を中心としたこじんまりとした村 チェルボ
(写真はウィキペディアからお借りしました。)
ぶっちゃけ、街並みについてはニースの旧市街とかカンヌの旧市街にそっくり〜。目慣れてしまって「外国に来た」感は皆無でありましたが、天気も良く最高でした。
ほら、ニースそっくり。
けれどニースほど混雑してない(ま、レストランや土産物屋なんかも少ないんですが。)ので、のんびり過ごすにはオススメであります。
思い返せば、娘0歳5ヶ月で初の国外旅行。
前日の金曜日の夕方「明日イタリア行くからねー」と義母に言われて、普通に「はーい」って返事して娘の荷物を用意していた私。
でも土曜日早朝、「・・・そういえば、娘パスポート持ってないよ?」と思い至る。日本だったらまず出国できない。
しかし、さすがヨーロッパ。シェンゲン協定素晴らしい。
一切のパスポートコントロールなく、行って帰って参りました。というか、高速道路を走っている間にイタリアに入ったので、下道で行った時のような国境の施設すら無かった。
娘、初の国外旅行はパスポートなし。日本人の私にはちょっと信じがたい出来事でした。
そろそろ娘のパスポートの手続きをしておいてあげよう。日本のパスポートも。
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サンジャンカップフェラ(Saint Jean Cap Ferrat)の遊歩道。
1ヶ月ほど前になりますが、めちゃくちゃ天気が良かったので、夫とバイク二人乗りでサンジャンカップフェラ(Saint Jean Cap Ferrat)まで出かけてきました。
一軒一軒が「これは公園ですか?」みたいな規模の高級住宅が立ち並ぶ通りを抜け、バイクを止め海まで少し歩くと、写真の遊歩道に出ます。
ここは夫のおススメ。
海岸沿いに数キロにわたって歩道が整備されています。
所々に、波打ち際までおりられるスペースが設置してあるので、水着姿で肌を焼いてる人達も見かけました。泳ぐにはあまり適した感じではなかったかな。
この道を先まで行くと入江があり、BBQを楽しむ家族連れも見かけました。
とにかく良く晴れた日に行ってみてください!という場所でした。
ちなみに、1時間ほど歩いてみましたが、売店や公衆トイレみたいなものは見かけなかったです。
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バイクでイタリアへ国境越えてみた。
夫がバイクを新調しました。
二人で乗っても坂道やスピード走行に耐えられるサイズ。
なので、週末は娘を義父母に数時間預かってもらってドライバ(ツーリング?)に行くのが最近の楽しみになっています。
私は後ろで夫にしがみついてるだけなんですが、これが腹筋背筋内もものトレーニングみたいになってまして、今のところ往復4時間が限界。なので目的地もその範囲で決めることになります。そのうち背もたれを設置してもらう約束なんですが、いかんせん高い。安いパソコン一台買えるみたいなお値段なので現在保留中です。
で、この間の週末は「国境越えちゃう?」みたいなテンションになり、行ってきましたイタリア。
ニースからバイクで1時間半程。イタリアのヴェンティミーリア(Ventimiglia)に到着。上の写真はロイア川を渡る橋の上から撮影。
街並み、建物の造りはニース(特に旧市街)と変わりません。ま、ニースは元々はイタリアに属していたことだし、どちらかといえばニースがイタリアに似ているのでしょうけど。
なので、あまり「外国に来た」という感じはしませんでした。ただ、道行く人や標識がイタリア語になってるので、それで実感する感じ。
天気も良くて、素晴らしい気分転換になりました。
ベビーシッター役の義父と義弟が心配なので、30分ほど日向ぼっこして帰路につきました。
それにしても。
島国の出身者からすると「国境越え」って、そりゃもういろんな手続きを経てやっとこさっていうイメージがある訳ですが、ヨーロッパに住むと本当に簡単です。
今回も、国境には大きなゲートと武装した警備員が2名ほど立ってましたが、行きも帰りもバイクを降りることなくそのままさらっと通過しました。パスポートは携帯していたけど出番なし。
去年のバカンスの時も、フランス→イタリア→スイス→フランスと国境をまたぎましたが、一回もパスポートを提示しなかったです。
国外旅行がとても気軽。
今年の大統領選挙の結果次第で、もしEU離脱ということになったりしたら、こういう気軽さも制限されるのかしら、などと思いつつ帰宅。
次はどこ行こう。
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ドコモiPhone6のSIMロック解除を断念した話(Official iPhone Unlockに依頼した結果)
当ブログを開設早々に投稿した「ドコモiPhone6のSIMロック解除ができなかった」というエントリーからおよそ1年経ちました。「できなかった」という内容にもかかわらず、検索流入が多くて日々恐縮しております。
今回のエントリーは、当ブログにお寄せいただいた情報をもとに、イギリスの会社Official iPhone Unlock UK(https://www.officialiphoneunlock.co.uk)にSIMロック解除を依頼してみた結果のお話です。
結論から言うと、私の端末(ドコモiPhone6)のSIMロックは59.99ポンド(約7,000円)かけましたが「ドコモとの契約が残っている。更に49.99ポンド(約6,000円)払えば解除できるよ!」と言われたので、速やかに断念いたしました。
13,000円もあれば、やっすい新品のスマホ買えるんだもん。
なお、Official iPhone Unlock UKはできると言っていますので、「できなかった」ではなく「断念」です。追加金を払っていれば成功していたかもしれません。
- SIMロック解除”断念”までの流れ
- ググってみると怪しい評判がけっこう出てくるOfficial iPhone Unlock…。
- 結局最終的にSIMロック解除をブロックしてるのはドコモ?
