フランス配偶者ビザ(2年)更新完了。
先週、携帯電話に県庁から「滞在許可証(Titre de séjour)ができたから、印紙269ユーロ分を持って取りに来い」とのメッセージ(SMS)が届きました。
で!
昨日取りに行ってきまして、無事に2年の滞在許可を確保いたしました。
やったー。
正直、大統領選挙の後になるんじゃないかと思ったりもしていたので安心しました。
ちなみにニース県庁では、滞在許可証の受け取りも申請と同じく3番窓口です。
申請は9時〜11時半、受け取りは13時〜14時半の受付。申請ほどではないですが、受け取りでも結構並びます。でも受付時間内に列に入っていれば大丈夫。
受付の人にレセピセと印紙を差し出せば、滞在許可証(Titre de séjour)と交換してくれます。受け取りサインして終了。
私、「兵庫県生まれ」と申請書類にちゃんと書いていたにもかかわらず、「東京生まれ」と記載されているのは、もうご愛嬌。運転免許証も「東京生まれ」になってたし。
気にしない。オレのせいじゃないし!(フランス人風に)
これで外出時にパスポートを持ち歩かずに済むの嬉しい。そして数ヶ月に一度何かしら発生していた手続きごとも一段落となりました(とはいえ、入れ替わりでムスメの予防接種やら何やらの手続きが始まるのであった)。
日本からフランスの運転免許に切替完了。
この度、無事に日本からフランスの運転免許への切替が無事に完了しました。
イメージ写真のような免許証を取得しました。
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OFII証紙発行1年以内であれば、書類手続きのみで切替可能
入国後3か月以内に受け取らなければならない移民局(OFII)の証紙発行日から1年以内であれば、書類手続きだけで日本からフランスの運転免許に切り替えることができます。
それ以降だと、ゼロから免許を取得しなければならない(もちろんフランス語)。それはさすがにまったく自信がありませんので、運転するしないは別として持っておくことにしました。
さて、昨年12月初旬から手続きを始めて、フランスの運転免許証を受領したのが2月中旬。
順調に手続きが進んだとして2か月くらいの時間的余裕をみておくと安心かと思われます。
用意した書類(2016年12月〜2017年2月現在・ニースの場合)
運転免許切替のために県庁(アルプ・マリティーム県)に提出したのは以下の書類です。
2017年2月時点の情報なので以後の変更などある場合もありますので、手続きの際はぜひ県庁に確認を。
郵送したもの
- 外国の運転免許からフランスの運転免許に変更するための申請書 (Demande de conversion de permis de conduire étranger en titre de circulation français):県庁のウェブサイトからダウンロード
- 日本の運転免許証の両面カラーコピー
- パスポートのコピー
- 滞在許可証(レセピセがあるならそれも)のコピー
- 運転免許経歴証明書、無事故・無違反証明書:日本から取り寄せてください。(英文バージョンもあるので念の為両方取り寄せて添付しました。)
- 日本の運転免許証の有効性に関する証明書(un certificat des autorités ayant déliveé le permis de conduire attestant de la validité des droits à conduire):4の書類をもとに大使館・領事館で発行してもらいます。手数料は発生しないので申請・受領とも郵送で可能。
- 自動車運転免許証明書(仏文):大使館・領事館で発行してもらいます。手数料が発生するため、申請または受取のどちらかを大使館・領事館に出向く必要があります。
- 居住証明書類:賃貸借契約書、過去3ヶ月分の水光熱費の請求書/領収書のコピー
- 顔写真3枚 ※これは後日届いた申請書に貼るべきだったかも。でも免許証には、このとき郵送した写真が使われました。
後日持参したもの
上記の書類を郵送した後に、県庁から通知があり以下を持参。
- Demande de permis de conduire - format de l'union européenné:複写式の申請書。通知と一緒に届いたので記入して提出。顔写真必要。
- 日本の運転免許証原本
以上で申請が受理され、二週間後に郵送で自宅にフランスの運転免許証が届きました。
日本の運転免許証は日本大使館から返還(または廃棄)
その後、日本大使館から、日本の運転免許証の返還または廃棄の確認書類が届きます、
私は、有効期限も3年ほどあるので帰国した際に運転できるよう返還してもらいます。これもパリから遠いところに居住している場合は送料自己負担で郵送してもらえます。