- やっぱりSIMフリー端末を買った方が自由。
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SIMロック解除”断念”までの流れ
Official iPhone Unlock UKに依頼してからの手続きの流れは次の通りでした。
- サイトトップにある「Free Unlock Check」で解除可能かを確認。iPhoneのバージョン、IMEI番号(端末裏面に刻印)、携帯キャリアの国・会社(日本・ドコモ)を選択してチェック。
- 上記1で「解除できる」という結果になったので、19.99ポンドをカード決済して事前調査を依頼。なお、調査の結果、解除ができないという結論になっても返金されません。【注意】この決済前の時点で、SIMロックを解除したら日本での使用ができなくなるという注意がありました。私は当面日本の携帯会社と契約する予定はないので了承して依頼・決済しましたが、たとえ解除が成功しても引き続き日本での使用を予定する方には、この会社のサービスは差し支えがあるかもしれません。当方では検証できませんので、その点ご了承ください。
- 2の申し込みから3日後、解除料金30ポンドでSIMロック解除ができるとメールが来る。カードで30ポンドを決済して解除を依頼。
- 3の追加支払から3日後、「あなたのドコモiPhone6はドコモとの契約が継続しておりブラックリストに載っているため、更に49.99ポンド払えば解除できます」との連絡。詳しく読んでみると「本来100.99ポンドのところ今なら半額!」みたいなあおり文句も。
ググってみると怪しい評判がけっこう出てくるOfficial iPhone Unlock…。
前述1の事前調査費用(19.99ポンド)を支払った後で分かった(というかググった)のですが、今回依頼したOfficialiPhoneUnlockUKは、詐欺まがいとか、次々に追加料金を請求された、解除できたけどさんざん待たされて対応が最悪だった、というブログや口コミ(いずれも今から2〜3年前)がポツポツと出てきました(わーお)。
いくつか読んでみると、料金は現在と多少異なっているようですが、手順は概ね同じです。それと大手キャリアが2015年5月以降の製品のSIMロック解除に応じる以前の情報も多かったです。
OfficialiPhoneUnlockUKが「解除できるよ!」と謳って客を引き付けておきながら、後日条件を小出しにしてくるのは、サービスのあり方としていかがなものかなとは思います。
とは言え、成功事例もあるようなので、わずかな期待を胸に追加料金(30ポンド)を払ってみたんですよね。結果は上記のとおりですが。
結局最終的にSIMロック解除をブロックしてるのはドコモ?
OfficialiPhoneUnlockUKに言いたいことは数あれど、結局のところSIMロック解除を妨げているのは最終的にはドコモなんじゃないですかね。OfficialiPhoneUnlockUKも下記のように連絡してきています。
your iPhone 6 locked to NTT Docomo Japan is unfortunately marked by the carrier as In-Contract.