県庁窓口ではとにかく並びます。
県庁の滞在許可証セクションの申請窓口も、とてつもない長蛇の列ですが、割と負けず劣らずなのが運転免許の申請窓口。とにかく2時間は覚悟しておくのが望ましいです。
語学学校の友人も、最近滞在許可証と運転免許の手続きで旦那さん(10年前にフランス国籍を取得)と県庁に行ったところ、やはり2時間待ちだったそう。旦那さん「10年前から全然進歩してない…。」とのこと。
まあ、手続きを終えてしまえば忘れちゃうんだけど。
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育児中の炊事は子供との戦い お助けレシピ「グラタンドフィノワ」
なぜ赤ん坊は、親が「この子も機嫌よく一人遊びしてるし、今のうちに◯◯をする!」と何かを始めたら、数分後にぐずり出したりオムツだ飯だと言い出すんでしょうね。
始める前は数十分もご機嫌なときだってあるのに。
今、私にとって一番「勘弁してくれー」となるのが炊事の時。洗濯や皿洗いや買い出しなんかはいいんです、多少後回しにしたり何なら翌日に振り替えてもいい。
でも炊事はかなり困る。朝は夫の弁当、夜は夕食の用意。朝は夫の出勤時間が決まっているし、夕食がずれ込むと食事後に控えているムスメの入浴・寝かしつけまでずれ込む。
そのため、特に平日の夕食は夫の帰宅時間に合わせて仕上げるようなメニューは控えて、シチューとかポトフとか隙間時間で作って調理器具などは洗うとこまで済ませておいて、夫が帰宅したら温めて出す、というメニューが増えています。
で、最近汁物ばかりで飽きたな、というタイミングで「グラタン」やってやろうと思い、こちらのレシピを参照させていただきました。
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超簡単。夫(ジャガイモがあれば幸せ)に大好評。
ベシャメルソースを作らなくていいところが素晴らしい。別に作るのは苦ではない(むしろ好き)ですが、なにせ赤子の都合が読めないので、調理工程がシンプルであればある程ありがたい。
ジャガイモを厚さ1mmに切るという手間さえクリアすれば、あとはグラタン皿に敷き詰めて生クリームと牛乳を混ぜた液を流し込んでオーブンで焼くだけ。
ちなみにジャガイモ・チーズを3層に重ねる間に塩コショウするんですが、子供と攻防してて忘れてしまい、最後にまとめて塩を振りかけてみましたが、焼いてる間になんとなく混ざって全く問題ありませんでした。
ちなみにフランスに来てから買ったフランスの定番料理レシピ本にも、グラタンドフィノワ(Gratin Dauphinois)が載っていました。全然気づいてなかった。
そうか、わりと定番料理だったのかって感じ。
これからフランス人女子を育てていくんだから、いわゆる「フランスの一般的な家庭料理」も作るようにしとかないとなぁ、と思った次第。
ビザ更新 ひとまずレセピセを確保。
年末にとりかかっていたビザ(滞在許可証)の更新手続きですが、今週初め、ニース県庁からひとまずレセピセを発行してもらえることができました。有効期限は5月まで。
「有効期限長すぎやしませんか?」とも思いましたが、ビザセクションの連日の激込み具合を見れば、そりゃレセピセで一旦しのがないと役所もビザ発給が追いつかないわな、と。
不法滞在にならなければいいや、と。
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レセピセ取得に至るまで。
12月末(破水の前日だったな…)、ニース県庁に書類を揃えて夫とともに申請に行った時、担当者は「これでOK」という感じだったものの、やはり後日「夫婦で同居してる証拠をもっと出せ」との通知が届きました。
今回追加提出したのは下記の書類。
1.私もしくは夫宛に届いた書類をいくつか。
これは、要するに「同じ住所に私や夫宛の郵便物が届いてる」=「同居してます」ということを示す趣旨です。
- 保険証(Carte vitale)の受領台紙 ※セキュリテソシアル加入済であることも示す
- L'assurance maladieから届いた諸々の書類
- CAFから届いた諸々の書類
2.収入・税金関連の書類。
労働契約書と直近3ヶ月の給与明細、そして2015年の課税証明書。
そう言われても、私は渡仏後は働いていないため、そもそも出せる書類がないのですが、一応夫のものを提出。
私のものが何もないのもアレかなと、日本の2015年度の課税証明書のコピーをつけましたが、翻訳をつけたわけじゃないので(翻訳しろと言われてもどうすりゃいいの、って感じだし)おそらく無意味。まあ、不足があればまた何かお達しがくるでしょう。
これらを揃えてビザの件では2度目のニース県庁訪問。
事前受付で書類を受領してもらえたので、その後窓口に呼ばれてからものの10分足らずでレセピセが交付されました。早!
今回提出した書類で差し支えなければ、審査後にConvocationが届くので、印紙を持って再度県庁に来るように、とのことでした。
妊婦は優先されるけど、子連れ優先対応は無し。
とにかくめちゃくちゃ並ぶビザの窓口。妊婦やハンディキャップのある人は、優先的に手続きをしてもらえます。私も年末県庁訪問の際は、それを利用させてもらいました。
今回、子連れで訪れたのですが、生まれてしまうといくら子供が生後間もなくても優先手続きはなくなります。ダメモトで夫が掛け合ったもののやはり不可とのことでした。これはルールですし、致し方ないですね。
とはいえ、子供を預けられなくて連れてきてる場合もあるでしょうから、一定年齢の子を連れてる場合は、状況により配慮してもらえるようになるとありがたいなとは思いました。特にビザの手続きに関して言えば、そもそも幼い子自身がビザ申請の本人だったりするので、同行せざるをえないケースもあるでしょうから。
産んでみて初めて気づくことでした。
ニース県庁3番窓口はとにかく並ぶ!
今後ニース県庁で1回目のビザの更新をする方は、とにかく「待つ」ということを頭に入れて訪れてください。最低でも2時間。状況によりこれは延びるので、この時は午後一番の予定などは避けるのが無難。
11時半の受付終了時間の15分ほど前に列に入っていれば、並んでいる間に11時半が過ぎても、その日の受付はしてもらえます。あまりギリギリだと、事前受付のスタッフに「今日はここまで」とぶった切られてしまいます。そしてその決定は絶対です(笑)。しれっと並んでみても「あなたは今日はダメ。また出直してきて」と言われてしまうのでご注意を(※実際言われてるのを目撃)。
猫 「上の子」としての苦悩。
ムスメが生まれて約1ヶ月。
これまで我が家で1番ちやほやされていた猫、ムスメにその座を奪われる。
育児書などで、赤ちゃんが生まれるときは上の子のケアも忘れずにといった話を見ていましたが、我が家の場合は、猫にも当てはまったようです。
「こいつを攻撃してはいけない(めっちゃ怒られる)」
「他の人間はいいけど、こいつの上を歩いてはいけない(めっちゃ怒られる)」
「こいつのもの(ベッドとかバウンサーとか)に乗ったり触ってはいけない(めっちゃ怒られる)」
「とりあえず定期的にこいつの頭のニオイをチェック」
など、少しずつムスメとの共存に慣れてきているものの、私や夫がムスメの世話でてんやわんやになっていると、明らかにふてくされて、離れたところからじとっとした顔で見ているのが分かります。
最近は少し主張を始め、授乳中などに割り込んで来るようになりましたが。
邪険にしてるわけではなく、人間側に余裕がないだけなので、猫には少々お気の毒な状況。
私のとこに来て9年半にして、初の首位陥落。
健康だけど高齢ではあるし、心穏やかに長生きしてほしいので、ムスメが寝てる間などにできるだけイチャイチャしてあげることに努めたいと思います。
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フランス配偶者ビザ(2年!)更新手続きをしてきた。(2017/1/18追記あり)
私の最初の配偶者ビザは有効期限が2017年2月1日までなので、期限2ヶ月前を切っている本日、夫とともにニース県庁に行ってきました。
ひとまず不足書類・不備などなく申請書類を受領してもらえたので、現行ビザの有効期限1週間前になっても新しいビザ(滞在許可証)の通知等が届かなかったら、県庁までレセピセを取りに来て、とのことで本日は終了しました。
しかも。
てっきり1年の更新だと思っていたら、またルール変更があったらしく、移民局(OFII)関連の書類が揃っていたことにより2年のビザを発行してもらえることになりました。超うれしい!