こちらからしてみれば、通信契約は解約してるし(短期契約になってしまったため解約金もちゃんと払った)、端末代の支払も終わらせたのに、何を以って「In-Contract」なのかと思いますよ。
「2015年5月より以前に発売された iPhone 6はSIMロック解除しない」というドコモの方針自体が「契約」ということなんでしょうかね。
OfficialiPhoneUnlockUKは、さらに49.99ポンド払ったら
Our Worldwide (blocked) service can unlock any iPhone model regardless of Blocked/Blocked or In-Contract status, including your iPhone 6
「In-Contract」 の端末でもSIMロック解除できると言ってきましたが、もう私としては「UK経由でドコモにいくらか払うってことなのか?勘弁してよ」の気分です。
やっぱりSIMフリー端末を買った方が自由。
以上の経緯がありまして、ドコモiPhone6のSIMロック解除は断念いたしました。
繰り返しになりますが、今回は私がお金を惜しんで諦めたので、エントリーのタイトルどおり「できなかった」ではなく「断念」です。もしOfficialiPhoneUnlockを利用して最後までやりきってSIMロック解除に成功した方は、ぜひコメントを頂けましたら幸いです。
なお、すでに義務化された日本国内のキャリアでのSIMロック解除ですが、2015年5月以降発売の端末でも無条件でやってくれるわけではなさそうです。
昨年のエントリーでも書きましたが、日本国外でまとまった期間滞在する可能性や計画のある方は、SIMフリー版を選択された方が良いと思います。
現場からは以上です。
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フランス配偶者ビザ(2年)更新完了。
先週、携帯電話に県庁から「滞在許可証(Titre de séjour)ができたから、印紙269ユーロ分を持って取りに来い」とのメッセージ(SMS)が届きました。
で!
昨日取りに行ってきまして、無事に2年の滞在許可を確保いたしました。
やったー。
正直、大統領選挙の後になるんじゃないかと思ったりもしていたので安心しました。
ちなみにニース県庁では、滞在許可証の受け取りも申請と同じく3番窓口です。
申請は9時〜11時半、受け取りは13時〜14時半の受付。申請ほどではないですが、受け取りでも結構並びます。でも受付時間内に列に入っていれば大丈夫。
受付の人にレセピセと印紙を差し出せば、滞在許可証(Titre de séjour)と交換してくれます。受け取りサインして終了。
私、「兵庫県生まれ」と申請書類にちゃんと書いていたにもかかわらず、「東京生まれ」と記載されているのは、もうご愛嬌。運転免許証も「東京生まれ」になってたし。
気にしない。オレのせいじゃないし!(フランス人風に)
これで外出時にパスポートを持ち歩かずに済むの嬉しい。そして数ヶ月に一度何かしら発生していた手続きごとも一段落となりました(とはいえ、入れ替わりでムスメの予防接種やら何やらの手続きが始まるのであった)。
日本からフランスの運転免許に切替完了。
この度、無事に日本からフランスの運転免許への切替が無事に完了しました。
イメージ写真のような免許証を取得しました。
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OFII証紙発行1年以内であれば、書類手続きのみで切替可能
入国後3か月以内に受け取らなければならない移民局(OFII)の証紙発行日から1年以内であれば、書類手続きだけで日本からフランスの運転免許に切り替えることができます。
それ以降だと、ゼロから免許を取得しなければならない(もちろんフランス語)。それはさすがにまったく自信がありませんので、運転するしないは別として持っておくことにしました。
さて、昨年12月初旬から手続きを始めて、フランスの運転免許証を受領したのが2月中旬。
順調に手続きが進んだとして2か月くらいの時間的余裕をみておくと安心かと思われます。
用意した書類(2016年12月〜2017年2月現在・ニースの場合)
運転免許切替のために県庁(アルプ・マリティーム県)に提出したのは以下の書類です。
2017年2月時点の情報なので以後の変更などある場合もありますので、手続きの際はぜひ県庁に確認を。
郵送したもの
- 外国の運転免許からフランスの運転免許に変更するための申請書 (Demande de conversion de permis de conduire étranger en titre de circulation français):県庁のウェブサイトからダウンロード
- 日本の運転免許証の両面カラーコピー
- パスポートのコピー
- 滞在許可証(レセピセがあるならそれも)のコピー
- 運転免許経歴証明書、無事故・無違反証明書:日本から取り寄せてください。(英文バージョンもあるので念の為両方取り寄せて添付しました。)
- 日本の運転免許証の有効性に関する証明書(un certificat des autorités ayant déliveé le permis de conduire attestant de la validité des droits à conduire):4の書類をもとに大使館・領事館で発行してもらいます。手数料は発生しないので申請・受領とも郵送で可能。
- 自動車運転免許証明書(仏文):大使館・領事館で発行してもらいます。手数料が発生するため、申請または受取のどちらかを大使館・領事館に出向く必要があります。
- 居住証明書類:賃貸借契約書、過去3ヶ月分の水光熱費の請求書/領収書のコピー
- 顔写真3枚 ※これは後日届いた申請書に貼るべきだったかも。でも免許証には、このとき郵送した写真が使われました。
後日持参したもの
上記の書類を郵送した後に、県庁から通知があり以下を持参。
- Demande de permis de conduire - format de l'union européenné:複写式の申請書。通知と一緒に届いたので記入して提出。顔写真必要。
- 日本の運転免許証原本
以上で申請が受理され、二週間後に郵送で自宅にフランスの運転免許証が届きました。
日本の運転免許証は日本大使館から返還(または廃棄)
その後、日本大使館から、日本の運転免許証の返還または廃棄の確認書類が届きます、
私は、有効期限も3年ほどあるので帰国した際に運転できるよう返還してもらいます。これもパリから遠いところに居住している場合は送料自己負担で郵送してもらえます。
県庁窓口ではとにかく並びます。
県庁の滞在許可証セクションの申請窓口も、とてつもない長蛇の列ですが、割と負けず劣らずなのが運転免許の申請窓口。とにかく2時間は覚悟しておくのが望ましいです。
語学学校の友人も、最近滞在許可証と運転免許の手続きで旦那さん(10年前にフランス国籍を取得)と県庁に行ったところ、やはり2時間待ちだったそう。旦那さん「10年前から全然進歩してない…。」とのこと。
まあ、手続きを終えてしまえば忘れちゃうんだけど。
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育児中の炊事は子供との戦い お助けレシピ「グラタンドフィノワ」
なぜ赤ん坊は、親が「この子も機嫌よく一人遊びしてるし、今のうちに◯◯をする!」と何かを始めたら、数分後にぐずり出したりオムツだ飯だと言い出すんでしょうね。
始める前は数十分もご機嫌なときだってあるのに。
今、私にとって一番「勘弁してくれー」となるのが炊事の時。洗濯や皿洗いや買い出しなんかはいいんです、多少後回しにしたり何なら翌日に振り替えてもいい。
でも炊事はかなり困る。朝は夫の弁当、夜は夕食の用意。朝は夫の出勤時間が決まっているし、夕食がずれ込むと食事後に控えているムスメの入浴・寝かしつけまでずれ込む。
そのため、特に平日の夕食は夫の帰宅時間に合わせて仕上げるようなメニューは控えて、シチューとかポトフとか隙間時間で作って調理器具などは洗うとこまで済ませておいて、夫が帰宅したら温めて出す、というメニューが増えています。
で、最近汁物ばかりで飽きたな、というタイミングで「グラタン」やってやろうと思い、こちらのレシピを参照させていただきました。
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超簡単。夫(ジャガイモがあれば幸せ)に大好評。
ベシャメルソースを作らなくていいところが素晴らしい。別に作るのは苦ではない(むしろ好き)ですが、なにせ赤子の都合が読めないので、調理工程がシンプルであればある程ありがたい。
ジャガイモを厚さ1mmに切るという手間さえクリアすれば、あとはグラタン皿に敷き詰めて生クリームと牛乳を混ぜた液を流し込んでオーブンで焼くだけ。
ちなみにジャガイモ・チーズを3層に重ねる間に塩コショウするんですが、子供と攻防してて忘れてしまい、最後にまとめて塩を振りかけてみましたが、焼いてる間になんとなく混ざって全く問題ありませんでした。
ちなみにフランスに来てから買ったフランスの定番料理レシピ本にも、グラタンドフィノワ(Gratin Dauphinois)が載っていました。全然気づいてなかった。
そうか、わりと定番料理だったのかって感じ。
これからフランス人女子を育てていくんだから、いわゆる「フランスの一般的な家庭料理」も作るようにしとかないとなぁ、と思った次第。
ビザ更新 ひとまずレセピセを確保。
年末にとりかかっていたビザ(滞在許可証)の更新手続きですが、今週初め、ニース県庁からひとまずレセピセを発行してもらえることができました。有効期限は5月まで。
「有効期限長すぎやしませんか?」とも思いましたが、ビザセクションの連日の激込み具合を見れば、そりゃレセピセで一旦しのがないと役所もビザ発給が追いつかないわな、と。
不法滞在にならなければいいや、と。
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レセピセ取得に至るまで。