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2年の配偶者ビザ取得には移民局(OFII)関連書類が必要。
先月末に県庁へ行って、ビザ更新のための申請書と添付書類リストをもらってきました。※こちらを参照。
その際、私としては「語学学校行けとか試験にパスしないとダメとか言っといて、その証明書類がリストに入ってないなんて、なんかおかしくない?」と思っていたのが移民局(OFII)関連の書類。
夫にも確認してもらったけどやはり書いてない。でも、フランス政府(関連組織)からもらったものは念のため全部持って行っとこうということで、下記も原本と写しを持参しました。
- 移民局(OFII)指定の市民講座受講修了証(2回分)
- 移民局(OFII)指定の語学学校の受講修了証
- DILF(A1)合格証明書
結果、全部必要でした。
私たちの手続きを担当してくれた職員曰く、「最近ルール変更があり、OFII関連の書類があれば有効期限2年のビザに更新できるようになった」とのこと。
万全を期したのが功を奏した形ですが、もし持参していなければ1年ビザだったのか、所持していれば後日郵送でもOKだったのかは不明。
なお、上記1〜3の書類のどれが正解だったかはよく分かりません。でもOFIIと記載のある書類は全て受領されたので、あるだけ持って行っておくと良いかと思われます。
公式サイトにも配布資料にもどこにも書いていないけど、しれっと改定・施行されている、フランスあるある。
2017/1/18追記:友人が2017年1月にビザ更新のためのリストを県庁に貰いに行ったところ、OFII云々ではなく「結婚して2年経ってたら2年ビザが申請できる」と説明されたそうです。どうやらこちらのほうが正解のようです。
次回は10年ビザにできるらしいです(今のところ)。
さらに嬉しいことに、この2年の配偶者ビザを更に更新するときは、10年ビザに更新できるとのこと(結婚後3年以上経過するという要件)。
ネットなどで見ていると、これまでは初回のビザを含め1年ビザを3回、4回目にようやく10年ビザを申請できると思っていたので、1回少なくなるのは非常に助かる。
とはいえ、移民に関しては語学学校の要件一つとっても、この1年に割とめまぐるしくルール変更が出ているので、数年先のことは分かりません。2017年はフランス大統領選もあるし、移民政策がどうなるかによって、また変更が出てくるでしょう。
役所や職員によって対応が変わる場合もありますし、その時その時のルールにうまく対応しながら切り抜けていく必要があるようです。
共同生活の証明書は色々あればある程良さそう。
夫の実家に間借りしている私たち。
共同生活の証明書といっても、共同名義の銀行口座証明くらいしか持ってません。賃貸契約書とかもないし、公共料金の領収書(親名義なので)もないし。
一応、義父に居住証明書を書いてもらう際に、「私と夫が一緒にこの家に住んでます」という書き方にしてもらったのですが、事前受付段階では「ちょっと足りないかも」と言われました。
幸い、居住証明書と銀行口座証明書で受理してもらえましたが、追加を要請された場合は、セキュリテソシアルから郵送で届いた書類(夫婦連名ではないが同じ住所宛に届いていることは確認できる)や加入証明書でも出してみるか、という感じです。
2017/1/18追記:やはり「同居を証明する書類をもっと出せ」という通知がきました。通知の差出人が窓口で対応してくれた人と違っているので、担当者によって見解が違うのかなという感じ。前述のとおり、セキュリテソシアルとCAFから届いてる書類をいくつか出してみようと思います。その他、申請書に「無職」と書いて提出したにも関わらず、労働契約書や直近3ヶ月の給与明細も要求されていますが、私の場合、フランスに来てからは無職のため「無いものは無い」で通す予定です。
時間短縮のため妊婦優先権を使わせてもらいました。
ビザ更新窓口には9時ちょっと過ぎに到着しましたが、その時点で30人くらい並んでました。前回行った時もすごい人数が並んでる。
これは、そもそも来訪者数が多いことに加えて、事前受付段階で比較的細かく書類チェックを受けるので時間が取られることも理由としてあるかと。
受付は9〜11時半までですが、事前受付にすべりこめれば、申請手続き自体は受付時間終了後も継続されています。なので、この手続きの日は時間的に余裕を持っておいたほうが精神的には良いかと思います。
今日は、夫が事前受付の職員と話し「妊婦優先権」を使わせてもらいました。ディズニーランドで言うところのファストパス的な。当然の権利として認められていることとはいえ、後ろにずらっと並んでる人たちの方は、なんとなく後ろめたくて見れなかったです。でも長時間立って並ぶのは今はこたえるので、ご容赦ください。そして感謝。