12月末(破水の前日だったな…)、ニース県庁に書類を揃えて夫とともに申請に行った時、担当者は「これでOK」という感じだったものの、やはり後日「夫婦で同居してる証拠をもっと出せ」との通知が届きました。
今回追加提出したのは下記の書類。
1.私もしくは夫宛に届いた書類をいくつか。
これは、要するに「同じ住所に私や夫宛の郵便物が届いてる」=「同居してます」ということを示す趣旨です。
- 保険証(Carte vitale)の受領台紙 ※セキュリテソシアル加入済であることも示す
- L'assurance maladieから届いた諸々の書類
- CAFから届いた諸々の書類
2.収入・税金関連の書類。
労働契約書と直近3ヶ月の給与明細、そして2015年の課税証明書。
そう言われても、私は渡仏後は働いていないため、そもそも出せる書類がないのですが、一応夫のものを提出。
私のものが何もないのもアレかなと、日本の2015年度の課税証明書のコピーをつけましたが、翻訳をつけたわけじゃないので(翻訳しろと言われてもどうすりゃいいの、って感じだし)おそらく無意味。まあ、不足があればまた何かお達しがくるでしょう。
これらを揃えてビザの件では2度目のニース県庁訪問。
事前受付で書類を受領してもらえたので、その後窓口に呼ばれてからものの10分足らずでレセピセが交付されました。早!
今回提出した書類で差し支えなければ、審査後にConvocationが届くので、印紙を持って再度県庁に来るように、とのことでした。
妊婦は優先されるけど、子連れ優先対応は無し。
とにかくめちゃくちゃ並ぶビザの窓口。妊婦やハンディキャップのある人は、優先的に手続きをしてもらえます。私も年末県庁訪問の際は、それを利用させてもらいました。
今回、子連れで訪れたのですが、生まれてしまうといくら子供が生後間もなくても優先手続きはなくなります。ダメモトで夫が掛け合ったもののやはり不可とのことでした。これはルールですし、致し方ないですね。
とはいえ、子供を預けられなくて連れてきてる場合もあるでしょうから、一定年齢の子を連れてる場合は、状況により配慮してもらえるようになるとありがたいなとは思いました。特にビザの手続きに関して言えば、そもそも幼い子自身がビザ申請の本人だったりするので、同行せざるをえないケースもあるでしょうから。
産んでみて初めて気づくことでした。
ニース県庁3番窓口はとにかく並ぶ!
今後ニース県庁で1回目のビザの更新をする方は、とにかく「待つ」ということを頭に入れて訪れてください。最低でも2時間。状況によりこれは延びるので、この時は午後一番の予定などは避けるのが無難。
11時半の受付終了時間の15分ほど前に列に入っていれば、並んでいる間に11時半が過ぎても、その日の受付はしてもらえます。あまりギリギリだと、事前受付のスタッフに「今日はここまで」とぶった切られてしまいます。そしてその決定は絶対です(笑)。しれっと並んでみても「あなたは今日はダメ。また出直してきて」と言われてしまうのでご注意を(※実際言われてるのを目撃)。
猫 「上の子」としての苦悩。
ムスメが生まれて約1ヶ月。
これまで我が家で1番ちやほやされていた猫、ムスメにその座を奪われる。
育児書などで、赤ちゃんが生まれるときは上の子のケアも忘れずにといった話を見ていましたが、我が家の場合は、猫にも当てはまったようです。
「こいつを攻撃してはいけない(めっちゃ怒られる)」
「他の人間はいいけど、こいつの上を歩いてはいけない(めっちゃ怒られる)」
「こいつのもの(ベッドとかバウンサーとか)に乗ったり触ってはいけない(めっちゃ怒られる)」
「とりあえず定期的にこいつの頭のニオイをチェック」
など、少しずつムスメとの共存に慣れてきているものの、私や夫がムスメの世話でてんやわんやになっていると、明らかにふてくされて、離れたところからじとっとした顔で見ているのが分かります。
最近は少し主張を始め、授乳中などに割り込んで来るようになりましたが。
邪険にしてるわけではなく、人間側に余裕がないだけなので、猫には少々お気の毒な状況。
私のとこに来て9年半にして、初の首位陥落。
健康だけど高齢ではあるし、心穏やかに長生きしてほしいので、ムスメが寝てる間などにできるだけイチャイチャしてあげることに努めたいと思います。
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フランス配偶者ビザ(2年!)更新手続きをしてきた。(2017/1/18追記あり)
私の最初の配偶者ビザは有効期限が2017年2月1日までなので、期限2ヶ月前を切っている本日、夫とともにニース県庁に行ってきました。
ひとまず不足書類・不備などなく申請書類を受領してもらえたので、現行ビザの有効期限1週間前になっても新しいビザ(滞在許可証)の通知等が届かなかったら、県庁までレセピセを取りに来て、とのことで本日は終了しました。
しかも。
てっきり1年の更新だと思っていたら、またルール変更があったらしく、移民局(OFII)関連の書類が揃っていたことにより2年のビザを発行してもらえることになりました。超うれしい!
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2年の配偶者ビザ取得には移民局(OFII)関連書類が必要。
先月末に県庁へ行って、ビザ更新のための申請書と添付書類リストをもらってきました。※こちらを参照。
その際、私としては「語学学校行けとか試験にパスしないとダメとか言っといて、その証明書類がリストに入ってないなんて、なんかおかしくない?」と思っていたのが移民局(OFII)関連の書類。
夫にも確認してもらったけどやはり書いてない。でも、フランス政府(関連組織)からもらったものは念のため全部持って行っとこうということで、下記も原本と写しを持参しました。
- 移民局(OFII)指定の市民講座受講修了証(2回分)
- 移民局(OFII)指定の語学学校の受講修了証
- DILF(A1)合格証明書
結果、全部必要でした。
私たちの手続きを担当してくれた職員曰く、「最近ルール変更があり、OFII関連の書類があれば有効期限2年のビザに更新できるようになった」とのこと。
万全を期したのが功を奏した形ですが、もし持参していなければ1年ビザだったのか、所持していれば後日郵送でもOKだったのかは不明。
なお、上記1〜3の書類のどれが正解だったかはよく分かりません。でもOFIIと記載のある書類は全て受領されたので、あるだけ持って行っておくと良いかと思われます。
公式サイトにも配布資料にもどこにも書いていないけど、しれっと改定・施行されている、フランスあるある。
2017/1/18追記:友人が2017年1月にビザ更新のためのリストを県庁に貰いに行ったところ、OFII云々ではなく「結婚して2年経ってたら2年ビザが申請できる」と説明されたそうです。どうやらこちらのほうが正解のようです。
次回は10年ビザにできるらしいです(今のところ)。
さらに嬉しいことに、この2年の配偶者ビザを更に更新するときは、10年ビザに更新できるとのこと(結婚後3年以上経過するという要件)。
ネットなどで見ていると、これまでは初回のビザを含め1年ビザを3回、4回目にようやく10年ビザを申請できると思っていたので、1回少なくなるのは非常に助かる。
とはいえ、移民に関しては語学学校の要件一つとっても、この1年に割とめまぐるしくルール変更が出ているので、数年先のことは分かりません。2017年はフランス大統領選もあるし、移民政策がどうなるかによって、また変更が出てくるでしょう。
役所や職員によって対応が変わる場合もありますし、その時その時のルールにうまく対応しながら切り抜けていく必要があるようです。
共同生活の証明書は色々あればある程良さそう。
夫の実家に間借りしている私たち。
共同生活の証明書といっても、共同名義の銀行口座証明くらいしか持ってません。賃貸契約書とかもないし、公共料金の領収書(親名義なので)もないし。
一応、義父に居住証明書を書いてもらう際に、「私と夫が一緒にこの家に住んでます」という書き方にしてもらったのですが、事前受付段階では「ちょっと足りないかも」と言われました。
幸い、居住証明書と銀行口座証明書で受理してもらえましたが、追加を要請された場合は、セキュリテソシアルから郵送で届いた書類(夫婦連名ではないが同じ住所宛に届いていることは確認できる)や加入証明書でも出してみるか、という感じです。
2017/1/18追記:やはり「同居を証明する書類をもっと出せ」という通知がきました。通知の差出人が窓口で対応してくれた人と違っているので、担当者によって見解が違うのかなという感じ。前述のとおり、セキュリテソシアルとCAFから届いてる書類をいくつか出してみようと思います。その他、申請書に「無職」と書いて提出したにも関わらず、労働契約書や直近3ヶ月の給与明細も要求されていますが、私の場合、フランスに来てからは無職のため「無いものは無い」で通す予定です。
時間短縮のため妊婦優先権を使わせてもらいました。
ビザ更新窓口には9時ちょっと過ぎに到着しましたが、その時点で30人くらい並んでました。前回行った時もすごい人数が並んでる。
これは、そもそも来訪者数が多いことに加えて、事前受付段階で比較的細かく書類チェックを受けるので時間が取られることも理由としてあるかと。
受付は9〜11時半までですが、事前受付にすべりこめれば、申請手続き自体は受付時間終了後も継続されています。なので、この手続きの日は時間的に余裕を持っておいたほうが精神的には良いかと思います。
今日は、夫が事前受付の職員と話し「妊婦優先権」を使わせてもらいました。ディズニーランドで言うところのファストパス的な。当然の権利として認められていることとはいえ、後ろにずらっと並んでる人たちの方は、なんとなく後ろめたくて見れなかったです。でも長時間立って並ぶのは今はこたえるので、ご容赦ください。そして感謝。