さて、来月末までにConvocationは無事に届くのでしょうか。
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DILFの暫定合格通知が届いた。
10月に受験したDILF A1の暫定合格通知(Attestation Provisoire de Réussite)が、今日!やっと!届きました。
なんやねん暫定って、と思って確認したら、詳細は受験場所まで取りに来なさい、ということらしい。1月の中旬の間に来てねということのようです。
確かに届いた通知にはスコアとか何も書いてない(ほんと一手間かけさせるよね、フランス…)
しかも、暫定合格通知の発行日11月4日って、試験1ヶ月後には出てたのね。取りに行かなかった私がいけないのかしら。
とにもかくにも、これで移民局(OFII)から指定された条件は、めでたくクリアできました。自信をもって来週はビザの更新手続きに行ってくるぞー。
そして先月末に空振りしたDELF A2の授業については未だに連絡がないけど、これも想定どおり。
「そういえば、あれどうなってんの?」なことが一つ減りました。
ちなみに、DILFの結果が判明した今、最大の「あれどうなってんの?」はフランスの運転免許証への切替手続きであります。
ニース県庁まで行って小一時間ならんで書類を出そうとしたら「郵送でいいから」とすげなく突き返されて、速攻送付してからかれこれ3週間、全く音沙汰なし。やっぱ配達記録付の郵便で送らなかったのは失策だっただろうか。
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初めての師走感のない年末。
日本では天皇誕生日を含めてクリスマス3連休となる今年。
去年までは、勤め人だったことや12月決算の会社にいたため、11月末頃から終わりに向かって日々カウントダウンで焦るような気持ちで過ごしていました。
お歳暮の受取や発送手配、会社の忘年会手配や、退職に向けた身辺整理や引継ぎなどでてんてこ舞いだったし。
今年は「そういえば師走だった」程度。
街に出ればクリスマス一色だし、殺気立って(?)プレゼントを買い求める人々に圧倒されて多少実感するけど、それ以外は普段どおりという感じ。
夫は春に入社したばかりで有給休暇のチャージが少なく、かつ夏のバカンスに有給休暇を前倒しで取得させてもらったため、基本的にカレンダー通りに出勤。
そして、祝日のクリスマス(Noël)も元旦(Jour de l’an)も日曜日に当たるため、休みが増えるわけでもなく(フランスは祝日の振替はないのだ)、なんも面白くねえ。
とは言え、出産したら夫は2週間の産休に入ることになるので、我が子から夫への最初の贈り物が「冬休み」ということになるかもしれません。ま、休めるわけないけどね!
我が家におきましては、多少のクリスマス装飾と25日は義父が「ごちそう作るよ」と言っている程度です。
しかし、私以外の家族のリクエストはSUSHIなので、出産が終わっていない限り生魚NGな私は焼き鮭定食になりそうです。義母によると、フランスにおけるクリスマスの定番料理は七面鳥だそうですが、もはや普段から手軽に食べれる食材のため皆飽き飽きしており、むしろSUSHI!SASHIMI!WASABI!ひゃっほう!な訳です。なんも面白くねえ。
クリスマスツリーも出してません。猫が5匹もいて、出せば倒される・復旧する・倒されるの人間だけが神経をすり減らす無限ループに陥ることが確実だから。
そんな師走感なくすぎていく夜、Netflixで「深夜食堂」の年越しそばの回を見てましたら、「これは食べねばならぬ」という心持ちになりました。
で、今は「かまぼこ」って手に入るのかしら?というのが、一番の関心事であります。
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ボンコワン(Le boncoin)でベビーカーを手に入れた。
赤子受け入れ用品最後の大物であったベビーカーを、やっと手に入れました。
ボンコワン(Le boncoin https://www.leboncoin.fr/)という何かを売りたい人、買いたい人のためのサイトです。出品されているのは、仕事・自動車(バイクなど)・家・家具・サービスなど様々。
今回、私達の居住地から近い場所にお住いの人が、こちらの条件に合うベビーカーを出品していたので、お会いして現物を見せていただき、状態も悪くなかったのでその場でお買い上げとなりました。
2014年モデルで2年使用、新品購入時1,000ユーロ(当時のレートで15万円くらい?高!)のベビーカーを125ユーロ(今のレートで16,000円くらい)で手に入れられたのだから上出来!
チャイルドシートとベビーカー(ベッド型に付替もできる)が揃いました。
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ニース在住の人ってどこでベビーカーを買うんだろう…。
しばらく前から「買わなくては」と思っていたベビーカーですが、ニース市街で取り扱っていそうな店を発見できず。ベビーカー押してる人は大勢いるのに。「皆どこでかってるんだろうね?」なんて夫とブツブツ。義母に聞いても「…確かに見かけないね」とのこと。
トラムやバスで1時間程のところにある大型ショッピングモール(Cap3000とか)に行けばあるのかもしれないなぁとは思いつつ、往復2時間かかる(買い物時間を含めると一日がかり)ことに、出かける前からどーんと腰が重くなって、延ばし延ばしになってました。
ありがとうボンコワン。
モノがよければ新品でなくても構わないと思っていたので「もういっそネットで探そう」とググったところ、ボンコワンであっという間に発見することができました。
義母にも「ボンコワンは良いよ」とのこと。出品リストを見ていると「え、こんな細かいものも売るの?(3ユーロとか)」と思うようなモノもありますが、蚤の市(ブロカント)も盛んなフランスの国民性とも合うのかなぁ、などと思った次第。
私達もキレイに使って、2年くらいしたらボンコワンで売ろうっと。
ちなみに、売主さんも「1,000ユーロで買ったんだよ!」と強調していただけあり(笑)、とても丈夫な造りのベビーカーです。「bébéconfort」というブランドでした。
売主さんも第2子出産を控えているとのことなのに売りに出したってことは、使ってみないと分からない欠点があったのかも。とりあえず理由の一つは「重量」かもしれない。でも定価の1割の値段で買えたから、十分満足だ!
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ニースもクリスマス仕様になってきました。
10〜11月にかけて観光客も減り、人少なになっていたニースですが、街の中心部であるマセナ広場がクリスマス仕様になり、遊園地や飲食ゾーンができてから、また賑わっております。
マセナ広場の噴水も「スノードーム」風に変身。アポロン像もサンタクロースに仮装させられちゃっておりました。
イルミネーションは、日本ではロマンチックな色合いが強いですが、ニースは白熊とかペンギンが多く、子供向けのほんわか仕様。
イベントなどもファミリー(子連れ)向けが多めって感じです。
とはいえ、飲食ゾーンでは大人グループがビールやヴァンショー、ワインボトルを開け、ニース名物「ソッカ」やカキなどをつまみながら語らっております。
妊婦の今年はお酒もナマモノもご法度のため、指をくわえて通過。
C'est parti pour les festivités de #NoelANice 😊🎅🌲 #pretpournoel #Nice06 pic.twitter.com/4GbO03i8w6
— Ville de Nice (@VilledeNice) 2016年12月2日
#ILoveNice 😍 faites votre photo avec le hashtag et partagez la sur vos réseaux sociaux 😉 #Nice06 pic.twitter.com/BcfwTvhzZn
— Ville de Nice (@VilledeNice) 2016年11月26日
スーパーも入口付近に山程クリスマス仕様のチョコレート製品やパネトーネが陳列されていたりして、日本で言うところの大晦日的な雰囲気を醸しております。
私も夫も、パネトーネはさほど好きではないのですが、レジ前に積み上げられているのをみると「買っちゃおうかな」と思ってしまいます。
来年は子どももいる予定だし、イベントには積極的に乗っかっていこう、アドベントカレンダー買おうと思った12月初旬でした。(昨日、売れ残りがないか探したけど、もうありませんでした。数日過ぎたらもう売り場からは撤収しちゃうのですね。残念)
カルトヴィタルUPDATE:ステイタスが「子ども待ち」になった。
先日、L'Assurance Maladieに出産予定日2か月前になったら提出する書類を提出してきました。手続き方法に一抹の疑わしさがあったもので、ちゃんとできるんだろうかと不安に思っていましたが、無事にセキュリテソシアルのステイタス(状態)に「J’attends un enfant(子ども待ち)」が追加されました。
これで出産時の費用はセキュ負担(のはず)。
カード情報も更新したので、これで産院での支払い時にカルトヴィタルを出せば、数千ユーロの費用は保険適用となります。
私たちの選んだ産院は私立の病院なので、別途600ユーロが必要になりますが、おそらくこれはミュチュエル(夫の会社で入ってる互助保険)の方である程度カバーされるはず。ともかく、全額自腹になる事態は回避できて本当に良かった。
※2017年11月追記;出産手当はCAF(家族手当金庫)から支給されます。ちゃんと満額923.08ユーロが受け取れました。
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妊娠月数に応じて受けられるサービス色々。
セキュリテソシアルの個人ページ(ameli.fr)で、妊娠月数に応じて保険で受けられる検査などが確認できます。
麻酔医との面談や、出産準備講習、血液検査など。
歯科検査もあるー。今のうちに行っておきたいな。これは夫と相談。
絶対押してはいけないボタンがあります!