さて、来月末までにConvocationは無事に届くのでしょうか。
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DILFの暫定合格通知が届いた。
10月に受験したDILF A1の暫定合格通知(Attestation Provisoire de Réussite)が、今日!やっと!届きました。
なんやねん暫定って、と思って確認したら、詳細は受験場所まで取りに来なさい、ということらしい。1月の中旬の間に来てねということのようです。
確かに届いた通知にはスコアとか何も書いてない(ほんと一手間かけさせるよね、フランス…)
しかも、暫定合格通知の発行日11月4日って、試験1ヶ月後には出てたのね。取りに行かなかった私がいけないのかしら。
とにもかくにも、これで移民局(OFII)から指定された条件は、めでたくクリアできました。自信をもって来週はビザの更新手続きに行ってくるぞー。
そして先月末に空振りしたDELF A2の授業については未だに連絡がないけど、これも想定どおり。
「そういえば、あれどうなってんの?」なことが一つ減りました。
ちなみに、DILFの結果が判明した今、最大の「あれどうなってんの?」はフランスの運転免許証への切替手続きであります。
ニース県庁まで行って小一時間ならんで書類を出そうとしたら「郵送でいいから」とすげなく突き返されて、速攻送付してからかれこれ3週間、全く音沙汰なし。やっぱ配達記録付の郵便で送らなかったのは失策だっただろうか。
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初めての師走感のない年末。
日本では天皇誕生日を含めてクリスマス3連休となる今年。
去年までは、勤め人だったことや12月決算の会社にいたため、11月末頃から終わりに向かって日々カウントダウンで焦るような気持ちで過ごしていました。
お歳暮の受取や発送手配、会社の忘年会手配や、退職に向けた身辺整理や引継ぎなどでてんてこ舞いだったし。
今年は「そういえば師走だった」程度。
街に出ればクリスマス一色だし、殺気立って(?)プレゼントを買い求める人々に圧倒されて多少実感するけど、それ以外は普段どおりという感じ。
夫は春に入社したばかりで有給休暇のチャージが少なく、かつ夏のバカンスに有給休暇を前倒しで取得させてもらったため、基本的にカレンダー通りに出勤。
そして、祝日のクリスマス(Noël)も元旦(Jour de l’an)も日曜日に当たるため、休みが増えるわけでもなく(フランスは祝日の振替はないのだ)、なんも面白くねえ。
とは言え、出産したら夫は2週間の産休に入ることになるので、我が子から夫への最初の贈り物が「冬休み」ということになるかもしれません。ま、休めるわけないけどね!
我が家におきましては、多少のクリスマス装飾と25日は義父が「ごちそう作るよ」と言っている程度です。
しかし、私以外の家族のリクエストはSUSHIなので、出産が終わっていない限り生魚NGな私は焼き鮭定食になりそうです。義母によると、フランスにおけるクリスマスの定番料理は七面鳥だそうですが、もはや普段から手軽に食べれる食材のため皆飽き飽きしており、むしろSUSHI!SASHIMI!WASABI!ひゃっほう!な訳です。なんも面白くねえ。
クリスマスツリーも出してません。猫が5匹もいて、出せば倒される・復旧する・倒されるの人間だけが神経をすり減らす無限ループに陥ることが確実だから。
そんな師走感なくすぎていく夜、Netflixで「深夜食堂」の年越しそばの回を見てましたら、「これは食べねばならぬ」という心持ちになりました。
で、今は「かまぼこ」って手に入るのかしら?というのが、一番の関心事であります。
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ボンコワン(Le boncoin)でベビーカーを手に入れた。
赤子受け入れ用品最後の大物であったベビーカーを、やっと手に入れました。
ボンコワン(Le boncoin https://www.leboncoin.fr/)という何かを売りたい人、買いたい人のためのサイトです。出品されているのは、仕事・自動車(バイクなど)・家・家具・サービスなど様々。
今回、私達の居住地から近い場所にお住いの人が、こちらの条件に合うベビーカーを出品していたので、お会いして現物を見せていただき、状態も悪くなかったのでその場でお買い上げとなりました。
2014年モデルで2年使用、新品購入時1,000ユーロ(当時のレートで15万円くらい?高!)のベビーカーを125ユーロ(今のレートで16,000円くらい)で手に入れられたのだから上出来!