昨日やらかして顔面蒼白になったんですが。
この「J’attends un enfant(子ども待ち)」のページの下に<DÉSACTIVER LE SERVICE>というボタンがさらっと設置してあるんですよ。
私、よくわからずこれをポチったところ「OUI」と「ANNULER」っていうボタンがさらに表示されました。で、あんまりよく読まずに「OUI」を押したところ、「J’attends un enfant(子ども待ち)」のページが消滅したんですよ。
そう、これ「サービスをキャンセルします」というボタン。
妊娠関係の補助が、受けられなくなる!出産費用自腹?!
履歴から再接続しようとしても「ページはありません」の表示。もう半泣きになりながら夫に「やっちまったかも」メッセージ。
しかし、夫もよくわからないということで、ひとまず帰宅したら対策を考えようということになりました。
なんだかんだで一夜明けて、サイトに再ログインしたところ、「J’attends un enfant(子ども待ち)」復活しとった!
理由は不明だけど、とにかく安心した。
夫からは、今後「DÉSACTIVER」と書いてあるものについては一度相談するようにと釘をさされました。
いや、ほんとごもっとも。あー怖かった。
だいたいにおいて書類優先のくせに、ウェブでキャンセルできるみたいな仕様、やめてほしい( ;∀;)
小切手を換金しよう。
フランスで銀行口座を開設すると、カードと一緒に小切手帳を発行してもらいます。
使い方はググると出てきます(乱暴ですいません)。ちなみに金額欄を数字ではなく文字で書かなくてはいけないというところで、今の私はお手上げでございます。
逆に、小切手を受け取ったら換金しないと自分の口座にお金は入りません。なので、受け取ったらいそいそと銀行に持っていきます。
小切手換金って、フランスに来て初めてやりました。日本では仕事以外(仕事でもほとんど)小切手にはお目にかかったことがありません。ましてや換金なんてしたことない。
でも、医者にかかった時、セキュリテソシアルでカバーされない部分をミュチュエル(互助保険)で補った場合、保険会社から小切手が送られてくるのです。恐らく銀行振替の手続きをしていれば指定口座に振り込んでくれるはずなのですが、夫の手が回っていない模様。
それはそれとして、これも一つの経験なので、私は楽しんでやっております。
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小切手を換金しよう。
私たち夫婦はCAISSE D'EPARGNEに口座を持っているので、換金の際は窓口に持っていきます。
- 換金したい小切手 ※裏面に小切手の宛名の人の署名
- 銀行口座番号
- 換金用の申請用紙(複写式)
申請書(上写真)に、換金したい小切手の発行銀行名(Banque)、金額(Montant)、換金日(Date du Dépôt)、銀行口座番号(No. Compte)、合計金額(TOTAL)を書き込みます。
何回かやって学習したのは、申請用紙(上写真)に予め必要事項を書き込んで持って行けば、小切手と一緒に窓口の人に手渡して申請書の本人控え分を受け取って終わりなので、あまり時間がかかりません。
2017/12/9追記:窓口の人に渡さなくても、①小切手の裏に振込先口座番号を記入し、②署名して、③換金用申請用紙と一緒に銀行の出入口付近(内部または外部)にあるポストに投函してもOKです。申請用紙と小切手は封筒に入れるかクリップで留めておくといいでしょう。
ATMの近くに用紙が置いてあったりするので、何枚か持っておくようにしています。
営業時間中、早めに持っていけば即日、閉店ギリギリに持ち込んでも翌日には振り込まれています。
銀行は月曜休業だけど、平日17時まで、土曜午前中も開いてます。
フランスの銀行が日本より良いと思うのは、CAISSE D'EPARGNEの場合ですが、月曜日を除く平日は8時半〜17時まで(※12時〜13時半までは昼休み)、土曜日も8時半〜12時まで窓口が開いているというところ。
私は今、時間に融通のきく専業主婦ですが、働いてる人には土曜日も営業してるって、かなり大事だと思う。私だって、何か複雑な手続きが必要な場合は、夫に付き添ってもらわないといけないだろうし、週末やってるのは助かります。
さて、明日もいそいそ換金に行ってこよう。
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学校始まらなかった…。
昨日、一抹の不安をブログに書いていたのですが。
予感的中。
学校、始まりませんでした。
時間どおりに行き、事務局の人が来るのをまって、レベル確認テストを受けた日に渡されたスケジュール表を見せながら聞いてみたんですが、
「まだ開講スケジュールが確定していない。決まったら電話かSMSする」とのことでした。
じゃあ、あのスケジュール表は何を意図して作ったんだ。一体何だったんだ。
通常であれば「これがフランス」と腹も立たないんですが、個人的事由により、今このタイミングを逃すと、およそ一ヶ月後には怒涛の出産・育児がスタートしてしまう予定なので、恐らく学校どころではなくなるものと推測。それだけに、すごく惜しい。
おそらく夫に電話連絡が入ると思われるので、時期を改めて(例えば半年後とか)受講することは可能か、もしくは1ヶ月集中ではなくもっとゆったりしたスケジュールの講座が無いかを聞いてもらうことにしました。
というか、この感じだと12月中の開講はないんじゃないかなー。クリスマス休暇も始まるし。
あー、残念。
後日談
結局、育児が若干落ち着いた一年後にA2に再チャレンジすることにしました。
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学校始まる、のかな?
先日の案内に基づくならば、いよいよ明日からDELF A2受験向けの授業が始まる、はずなのですが、説明会から後、学校からは何の音沙汰もないので、少々「ほんとかな?」という気がしないでもない前日の夕方でございます。
実はDILF A1の結果の通知もまだ手元に届いていないし…。
今回の講座は、かなりスケジュールがタイトに組まれておりまして、全100時間(週28〜30時間)をクリスマス休暇直前の12/22までに完了させるというもの。
そのため、木曜日の17時から19時までの補修枠に加え(木曜は午前午後とも授業あり)、土曜日の午前中も授業が入っており、仕事をしながら受講するというのは到底無理がある設定になっています。小さい子供がいる人にも、少々難しいです。実際、説明会にきていた人も「そんなにベビーシッターを頼めない」と申し入れをしていました。
これが年末という時期的な理由によるものなのか、無料で受講できる代わりに融通が効かない制度なのかは、ちょっと分かりかねます。その内確認してみよう。
とはいえ、自分の事情に立ち返れば、今絶好のチャンス。もう一ヶ月遅かったら、出産して子育てが始まり、とても無理だったと思う。
そんなわけで、お腹の子には「まだだよー、年明けまで待つんだぞー」と毎日話しかけております。
さて、ニースの比較的中心部に学校が位置し、授業開始は8時半であるため、日本を出て以来、久し振りに「通勤・通学ラッシュ」的時間帯にトラムを利用して登校することになります。秋まで通っていた学校は徒歩圏内だったので関係なかったのだけど。
東京都心で10数年電車通勤(京浜東北線・山手線・西武池袋線・有楽町線とか)していた身としては、トラムの混み具合なんて、むしろ「週末の昼間ですか?」程度のものなのですが、乗降客が多く、しかも皆さんいずれもゆったりした動作であるため、トラムの発着もとってものんびり(東京にくらべれば)。
そして私は今、徒歩スピードが亀。やろうと思えば小走りできるけど、さすがに。
というわけで、その分時間に余裕をみて家をでなければ。
起きれるのかしら…。
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