チャイルドシートとベビーカー(ベッド型に付替もできる)が揃いました。
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ニース在住の人ってどこでベビーカーを買うんだろう…。
しばらく前から「買わなくては」と思っていたベビーカーですが、ニース市街で取り扱っていそうな店を発見できず。ベビーカー押してる人は大勢いるのに。「皆どこでかってるんだろうね?」なんて夫とブツブツ。義母に聞いても「…確かに見かけないね」とのこと。
トラムやバスで1時間程のところにある大型ショッピングモール(Cap3000とか)に行けばあるのかもしれないなぁとは思いつつ、往復2時間かかる(買い物時間を含めると一日がかり)ことに、出かける前からどーんと腰が重くなって、延ばし延ばしになってました。
ありがとうボンコワン。
モノがよければ新品でなくても構わないと思っていたので「もういっそネットで探そう」とググったところ、ボンコワンであっという間に発見することができました。
義母にも「ボンコワンは良いよ」とのこと。出品リストを見ていると「え、こんな細かいものも売るの?(3ユーロとか)」と思うようなモノもありますが、蚤の市(ブロカント)も盛んなフランスの国民性とも合うのかなぁ、などと思った次第。
私達もキレイに使って、2年くらいしたらボンコワンで売ろうっと。
ちなみに、売主さんも「1,000ユーロで買ったんだよ!」と強調していただけあり(笑)、とても丈夫な造りのベビーカーです。「bébéconfort」というブランドでした。
売主さんも第2子出産を控えているとのことなのに売りに出したってことは、使ってみないと分からない欠点があったのかも。とりあえず理由の一つは「重量」かもしれない。でも定価の1割の値段で買えたから、十分満足だ!
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ニースもクリスマス仕様になってきました。
10〜11月にかけて観光客も減り、人少なになっていたニースですが、街の中心部であるマセナ広場がクリスマス仕様になり、遊園地や飲食ゾーンができてから、また賑わっております。
マセナ広場の噴水も「スノードーム」風に変身。アポロン像もサンタクロースに仮装させられちゃっておりました。
イルミネーションは、日本ではロマンチックな色合いが強いですが、ニースは白熊とかペンギンが多く、子供向けのほんわか仕様。
イベントなどもファミリー(子連れ)向けが多めって感じです。
とはいえ、飲食ゾーンでは大人グループがビールやヴァンショー、ワインボトルを開け、ニース名物「ソッカ」やカキなどをつまみながら語らっております。
妊婦の今年はお酒もナマモノもご法度のため、指をくわえて通過。
C'est parti pour les festivités de #NoelANice 😊🎅🌲 #pretpournoel #Nice06 pic.twitter.com/4GbO03i8w6
— Ville de Nice (@VilledeNice) 2016年12月2日
#ILoveNice 😍 faites votre photo avec le hashtag et partagez la sur vos réseaux sociaux 😉 #Nice06 pic.twitter.com/BcfwTvhzZn
— Ville de Nice (@VilledeNice) 2016年11月26日
スーパーも入口付近に山程クリスマス仕様のチョコレート製品やパネトーネが陳列されていたりして、日本で言うところの大晦日的な雰囲気を醸しております。
私も夫も、パネトーネはさほど好きではないのですが、レジ前に積み上げられているのをみると「買っちゃおうかな」と思ってしまいます。
来年は子どももいる予定だし、イベントには積極的に乗っかっていこう、アドベントカレンダー買おうと思った12月初旬でした。(昨日、売れ残りがないか探したけど、もうありませんでした。数日過ぎたらもう売り場からは撤収しちゃうのですね。残念)